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xxii 個々の著述家など-日本 Ⅱ(20世紀後半等)
xxiii 日本の漫画、アニメーションその他

xxii. 個々の著述家など-日本 Ⅱ(20世紀後半等)

藤枝静男(1907-1993)       
安部公房(1924-1993)  光瀬龍(1928-1999)     
多田智満子(1930-2003) 小松左京(1931-2011)  入沢康夫(1931- )   半村良(1933-2002)  
荒巻義雄(1933- )   石原藤夫(1933- )   筒井康隆(1934- )   
堀晃(1944- ) 明石散人(1945- )  金井美恵子(1947- )  鏡明(1948- ) 
川又千秋(1948- ) 菊地秀行(1949- )     
山田正紀(1950- )  谷甲州(1951- )  夢枕獏(1951- )  栗本薫(1953-2009) 
神林長平(1953-)  野阿梓(1954- )  友成純一(1954- )  井辻朱美(1955- ) 
山尾悠子(1955- ) 山口泉(1955- )   奥泉光(1956- )  金子邦彦(1956- ) 
機本伸司(1956- ) 山本弘(1956- )  水見稜(1957- )  ひかわ玲子(1958- ) 
牧野修(1958- )  大原まり子(1959- )     
平谷美樹(1960- )  小林泰三(1962- )  京極夏彦(1963- )  菅浩江(1963- ) 
早瀬乱(1963- )  太田健一(1964- )  神坂一(1964- )  瀬名秀明(1968- ) 
谷川流(1970- )  東浩紀(1971- )  円城塔(1972- )  舞城王太郎(1973- ) 
うえお久光(1974- )  海猫沢めろん(1975- )  森見登美彦(1979- )   
森田季節(1984- )  黒石迩守(1988- )     
新城カズマ      その他 

近代など Ⅳ」の「xix. ラヴクラフトとクトゥルー神話など」の内「日本の作家による作品など」の項も参照

藤枝静男(1907-1993)

仏教 Ⅱ」のページの「iv. 弥勒、過去仏、多仏説など」の冒頭で挙げた、

藤枝静男、『田紳有楽』、1975
…………………

安部公房(1924-1993);

安部公房、「バベルの塔の狸」、『壁』(新潮文庫 草 121B)、新潮社、1969
1951刊本の文庫化

安部公房、「ノアの方舟」(1952)、『水中都市 デンドロカカリヤ』(新潮文庫 草 121G)、新潮社、1973
…………………

光瀬龍(1928-1999)については、

光瀬龍、『百億の昼と千億の夜』(ハヤカワ文庫JA 6)、早川書房、1973
1967年刊本の文庫化
とその漫画化版


原作・光瀬龍、絵・萩尾望都、『百億の昼と千億の夜』(1~2)(少年チャンピオン・コミックス)、秋田書店、1977/1978
に→こちら(須弥山・三千世界)や、そちら(弥勒)あちら(プラトーン)や、またこなた(ユダ)で登場していただきました。
萩尾望都については→こちらも参照


先立つのが

光瀬龍、『たそがれに還る』(ハヤカワ文庫JA 3)、早川書房、1973
1964年刊本の文庫化

続いて

光瀬龍、「アンドロメダ・シティ」(1970)、『アンドロメダ・シティ』(ハヤカワ文庫JA 128)、早川書房、1980

光瀬龍、『喪われた都市の記録』(ハヤカワ文庫JA 74)、早川書房、1976
1972年刊本の文庫化

この他、いわゆる〈宇宙年代記〉ものなど多くの短篇もありますが、とりあえず;

光瀬龍、『宇宙のツァラトゥストラ』(角川文庫 緑 395-4)、角川書店、1978
1975年刊本の文庫化

光瀬龍、『猫柳ヨウレの冒険《激闘篇》』(TOKUMA NOVELS)、徳間書店、1986

また、いわゆる科学啓蒙書の類として;

光瀬龍、『新しい宇宙論 失われた時空間の謎 われわれはどこへ行くのかを知る』(プレイブックス)、青春出版社、1998
宇宙最後の謎〝時空間〟の存在を解く鍵-われわれがはじめて触れた聖域の深層-/〝時間〟が逆転する現在・過去・未来の世界-「ビッグバン」に隠されていた〝無〟の歴史-/無限の〝空間〟が消滅する最後の瞬間-闇の世界「ブラックホール」に入り込んだ宇宙船のその後-/人類の未来を支配する〝宇宙空間〟の運命-宇宙の果てに安住の地はあるのか-など、202ページ。

光瀬龍作品の書誌情報については、サイト『SF辺境探査船』を参照

光瀬龍が亡くなったとの報を見た時、次のような文章を認めたことがあったりしました;

△月△日
光瀬龍が没した。思えば、須弥山宇宙や弥勒について、さらに、グノーシス的な反神論という以上に、まったきものとしての世界、その外から到来するもの-だから善だの悪、救いとも報いとも何らかかわりないーとしての神との神学、そしてそれに対峙するアシユラ/リユシフェルといったイメージを頭に刻みつけたのは、『百億の昼と千億の夜』だった。
こうした主題系は、一方で永井豪の『デビルマン』をふりかえりつつ、小松左京の『結晶星団』や山田正紀の諸作に、他方仏教における無神論というよりは神々の相対化と、仏陀の神格化から蓮華載世界のヴィジョンにいたる論理の軌跡との相克の認識へとつながることになる。壮大だ。
また、何かをすっとばしてしまっているような文体というか筋運びと、そこから生じる苛立ちめいた感覚。それはたとえば、ジュヴナイルの「立ちどまれば死」において、右往左往する主人公のかたわらで、やはり事件に巻きこまれた少女が浮かべる凄槍といってよい表情に結晶していたものだ。かっこよかった。合掌。

                          『蟋蟀蟋蟀』、no.5、1999.11.23、「小躍り堂日乗」より、p.5。
…………………

仏教 Ⅱ」のページの「iii. 華厳経、蓮華蔵世界、華厳教学など」の冒頭でふれたのが、

多田智満子、『鏡のテオーリア』、1977
鏡のテオーリア;序/歩む鏡/向きあった鏡/見ることは見られること/まなざし/見ることは驚くこと/鏡の威光/鏡の迷宮/水鏡/大円鏡/因陀羅網//
鏡をめぐる断章;眼の月/アルキメデスの凹面鏡/バックミラー考/影を失った男たち/鏡と唐の詩人たち/仏の鏡像/世界の鏡//
跋など、162ページ。
でした。

こちらでも触れています

多田智満子(1930-2003)にはまた、


詩集『薔薇宇宙』(1964)の表題作とそれにまつわるエッセイ「薔薇宇宙の発生」
があります(→こちらでも触れています);
『多田智満子詩集』(現代詩文庫 50)、思潮社、1972、pp.57-59 および pp.110-121、
また「エクピローシス以後」(pp.79-81)、

同じく同書所収の鷲巣繁男「クロノスと戯れ」(pp.124-145)(鷲巣繁男について→こちらを参照
なども参照。

さらに

多田智満子、『魂の形について』、白水社、1981
たま あるいは たましひ/何を以て羽翼有るや/白鳥 黒鳥/漂えるプシュケー/オシリスの国/ラーの舟/蜂蜜あるいはネクタル/魂の梯子と計算/心臓から蓮華へ、など、192ページ。

多田智満子、『花の神話学』、1984

多田智満子、『夢の神話学』、1989

多田智満子、『動物の宇宙誌』、2000

こちらも参照
…………………

小松左京(1931-2011)については、まずは次の3作;

小松左京、『果しなき流れの果てに』(ハヤカワ文庫 JA 1)、早川書房、1973
1966年刊本の文庫化

小松左京、『神への長い道』(ハヤカワ文庫 JA 60)、早川書房、1975
の表題作(1967)
他に;宇宙鉱山/飢えた
宇宙(そら)宇宙(そら)に嫁ぐ/星殺し/再会//
あとがき/解説(小原秀雄)など、236ページ。


こちらでも触れています

小松左京、『結晶星団』(ハヤカワ文庫 JA 56)、早川書房、1975
の表題作(1972)
他に;
HAPPY BIRTHDAY TO ……-孤独について-/失われた結末/タイム・ジャックなど、282ページ。

こちらや、そちらや、あちら、またこなたそなたあなたでも触れています

また

小松左京、『青い宇宙の冒険』(角川文庫 緑 308-12)、角川書店、1976
1972年刊本の文庫化

本書についてこちら(→三重県立美術館ニュース、no.119、2010.12.10、『ひろがるアート~現代美術入門篇~』関連記事[ <まぐまぐ!のサイト ])でふれたりもしました。

こちらにも挙げておきます

小松左京、『エスパイ』(ハヤカワ文庫 SF 34)、早川書房、1971
クライマックスの対話相手に注目。

小松左京、『ゴルディアスの結び目』、角川書店、1977
岬にて/ゴルディアスの結び目/すぺるむ・さぴえんすの冒険-SPERM SAPIENS DUNAMAI の航海とその死-/あなろぐ・らう゛-または、〝こすもごにあⅡ〟-など、252ページ。

この他気がついた範囲で;

小松左京、「彼方へ」、『ウインク』(角川文庫 緑 308-2)、早川書房、1972

小松左京、「BS6005に何が起こったか」、『牙の時代』(角川文庫 緑 308-7)、角川書店、1975

小松左京、「こういう宇宙」、『骨』(集英社文庫 32-A)、集英社、1977

小松左京、「偉大なる存在」、『偉大なる存在』(ハヤカワ文庫 JA 104)、早川書房、1978

小松左京、「雨と、風と、夕映えの彼方へ」、「氷の下の暗い顔」、『氷の下の暗い顔』(角川文庫 緑 308-33)、角川書店、1982

小松左京、『虚無回廊Ⅰ』、徳間書店、1987
  同、   『虚無回廊Ⅱ』、徳間書店、1987
  同、   『虚無回廊Ⅲ』、角川春樹事務所、2000

小松左京作品の書誌情報については、サイト『小松左京ホームページ』を参照
…………………

入沢康夫(1931- );

『入沢康夫詩集 現代詩文庫 31』、思潮社、1970

同じ著者による→こちらを参照

星野徹、「密儀としての詩 たとえば入沢康夫の場合」、『ユリイカ』、vol.6-9、1974.7.20:「総特集 オカルティズム」、pp.245-254

入沢康夫、「迷宮の構造に関する妄想」、『ユリイカ』、vol.15 no.3、1983.3:「特集 幻想の建築 〈空間〉と文学」、pp.50-52
…………………

半村良(1933-2002)については、「日本 Ⅱ」のページで

産霊山秘録』(1973)
に登場願いましたが、まずは;

半村良、『妖星伝』(全7巻)、講談社、1975-1993

この他、手に取った範囲内では;

半村良、『獣人伝説』(角川文庫 緑 375-11)、角川書店、1978

半村良、『邪神世界』(講談社文庫 33-10)、講談社、1980

半村良、『魔境殺神事件』(新潮文庫 231-2)、新潮社、1984

こちらで『石の血脈』(1974)について少し触れました
…………………

荒巻義雄(1933- )については、

ロマン主義、近代など(18世紀末~19世紀)」のページでニーチェに関連して

大いなる正午」(1970)
を挙げた他、

グノーシス諸派など Ⅲ」のページで

神鳴る永遠の回帰 ビッグ・ウォーズ Part 1』(1978)
の「あとがきに代えて」に触れたり、また同じページで

聖シュテファン寺院の鐘の音は』(1988)
を挙げたりもしました。


『ビッグ・ウォーズ』シリーズ(Part 1~4、枝篇3作、外篇1作、関連作品1作)、『空白』シリーズ(4作)、『黄金』シリーズ(5作)等々と、いろいろあるのでしょうが、ここは次の2作を;

荒巻義雄、『時の葦船』(講談社文庫 46-1)、講談社、1979
1975年刊本の文庫化

こちらや、あちらでも少し触れています


荒巻義雄、『神聖代』、徳間書店、1978

また「大いなる正午」を収めた初期作品集として、

荒巻義雄、『柔らかい時計』、徳間書店、1978
白壁の文字は夕陽に映える/緑の太陽/柔らかい時計/トロピカル/大いなる失墜//
たった一人でも-あとがきに代えて、など、238ページ。


同じく初期作品集の2;

荒巻義雄、『宇宙25時』、徳間書店、1978
レムリアの日/ああ荒野/無限への崩壊/宇宙25時//
私の助走時代-あとがきに代えて、など、220ページ。


この他;

荒巻義雄、『エッシャー宇宙の殺人』(中公文庫 A 199)、中央公論社、1986
『カストロバルバ-エッシャー宇宙の探偵局』(1983)の文庫化

ちなみに上掲『聖シュテファン寺院の鐘の音は』(1988)の前篇にあたるのが

荒巻義雄、『白き日旅立てば不死』(ハヤカワ文庫 JA 80)、早川書房、1976
で、タイトルをそのままエピグラフにしたことがあります→「花嫁装束再び ─ダニ・カラヴァン『斜線』の上を歩きながら─」、『ひる・ういんど』、no.70、2001.2.28 [ < 三重県立美術館のサイト ]。
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石原藤夫(1933- );

石原藤夫、『ハイウェイ惑星』(ハヤカワ文庫 JA 55)、早川書房、1975
1967年刊本の文庫化
ハイウェイ惑星/安定惑星/空洞惑星/バイナリー惑星/イリュージョン惑星//
解説(石川喬司)など、268ページ。


石原藤夫、『生きている海』(ハヤカワ文庫 JA 93)、早川書房、1977
1970年刊本の文庫化
宇宙時代;生きている海/時間と空間の涯/地球の子ら//
科学時代;書物の未来/読書の習慣/なべてどの世も不安定/先駆者の述懐/助かった3人/宇宙の歴史/未来の大発明/トイレット惑星/人類の進化/タンポポ・ハウス/時間の輪//
情報化時代;情報エリート/セックス電話時代/テレビ教育時代など、338ページ。


石原藤夫、『ストラルドブラグ惑星』(ハヤカワ文庫 JA 71)、早川書房、1975
コンピューター惑星/システム化惑星/エラスティック惑星/ストラルドブラグ惑星/パラサイト惑星/愛情惑星など、276ページ。

石原藤夫、『ブラックホール惑星』(ハヤカワ文庫 JA 110)、早川書房、1979
ブラックホール惑星/ホワイトホール惑星/情報惑星など、278ページ。

石原藤夫、『タイムマシン惑星 惑星シリーズ』(ハヤカワ文庫 JA 143)、早川書房、1981

石原藤夫、『光世紀パトロール』(徳間文庫 216-5)、徳間書店、1986
『ランダウの幻視星』(1981)の文庫化

石原藤夫、『アンテナ惑星 惑星シリーズ』(ハヤカワ文庫 JA 151)、早川書房、1982
海神惑星/ホイール惑星/アンテナ惑星//
解説(松崎真治)など、328ページ。


石原藤夫、『宇宙船オロモルフ号の冒険』(ハヤカワ文庫 JA 191)、早川書房、1984
1982年刊本の文庫化
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筒井康隆(1934- ) については、「アフリカ」のページで

アフリカの爆弾」(1968)
に登場いただきましたが、宇宙論に関わるものとしては;

筒井康隆、「幻想の未来」、『幻想の未来』(角川文庫 緑 305-1)、角川書店、1971
1968年刊本に基づく文庫

筒井康隆、『脱走と追跡のサンバ』(角川文庫 緑 305-8)、角川書店、1974
1971年刊本の文庫化

神学に関わるものとして『エディプスの恋人』(1977)がありますが、現在行方不明。
別の意味で神性顕現の何たるかを綴ったのが;


筒井康隆、「弁天さま」、『ウィークエンド・シャッフル』(講談社文庫 108-3)、講談社、1978
1974年刊本の文庫化

筒井康隆、「バブリング創世記」、『バブリング創世記』(徳間文庫 202-5)、徳間書店、1982
1978年刊本の文庫化

筒井康隆作品の書誌情報については、サイト『筒井康隆』を参照
…………………

堀晃(1944- );

堀晃、『エネルギー救出作戦』(新潮文庫 ほ 6-1)、新潮社、1985
1975年刊本の再編集版
遺された文化/電子猫/月へ逃げた男/ハロー! ハロー!/マイナス・ギャンブル/森からの声//
エネルギー黄金時代/エネルギー自給都市/エネルギー略奪装置/エネルギー不要機関/エネルギー救出作戦/エネルギー逆流計画/エネルギー増殖組合/エネルギー盗難事件/エネルギー蓄積日記/エネルギー二重影像/エネルギー終末時代/省エネねずみ算/ネゲントピア//
宇宙くじらの声/呪われた航路/接触の儀式/巨石のメッセージ/遺言/太陽系ルーレット/金魚鉢シンドローム/みどりの星へ/冥王星通信/安楽死星//
解説(中村誠一)など、282ページ。


堀晃、『太陽風交点』(徳間文庫 214-1)、徳間書店、1981
1979年刊本の文庫化
イカルスの翼/時間礁/暗黒星団/迷宮の風/最後の接触/電送都市/骨折星雲/太陽風交点/遺跡の声/悪魔のホットライン//
解説(小松左京)など、320ページ。


堀晃、『梅田地下オデッセイ』(ハヤカワ文庫 JA 126)、早川書房、1981
アンドロメダ占星術/塩の指/無重力の環/宇宙猿の手/猫の空洞/地球環/熱の檻/逆立方程式/梅田地下オデッセイ//
宇宙SFのイメージ・デザイナー-解説的「堀 晃」論-(石原藤夫)など、376ページ。


堀晃、『恐怖省』(集英社文庫 146-A)、集英社、1982
蜜の底/沈黙の波動/ペルセウスの指/コスモス・クロック/恐怖省/過去への声/蒼ざめた星の馬/宇宙葬の夜//
解説(かんべむさし)など、256ページ。


堀晃、『漂着物体X』(双葉文庫 ほ 01-1)、双葉社、1989
1987年刊本の文庫化

堀晃、『バビロニア・ウェーブ』、徳間書店、1988

ノンフィクションとして;

堀晃、『マッド・サイエンス入門』(新潮文庫 ほ 6-2)、新潮社、1986
序章 マッド・サイエンスとじゃなにか?/社長室のブラックホール/地震喪失/はたちの屍臭/キバ民族説/顔面宇宙/鏡よ鏡……/無から有を/時間よとまれ/おれはスーパーマン/第10番惑星/誰がロボットを殺したか/月は地獄か極楽か/日替わり定食宇宙//
ボイジャー・カレンダー-あとがき・補註・その他-//解説(大野万紀)など、238ページ。

…………………

明石散人(1945- );

明石散人、『鳥玄坊先生と根源の謎』(講談社ノベルズ アX-01)、講談社、1997
 同、    『鳥玄坊 時間の裏側』(講談社ノベルズ アX-02)、講談社、1998
 同、    『鳥玄坊 ゼロから零へ』(講談社ノベルズ アX-03)、講談社、1999
…………………

金井美恵子(1947- );

金井美恵子、『夢の時間』(新潮文庫 草 165B)、新潮社、1975
1970年刊本の文庫化
夢の時間/奇妙な花嫁/燃える指//
解説(野口武彦)など、226ページ。


金井美恵子、『春の画の館』(講談社文庫 124-2)、講談社、1979
1973年刊本の文庫化

解説として収録された「夢のジャムの氾濫」(巖谷國士)は、『宇宙模型としての書物』(青土社、1979)より転載。後者には金井美恵子論としてさらに、「かがみ・かがみ」と「書くことの苦痛と快楽」を収め、3篇合わせて「岸辺のない海 金井美恵子」としています(pp.46-61)。
…………………

鏡明(1948- );

鏡明、『不確定世界の探偵物語』(創元SF文庫 727-01)、東京創元社、2007
1984年刊本の文庫化
…………………

川又千秋(1948- )については、

グノーシス諸派など Ⅲ」のページで

幻視界』(全4冊)(1988-1991)

近代など(20世紀~) Ⅲ」のページで
幻詩狩り』(1984)

に登場してもらっていますが、また;

川又千秋、『反在士の指環』(徳間デュアル文庫 D か 4-2)、徳間書店、2001
『反在士の鏡』(1981)収録の第1部~第3部に、第4部~第6部を加えて完結させたもの

川又千秋、『創星記』(上下)(ハヤカワ文庫 JA 290/261)、早川書房、1989
1985年刊本に加筆訂正したもの。

川又千秋、『宇宙船(メビウス)号の冒険』(新潮文庫 か 14-2)、新潮社、1985

川又千秋、『惑星オネイロスの伝説』(新潮文庫 か 14-3)、新潮社、1987

川又千秋、『夢魔城』、中央公論社、1989
…………………

菊地秀行(1949- )については、

メソポタミア」のページで

魔宮バビロン(魔界都市〈新宿〉)』(1988)
を、

クトゥルー神話に関連して,
この地に朱の楽園を-ラヴクラフト《クトゥルー神話》
(その下の『別冊幻想文学 10 ラヴクラフト・シンドローム』にも「夕ばえの街-ラヴクラフト旅行記」あり)
および
マリオネットの譚詩(バラード)』(1994)
を挙げましたが、他に;


菊地秀行、『夢幻舞踏会』(祥伝社ノン・ポシェット NPN97)、祥伝社、1988
1985年刊本の文庫化
こちらにも挙げておきます

また、漫画の原作者として→こちらを参照
映画論について→こちらを参照
…………………

山田正紀(1950- )については、「仏教 Ⅱ」のページで弥勒に関連して
弥勒戦争』(1976)

同じく空海に関連して
延暦十三年のフランケンシュタイン』(1988)

インド」のページで
神々の埋葬』(1977)、『火神(アグニ)を盗め』(1977)

中国 Ⅱ」のページで
崑崙遊撃隊』(1978)

アメリカ大陸など」のページでマヤに関連して
チョウたちの時間』(1979)

北欧、ケルト、スラヴなど」のページで北欧神話に関連して
デッド・エンド』(1980)

近代など(20世紀~) Ⅲ」のページでグルジェフに関連して
ツングース特命隊』(1980)

イスラーム Ⅲ」のページでヤズィード派に関連して
孔雀王』(1981)

日本 Ⅱ」のページで
顔のない神々』(1987)

ロマン主義、近代など(18世紀末~19世紀)」のページで
エイダ』(1994)
と、さんざん登場いただきましたが、まだまだあります;

山田正紀、『神狩り』(ハヤカワ文庫 JA 88)、早川書房、1976
1975年刊本の文庫化

触発されたというラッセルの『超生命ヴァイトン』(1943)は→こちらを参照(山田正紀インタビュー by 笠井潔、「世界の変容、『神』の変貌」、『SF Japan』、vol.04、2002.4、pp.15-101:「特集:山田正紀 神狩り2」、pp.94-95)
また本作への「オマージュ」とされるのが→こちら


  同、  『神狩り2 リッパー』、徳間書店、2005

山田正紀、『地球・精神分析記録-エルド・アナリュシス-』(徳間文庫 210-1)、徳間書店、1981
1977年刊本の文庫化

山田正紀、『超・博物誌』、徳間書店、1980

山田正紀、『宝石泥棒』、早川書房、1980
  同、   『宝石泥棒Ⅱ』(上下)、早川書房、1989
こちらでも触れています

山田正紀、『最後の敵 《モンスターのM・ミュータントのM》』(徳間文庫 210-4)、徳間書店、1985
1982年刊本の文庫化

山田正紀、『夢と闇の果て』(集英社文庫 や 6-3)、集英社、1988
1984年刊本の文庫化

山田正紀、『神獣聖戦 Ⅰ 幻想の誕生』(TOKUMA NOVELS)、徳間書店、1984
  同、   『神獣聖戦 Ⅱ 時間牢に繋がれて』(TOKUMA NOVELS)、徳間書店、1984
  同、   『神獣聖戦 Ⅲ 鯨夢(GAME)鯨夢(GAME)!』(TOKUMA NOVELS)、徳間書店、1986
  同、   『魔術師』、徳間書店、1986
シリーズⅠ~Ⅲは後に改訂・再編集して
  同、   『神獣聖戦』(上下)、徳間書店、2008

山田正紀、『機械獣ヴァイブ 1 獣黙示篇』(ソノラマ文庫 61-A)、朝日ソノラマ、1985
  同、   『機械獣ヴァイブ 2 獣地底篇(ソノラマ文庫 61-B)、朝日ソノラマ、1986
  同、   『機械獣ヴァイブ 3 獣誕生篇(ソノラマ文庫 61-C)、朝日ソノラマ、1987
  同、   『機械獣ヴァイブ 4 獣転生篇(ソノラマ文庫 61-D)、朝日ソノラマ、1988
未完だったのを後に完結させて1冊にしたのが;

山田正紀、『未来獣ヴァイブ』(SONORAMA NOVELS)、朝日ソノラマ、2005
こちらにも挙げておきます

山田正紀、『幻象機械』(中公文庫 や 24-1)、中央公論社、1990
1986年刊本の文庫化

山田正紀、『エンジェル・エコー』(新潮文庫 や 30-1)、新潮社、1987

山田正紀、『機神兵団』(全10巻)(ハルキ文庫 や 2-15/17~25)、角川春樹事務所、1999~2000
1990~1994年刊本の文庫化

山田正紀、『ジャグラー』(徳間デュアル文庫 Dや 3-3)、徳間書店、2002
1991年刊本の文庫化
この作品には


山田正紀、『ジュークボックス』、徳間書店、1990
から〈生命言語(ランガー)〉というモティーフを引き継いでいます。
なので合わせて→こちらにも挙げておきます


山田正紀、『妖虫戦線 1 バビロン・プロジェクト』(C NOVELS 24-13)、中央公論社、1995
  同、   『妖虫戦線 2 妖虫、めざめる』(C NOVELS 24-14)、中央公論社、1995
  同、   『妖虫戦線 3 ヘル・パラダイス』(C NOVELS 24-15)、中央公論社、1995
  同、   『妖虫戦線 4 分岐点』(C NOVELS 24-16)、中央公論社、1995
未完のシリーズ

山田正紀、『神曲法廷』(講談社ノベルス ヤE-05)、講談社、1998

山田正紀、『ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件』(ハヤカワ・ミステリワールド)、早川書房、2001
  同、   『マヂック・オペラ 二・二六殺人事件』(ハヤカワ・ミステリワールド)、早川書房、2005
  同、   『ファイナル・オペラ』(ハヤカワ・ミステリワールド)、早川書房、2012

山田正紀、『イリュミナシオン 君よ、非情の河を下れ』、早川書房、2009

長篇ばかりになってしまいましたが、短篇からはとりあえず;

山田正紀、「銀の弾丸」(1977)、『終末曲面』(講談社文庫 51-1)、講談社、1979
1977年刊本の文庫化

日本におけるクトゥルー神話創作の比較的早い例ということで、『クトゥルー怪異録』(1994/文庫版:2000)にも収録されています。
山田正紀によるクトゥルー神話としては、もう一つ;


山田正紀、「宇宙からの色の研究」、『ホームズ鬼譚~異次元の色彩』、2013

さらに;

山田正紀、『クトゥルフ少女戦隊 第1部』(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)、創土社、2014
山田正紀、『クトゥルフ少女戦隊 第2部』(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)、創土社、2014

『第2部』の解説(菖蒲剛智)にも記されているように(p.260)、『第1部』の第2章11で言及され、その後も何度か参照される「このSF作家の別の作品」(p.158)は小松左京の「結晶星団」です。またその直前に登場する「遺作であり、未完の大作」(p.155)は同じく小松左京『虚無回廊』(あわせて→こちらを参照)。ラヴクラフトについては『第1部』第2章15で述べられています(pp.179-180)。、また『第1部』第2章10で脚本家である登場人物の一人が、「じつはクトゥルフは『愛』の体現者であり、人類こそが凶暴で邪悪な生命体ではないか、という仮説を第7話のエピソードにコッソリ忍びこませておいた」(p.149)というのは、自作の上掲「銀の弾丸」(1977)を想起しているのでしょう。
こちらでも挙げています

山田正紀作品の書誌情報については、『SF Japan』、vol.04、2002.4、pp.15-101:「特集:山田正紀 神狩り2」中の日下三蔵編、「山田正紀著作リスト[完全版](2002年2月末日現在)」(pp.91-93)参照
同特集には他に;『神狩り』再読(上野俊哉)/対談 天使の質量は、誰がはかるのか?(山田正紀・押井守)/やまだ道 耶麻霊サキの青春(田中啓文)/山田正紀ファンクラブ(プロ限定)結成式(我孫子武丸、菅浩江、田中啓文、西澤保彦、牧野修、他)/世界の変容、「神」の変貌(山田正紀・笠井潔)など

また、サイト「山田正紀ガイド」 [ < 『黄金の羊毛亭』] も参照

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谷甲州(1951- )については、

中央アジア、東アジア、東南アジア、オセアニアなど」のページで

天を越える旅人』(1994) 
に触れましたが、他に;

谷甲州、『終わりなき索敵 航空宇宙軍史』(上下)(ハヤカワ文庫 JA 569/570)、早川書房、1996
1993年刊本の文庫化
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夢枕獏(1951- )については、

仏教 Ⅱ」のページで

上弦の月を喰べる獅子』(1989)

『幻獣変化』(1981)

『涅槃の王』(全6巻)(1991-1996)

を挙げました。それ以外に;

夢枕獏、『ねこひきのオルオラネ』(集英社文庫 コバルト・シリーズ 花 58-A)、1979
ねこひきのオルオラネ/山奥の奇妙なやつ/自分ぼっこ/山を生んだ男//
あとがきなど、192ページ。


夢枕獏、『遙かなる巨神』(双葉ノベルズ 004)、双葉社、1980
木犀のひと/どむ伝/魔性/わらし/蒼い旅籠で/消えた男/千日手/遙かなる巨神//
タイポグラフィック・ストーリー;カエルの死/ローズマリーの……/走る人/泣きじゃくる子供/みっつの死/終電の事故/崩壊のプロセス//
後書き 後乱駄文-あとらんだむなど、214ページ。


夢枕獏、『歓喜月の孔雀舞(パヴァーヌ)』、新潮社、1987
ころぼっくりの鬼/微笑/優しい針/蛇淫/髑髏盃(カパーラ)/檜垣-闇法師/歓喜月の孔雀舞(パヴァーヌ)//
あとがきなど、262ページ。


夢枕獏、『混沌(カオス)の城』(上下)、光文社、1991

夢枕獏、『月に呼ばれて海より如来(きた)る』(徳間文庫 ゆ 2-14)、徳間書房、2001
1999年刊本の文庫化

こちらでも触れています
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栗本薫(1953-2009)には

近代など(20世紀~) Ⅳ」のページで、

中島梓名義の『道化師と神 SF論序説』(1984)

また同じページのクトゥルー神話関連で
栗本薫、『魔境遊撃隊』(第1部・第2部)(1984)

栗本薫、『夢魔の4つの扉 グイン・サーガ外伝 14』(1998)
を挙げましたが、他に;

栗本薫、『時の石』(角川文庫 緑 500-3)、角川書店、1983
時の石/黴/BURN(紫の炎)//
解説(鏡明)など、282ページ。

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神林長平(1953-)には

エジプト」のページで

ラーゼフォン 時間調律師』(2002)
に登場してもらいましたが、数多くの作品から、まずは次の2作;

神林長平、『プリズム』(ハヤカワ文庫 JA 227)、早川書房、1986

神林長平、『猶予の月』、早川書房、1992

また

神林長平、『完璧な涙』(ハヤカワ文庫 JA 322)、早川書房、1990

神林長平、『死して咲く花、実のある夢』(ハヤカワ文庫 JA 566)、早川書房、1996
1992年刊本の文庫化

神林長平、『言壺』、中央公論社、1994
こちらにも挙げておきます

神林長平、『小指の先の天使』、早川書房、2003

神林長平の作品については、サイト『神林地帯』 [ < 石堂藍のサイト] を参照
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野阿梓(1954- );

野阿梓、『兇天使』(上下)(ハヤカワ文庫 JA 221/222)、早川書房、1986

こちらや、あちらにも挙げておきます
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友成純一(1954- );

2号で廃刊になったらしい『ホラーウェイヴ』誌のその2号(1999.3)は「友成純一&鬼畜スペシャル!」特集で、そこに再録された

友成純一、「幻想の速度-国枝・夢野・久生」(pp.87-101)
の後書き的な文章として

友成純一、「我が妄執〈正四面体の宇宙論〉」(pp.102-103)
が掲載されていました。見開きの分量で、宇宙論の内容については「『宇宙は球に内接した正四面体である』という妄想に駆られていて、これをポーの『ユリイカ』や稲垣足穂のエッセイのような形で、論証したかった」云々と触れられているばかりですが、「これこそ、私のライフワークである。必ずや完成させたいが」……と記されて、その後どうなったのか、いかんせん著書の数が半端でなく、しかも何冊か読んでみればなかなかにきつい内容なので、とりあえず目に止まったのは;

友成純一、『人獣裁判』(奇想天外ノベルス)、大陸書房、1987
の「第9章 破戒同盟・教理篇」(pp.155-171)が「いずれ宇宙論をまとめたいなあという、ささやかな意志表示」(「あとがき」、p.211)とのことです。カタリ派が用いた『ヨハネ問答録-秘密の晩餐』が引きあいに出されたりするものの(p.159)、ここで宇宙論議をするのは〈正四面体の宇宙論〉にとり憑かれているという語り手(p.164、pp.170-171とは別の人物でした。なおその人物についての挿話が綴られる「第6章 眼力狂人」(pp.100-121)もなかなか興味深い。

この他、

友成純一、『樹夢-グリーン・ドリーム-』(幻狼ファンタジアノベルス)、幻冬舎、2009
p.42、p.104、p.183 などでも〈正四面体の宇宙論〉に言及されますが、詳しく展開はされていません。
他にもあるのでしょうか?


なお

友成純一、『覚醒者』(光文社文庫 と 15-1)、光文社、2005
はクトゥルー神話でした(→こちらも参照)。

余談になりますが、友成純一の文章に始めて触れたのはおそらく、

『機動警察パトレイバー2』、1993、監督:押井守
のVHSソフトに封入されていたパンフレット掲載の
友成純一、「押井守を巡って言いたい放題!!」
でしょうか。
友成純一は映画論も著しており、別の箇所で触れた


友成純一、『内臓幻想』、ペヨトル工房、1993

友成純一、『暴力/猟奇/名画座』、洋泉社、2000
などがありました。

さらにやはり別の箇所で触れた翻訳が;

ジェフ・ロヴィン、友成純一訳、『狼男の逆襲』(扶桑社ミステリー ロ10-1)、扶桑社、2006

こちらも参照
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井辻朱美(1955- );

井辻朱美、『風街物語』、哲学書房、1988
風街物語;風街物語-マーチ氏による旅行者のためのガイド/眠り男の森/チェスの平原/噴水綺譚/オルゲンビュヒライン/少女と傘/ロビン・グッドフェロウの災難//
エルガーノの歌;序曲 青い真珠/第2曲 古譚/第3曲 死神/第4曲 イニスフレイ姫/第5曲 侏儒/間奏曲/第6曲 海の王国/終曲 たてごと//
ファラオの娘;ファラオの娘//
進化の物語;イクチオステガ/海牛の島//
帰郷;帰郷//
あとがきなど、262ページ。

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山尾悠子(1955- );

『山尾悠子作品集成』、国書刊行会、2000
夢の棲む街;夢の棲む街/月蝕/ムーンゲイト/堕天使/遠近法/シメールの領地/ファンタジア領//
耶路庭国異聞;耶路庭国異聞/街の人名簿/巨人/蝕/スターストーン/黒金/童話・支那風小夜曲集/透明族に関するエスキス/私はその男にハンザ街で出会った/遠近法・補遺//
破壊王;パラス・アテネ/火焔圖/夜半楽/繭(「饗宴」抄)//
掌篇集・綴れ織;支那の禽/秋宵/菊/眠れる美女/傳説/月齢/蝉丸/赤い糸/塔/天使論//
ゴーレム//
解題(石堂藍)など、766ページ。


『夢の棲む街』(ハヤカワ文庫 JA 107、早川書房、1978)と『夢の棲む街 遠近法』(三一書房、1982)所収の作品はすべて上記『作品集成』に収められたことになります。「遠近法」は→こちらにも挙げておきます。また→こちらでも少し触れています
これ以外に;


山尾悠子、『仮面物語 或は鏡の王国の記』、徳間書店、1980

山尾悠子、『オットーと魔術師』(集英社文庫コバルト・シリーズ 77-A)、集英社、1980
オットーと魔術師/チョコレート人形/堕天使/初夏ものがたりなど、230ページ。

また歌集として;

山尾悠子、『角砂糖の日 山尾悠子歌集』、深夜叢書社、1982

執筆活動再開後のものとして;

山尾悠子、『ラピスラズリ』、国書刊行会、2003

山尾悠子、『歪み真珠 山尾悠子掌篇小説集』、国書刊行会、2010
ゴルゴンゾーラ大王あるいは草の冠/美神の通過/娼婦たち、人魚でいっぱいの海/美しい背中のアタランテ/マスクとベルガマスク/聖アントワーヌの憂鬱/水源地まで/向日性について/ドロテアの首と銀の皿/影盗みの話/火の発見/アンヌンツィアツィオーネ/夜の宮殿の観光、女王との謁見つき/夜の宮殿と輝く、まひるの塔/紫禁城の後宮で、ひとりの女が//
後記など、240ページ。

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山口泉(1955- );

山口泉、『宇宙のみなもとの滝』、新潮社、1989
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奥泉光(1956- );

奥泉光、『鳥類学者のファンタジア』(集英社文庫 お 25-5)、集英社、2004
2001年刊本の文庫化

奥泉光、『新・地底旅行』、朝日新聞社、2004
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金子邦彦(1956- );

金子邦彦、『カオスの紡ぐ夢の中で 〈数理を愉しむ〉シリーズ』(ハヤカワ文庫 ノンフィクション NF 364)、早川書房、2010
1998年刊本への加筆版
複雑系へのカオス的遍歴/カオス出門/小説 進物史観-進化する物語群の歴史を見て//
バーチャル・インタビュー-あとがきにかえて/解説(円城塔)など、254ページ。

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機本伸司(1956- );

機本伸司、『神様のパズル』、角川春樹事務所、2002
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山本弘(1956- )には

近代など(20世紀~) Ⅳ」のページでSFへのブックガイドとして

トンデモ本? 違う、SFだ!』(2004)および
『トンデモ本? 違う、SFだ! RETURNS』(2006)、

また同じページでクトゥルー神話のひとつとして
ラプラスの魔 ゴーストハンター』(2002)
を挙げましたが、さらに;

山本弘、『時の果てのフェブラリー-赤方偏移世界-』(徳間デュアル文庫)、徳間書店、2001
1990年刊本を大幅に加筆修正したもの

山本弘、『神は沈黙せず』、角川書店、2003

山本弘、『審判の日』、角川書店、2004
闇が落ちる前に、もう一度/屋上にいるもの/時分割の地獄/夜の顔/審判の日など、268ページ。

山本弘、『MM9』(創元SF文庫 737-01)、東京創元社、2010
 同、  『MM9-インベージョン-』、東京創元社、2011
 同、  『MM9-デストラクション-』、東京創元社、2013
こちらにも挙げておきます
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水見稜(1957- )には

「バロックなど(17世紀)」のページで

夢魔のふる夜』(1983)
を挙げましたが、他に;

水見稜、『マインド・イーター』(ハヤカワ文庫 JA 194)、早川書房、1984
野生の夢/おまえのしるし/緑の記憶/憎悪の谷/リトル・ジニー/迷宮//
解説(大野万紀)など、388ページ。
後に完全版(創元SF文庫、2011)が刊行。上掲書所収のもの以外に;
サック・フル・オブ・ドリームス/夢の浅瀬//
創元SF文庫版あとがき/人と宇宙とフィクションをめぐる[実験](飛浩隆)/『マインド・イーター[完全版]』解題(日下三蔵)
を加えて全512ページ。

こちらでも少し触れています

水見稜、『不在の惑星』(新潮文庫 み 16-1)、早川書房、1985
 同、  『星の導師』(新潮文庫 み 16-2)、早川書房、1986

水見稜、『二重戦士のさだめ 回廊世界シリーズ 1』(ハヤカワ文庫 JA 217)、早川書房、1986
 同、  『エッダ回廊 回廊世界シリーズ 2』(ハヤカワ文庫 JA 254)、早川書房、1987

水見稜、『食卓に愛を』(ハヤカワ文庫 JA 285)、早川書房、1989
パティの出てくる日/シネマハウスの夜/バルカローレ/オーガニック・スープ/プロンプター/食卓に愛を/アレルギーの彼方に/神の糧//
あとがきなど、302ページ。


水見稜作品の書誌情報については、「水見稜 作品リスト[ < Sturgeon's Trashcan Online Editionを参照
…………………

ひかわ玲子(1958- );

ひかわ玲子、『千の夜の還る処』(ファンタジー・エッセンシャル)、富士見書房、1998
こちらにも挙げておきます
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牧野修(1958- );

牧野修、『月世界小説』(ハヤカワ文庫 JA マ 5-7)、早川書房、2015
帯には山田正紀「『神狩り』へのオマージュ」とあり、解説を山田正紀が書いている他、エピグラフには『神狩り』でも用いられていたヴィトゲンシュタインの一文が挙げられています。
本文中では旧字で「神」と記されるそれは、「非言語的存在」とも言い換えられる。


引っ張りだしてみると
牧野修、『リアルヘヴンへようこそ(異形招待席)』(廣済堂文庫 775 ま 4-1)、廣済堂出版、1999
でも異界は「語り得ぬ世界」と呼ばれ、上書きによる現実の改変がモティーフになっていました。
とりわけ後者は著者によって繰り返しとりあげられる主題となっているようで、


牧野修、『MOUSE マウス』(ハヤカワ文庫 JA マ 5-1)、早川書房、1996
を始めとして、いくつもの作品で見ることができました。
また前者も


牧野修、『忌まわしい匣』(集英社文庫 ま 12-1)、集英社、2003(1999年刊本の文庫化)
所収の「〈非-知〉工場」などで変奏されていました。
他に;
忌まわしい匣 1/おもひで女/瞼の母/B1侯爵夫人/グノーシス心中(→下記参照)/シカバネ日記/甘い血/ワルツ/忌まわしい匣 2/罪と罰の機械/蜜月の法(→下記参照)/翁戦記/電波大戦/我ハ一塊ノ肉塊ナリ/忌まわしい匣 3//
解説(東雅夫)など、470ページ。

牧野修、『アロマパラノイド 偏執の芳香』(角川ホラー文庫 H 66-2)、角川書店、2001(1999年刊本の改題・文庫化)
でも「語り得ぬもの」、「〈非-知〉」が重要なモティーフとなり、ソシュール、黄金の胎児(ヒラニア・ガルバ)、プルシャ、ライプニッツ、普遍記号、ガルダなどが言及されたかと思えば、また妄想による現実の書き換えが扱われていました。

後者に戻ると、『月世界小説』での「夢が妄想を孕み、無限に増殖する夢見られた世界が、葡萄の房のように、あるいは柘榴の実のように連なって存在する世界」だという「柘榴界」(p.201)は、


牧野修、『楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史』(ハヤカワ文庫 JA マ 5-5)、早川書房、2007
所収の中華風の屍体(チャイニーズ・デッド)(1986)に登場していました(p.241)。
〈柘榴界〉のイメージについては〈蓮華蔵世界〉(→こちらを参照)や多田満智子の〈薔薇宇宙〉(→こちらを参照)と比較することもできるでしょうか。
この短篇にはやはり『月世界小説』に組みこまれた〈月〉のモティーフも見られます。
同じモティーフは『忌まわしい匣』の

「蜜月の法」
でも変奏されていました。なお『月世界小説』が山田正紀『神狩り』へのオマージュであるとすれば、この短篇を小松左京「結晶星団」へのオマージュと見なすこともできるかもしれません。

『楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史』には他にもいろいろとおいしい作品がつまっていますが、その中で


「インキュバス言語」(2000)は言語による世界の終末と再創造をお下劣に描いたものでした(→こちらにも挙げておきます)。

「バロック あるいはシアワセの国」(2000)にはニコラ・フラメル『象形寓意図の書』が言及されたりもする(p.185)〈時の王国〉年代記。

演歌の黙示録(エンカ・アポカリプシス)(1999)は演歌×魔術合戦×クトゥルー神話(→こちらを参照)でした。

他に;
病室にて//
診断;いかにして夢を見るか/夜明け、彼は妄想より(きた)る/召されし街/いつか、僕は//
症状;ドギィダディ//
諸例;踊るバビロン//
療法;或る芸人の記録/憑依奇譚/逃げゆく物語の話//
付記・ロマンス法について//
解説(平山夢明)など、474ページ。


牧野修、『乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル』(ソノラマ文庫 ま 3-2)、朝日ソノラマ、2003
に登場する〈記述式無限選択航法〉(pp.63-64、194-195 など)は、

牧野修、『月光とアムネジア』(ハヤカワ文庫 JA マ 5-4)、早川書房、2006
での〈永劫の記憶に生きるもの〉(pp.246-248)と共振していました。
また『乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル』には「『葡萄の房のように、あるいは柘榴の実のように』あらゆる可能性がそれぞれの物語として世界を形成している宇宙」(p.194)という先に触れた〈柘榴界〉のイメージ、また「世界創造者(デミウルゴス)工業用魔術師(インダストリアル・マジシャン)、あるいは単に著者(ライター)」(p.195)といったやはり『月世界小説』で変奏されるモティーフが現われています。→こちらでも挙げています


この他、

牧野修、『王の眠る丘』(ハヤカワ文庫 JA マ 5-2)、早川書房、2000(1993年刊本の文庫化)

牧野修、『傀儡后』(ハヤカワ文庫 JA マ 5-3)、早川書房(2002年刊本の文庫化)
には共通して宇宙から飛来して地底に埋もれた何かが影響するというモティーフ、また両作と『MOUSE マウス』3作でいずれも、ウロボロス状の時間環のモティーフが採用されていました。

牧野修、『だからドロシー帰っておいで』(角川ホラー文庫 H 66-3)、角川書店、2002
は『オズの魔法使い』をモティーフにした長篇ですが(→こちらにも挙げておきます)、異世界は風輪、金輪、水輪の名で呼ばれます。須弥山宇宙論とは異なり、上下に重なるものではなく、並列しているようです。それ以外にも仏教関連の言葉が用いられ、また短くはあれ開闢神話も綴られます(p.56)。

『忌まわしい匣』所収の
「グノーシス心中」
ではその題の通りグノーシス主義が言及され(→こちらにも挙げました)、
また


牧野修、『アシャワンの乙女たち』(ソノラマ文庫 ま 3-3)、朝日ソノラマ、2004
はゾロアスター教の二元論を設定に組みこんでいます(→こちらにも挙げました)。

クトゥルー神話として上記以外に;

牧野修、「幻影錠」、『ファントム・ケーブル』(角川ホラー文庫 H 66-5)、角川書店、2003、pp.228-242
同書には他に;
ファントム・ケーブル/ドキュメント・ロード/怪物癖/スキンダンスの階梯/ヨブ式/死せるヨセフを糧として、336ページ。

この内「怪物癖」にも類した主題を認めることができるでしょうか。
また「死せるヨセフを糧として」は『月世界小説』同様、山田正紀『神狩り』への応答と見なせるかもしれません。


牧野修、「灰頭(はいがしら)年代記」、菊地秀行・牧野修・くしまちみなと、『ダンウィッチの末裔』(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)、創土社、2013、pp.109-229

牧野修、『呪禁官 百怪ト夜行ス』(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)、創土社、2014
なおこの長篇は

牧野修、『呪禁官』(NON・NOVEL 723)、祥伝社、2001
牧野修、『ルーキー 呪禁局特別捜査官』(NON・NOVEL 766)、祥伝社、2003

の前日譚に当たるものです。『ルーキー』では「クトゥルー」の名が出てきますが、邪神ではない。また『呪禁官』には興味深い天使のイメージが登場し、『月世界小説』での黙示録の天使につながっています。
〈2つの世界の間の皮膜〉という設定もありました(pp.280-281)。この設定は


牧野修、『プリンセス奪還 トウキョウ・バトル・フリークス』(ソノラマ文庫 ま 3-1)、朝日ソノラマ、1995
から引き継がれたものです(pp.176-180)。

牧野修、『呪禁官 地獄に堕ちた勇者たち』(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)、創土社、2016
先の『呪禁官 百怪ト夜行ス』(2014)の続篇にあたる本作では、観測によって生じる異界〈準世界〉という設定が登場します(とりわけ pp.64-67、また p.98-101 など)。ユゴス星にミ=ゴウその他に加えて、ダンテ『神曲』の地獄がなぞられたりもする。

他に→こちらで次の本に触れました;

牧野修、『蠅の女』(光文社文庫 ま 13-1)、光文社、2004

そちらで挙げたのが;

牧野修、『破滅の箱 トクソウ事件ファイル①』(講談社ノベルズ マH-02)、講談社、2010
牧野修、『再生の箱 トクソウ事件ファイル②』(講談社ノベルズ マH-03)、講談社、2010
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大原まり子(1959- );

大原まり子、『機械神アスラ』(新鋭書下ろしSFノヴェルズ)、早川書房、1984

大原まり子、『タイム・リーパー』、早川書房、1993

大原まり子、『戦争を演じた神々たち』、アスペクト、1994

大原まり子、『戦争を演じた神々たちⅡ』、アスペクト、1997

大原まり子、『アルカイック・ステイツ』、早川書房、1997
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平谷美樹(1960- );

平谷美樹、『ノルンの永い夢』(ハヤカワSFシリーズ Jセレクション)、早川書房、2002
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小林泰三(1962- );

小林泰三、『玩具修理者』(角川ホラー文庫 H 59-1)、角川書店、1999
1996年刊本の文庫化
玩具修理者/酔歩する男//
解説(井上雅彦)など、224ページ。

小林泰三、『海を見る人』(ハヤカワSFシリーズ Jセレクション)、早川書房、2002
時計の中のレンズ/独裁者の掟/天獄と地国/キャッシュ/母と子と渦を(めぐ)る冒険/海を見る人/門//
あとがきなど、350ページ。


小林泰三、『天体の回転について』(ハヤカワSFシリーズ Jセレクション)、早川書房、2008
天体の回転について/灰色の車輪/あの日/性交体験者/銀の舟/300万/盗まれた昨日/時空争奪//
あとがきなど、348ページ。


小林泰三、『天獄と地国』(ハヤカワ文庫 JA 1030)、早川書房、2011
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京極夏彦(1963- )

京極夏彦、『豆腐小僧双六道中 ふりだし 本朝妖怪盛衰録』、講談社、2003

クライマックスは感動的でした。

京極夏彦、『豆腐小僧双六道中 おやすみ 本朝妖怪盛衰録』、講談社、2011
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菅浩江(1963- );

菅浩江、『オルディコスの三使徒』(全3巻)(角川スニーカー文庫 20-3, 4, 5)、角川書店、1992-1995

菅浩江、『氷結の魂』(上下)(TOKUMA NOVELS)、徳間書店、1994

菅浩江、『不屈の女神 ゲッツェンディーナー』(角川スニーカー文庫 20-6)、角川書店、1995

以上3作は、「神様三連荘(れんちゃん)」とのこと(『オルディコスの三使徒 3 巨神の春』、「あとがき」、p.328)。
「我もまた 混沌のうちにて 全き神ならず」というキー・フレーズが印象的な『オルディコスの三使徒』は「二神対立のアニミズム解体のようなもの」(同、p.328)、『氷結の魂』は「西洋的な二神対立を盗用しそうで解体していく物語」(同、p.327)、『不屈の女神』は「魔とも神ともいえる存在が人のもとへ下っていくというお話になりまして、やっぱり神的存在の一種の解体再編成を試みざるを得ませんでした」(pp.327-328)。
また石堂藍『ファンタジー・ブックガイド』(2003)は『氷結の魂』について「驚くべき結末」と記していますが(p.18)、たしかにこの〈解決策〉はきわめて印象的でした。


上の作品はいずれもいわゆるファンタジーですが、次はSFです;

菅浩江、『プレシャス・ライアー』(光文社文庫 す 9-2)、光文社、2006
2003年刊本の文庫化

また→こちらも参照
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早瀬乱(1963- );

早瀬乱、『レテの支流』(角川ホラー文庫 H 110-1)、角川書店、2004
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太田健一(1964- );

太田健一、『脳細胞日記』、福武書店、1989
脳細胞日記/人生は擬似体験ゲームなど、216ページ。
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神坂一(1964- );

神坂一、『スレイヤーズ!』(富士見ファンタジア文庫 20-1)、富士見書房、1990
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瀬名秀明(1968- );

瀬名秀明、『ブレイン・ヴァレー』(上下)、角川書店、1997
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谷川流(1970- );

谷川流、『学校を出よう!』(電撃文庫 た-17-1)、アスキー・メディアワークス、2003
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東浩紀(1971- );

東浩紀、『クォンタム・ファミリーズ』、新潮社、2009
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円城塔(1972- );

円城塔、Self-Reference Engine (ハヤカワ文庫 JA 985)、早川書房、2010
2007年刊本の文庫化

円城塔、Boy's Surface (ハヤカワ文庫 JA 1020)、早川書房、2011
2008年刊本の文庫化
Boy's Surface / Goldberg Invariant / Your Heads Only / Gernsback Intersection //
What is the Name of This Rose
など、292ページ。

円城塔、『オブ・ザ・ベースボール』(文春文庫 え 12-1)、文藝春秋、2012
2008年刊本の文庫化
オブ・ザ・ベースボール/つぎの著者につづく//
解説(沼野充義)など、208ページ。


円城塔、『烏有此譚』、講談社、2009

円城塔、『後藤さんのこと』(ハヤカワ文庫 JA 1062)、早川書房、2012
2010年刊本の文庫化
後藤さんのこと/さかしま/考速/
The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire /ガベージコレクション/墓標天球//
解説(巽孝之)//[付録]
INDEX など、272ページ。

円城塔、『これはペンです』、新潮社、2011
これはペンです/良い夜を持っている、など、176ページ。

円城塔、『道化師の蝶』、講談社、2012
道化師の蝶/松ノ枝の記など、176ページ。

円城塔、『バナナ剥きには最適の日々』、早川書房、2012
パラダイス行/バナナ剥きには最適の日々/祖母の記憶/AUTOMATICAequal/捧ぐ緑/Jail Over/墓石に、と彼女は言う/エデン逆行など、200ページ。

伊藤計劃×円城塔、『屍者の帝国』、河出書房新社、2012

プロローグ部分を執筆して伊藤計劃が逝去してしまったため、第1部以降を円城塔が完成させたという作品。
ホームズと出会う前のワトソンを主人公に、ヴァン・ヘルシング、フランケンシュタインの怪物(→こちらや、あちらの関係です)、ハダリー、レット・バトラー、アリョーシャ・カラマーゾフ、フライデーなどなどの人物が登場。星の智慧派とプロヴィデンスの教会(→こちらの関係です)、『ジャーンの書』(→こちらの関係です)なんてのも出てきます。他の美術品の題に混じってモローの《オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘》も挙げられていたりする(p.302→こちらを参照)。

こちらにも挙げておきます
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舞城王太郎(1973- );

舞城王太郎、『ディスコ探偵水曜日』(上下)、新潮社、2008
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うえお久光(1974- );

うえお久光、『紫色のクオリア』(電撃文庫 う-1-24)、アスキー・メディアワークス、2009
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海猫沢めろん(1975- );

海猫沢めろん、「アリスの心臓」、SFマガジン編集部編、『ゼロ年代SF傑作選』(ハヤカワ文庫 JA え 2-1)、早川書房、2010、pp.189-248
初出は『SFマガジン』、2008年2月号

ちなみにこの短篇のことを知ったのは;
浅見克彦、『響きあう異界 始源の混沌 神の深淵 声の秘義』、せりか書房、2012、pp.56-59
同じ著者による→こちらを参照

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森見登美彦(1979- );

森見登美彦、『四畳半神話体系』(角川文庫 も 19-1)、角川書店、2008
2005年刊本の文庫化

テレビアニメ版(2010、監督:湯浅政明)も必見
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森田季節(1984- );

森田季節、『不動カリンは一切動ぜず』(ハヤカワ文庫 JA 1010)、早川書房、2010
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新城カズマ;

新城カズマ、『サマー/タイム/トラベラー』(1-2)(ハヤカワ文庫 JA 745/803)、早川書房、2005
こちらでも少し触れています
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黒石迩守(1988- )

黒石迩守、『ヒュレーの海』(ハヤカワ文庫 JA 1253)、早川書房、2016

どこかのブログかサイトで本作中に出てくる『RL(ルル)』(p.77 など)がルルイエ R'lyeh のことだというのを見た気がするのですが、いつものごとく勘違いでなければ、〈妄想〉の”概念(コンセプト)”であり、「正確な発音はできない」ながら、作中でその名を「クルーフ」(p.123)と呼ばれる存在は Cthulhu のことでしょうか。クルーフが発生したのは1928年の2月とのことで(p.124)、これはラヴクラフト「クトゥルーの呼び声」の初出時と一致します。そう思ってみると、「不定人格者」(p.199)とされる仇役は〈無貌の神〉を連想させなくもありません。この他、タイトルにある〈ヒュレー〉に加え、〈形相因(エイドス)〉(p.130)だの〈世界の場(コーラー)〉(pp.229-230)、〈生命の樹(セフィロト)〉の樹が引きあいに出されたりもします(pp.227-229)。とはいえ〈混沌(ケイオス)〉を軸とした独自設定こそが興味深いのでした。
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この他、アンソロジーで;

井上雅彦監修、『GOD 異形コレクションXII』(廣済堂文庫 い 6-12)、廣済堂出版、1999

井上雅彦監修、『進化論 異形コレクションXXXVI』(光文社文庫 い 31-22)、光文社、2006

xxiii. 日本の漫画、アニメーションその他 

これまでのおまけコーナー等に挙げてきた漫画で、宇宙論的なイメージに交わるものとして;

エジプト」のページから
長岡良子、『ナイルのほとりの物語』(1993-1998)

イラン」のページから
諏訪緑、『西の国の物語 ~ペルシア神話より~』(2010)
 同、  『砂漠の花の物語 ~ペルシア神話より 2~』(2012)

インド」のページから
佐藤史生、『ワン・ゼロ』(1985-1986)

仏教 Ⅱ」のページで
荻野真、『孔雀王』(1986-1990)

日本 Ⅱ」のページで
水樹和佳子、『イティハーサ』(2000)
岡野玲子、原作:夢枕獏、『陰陽師』(1993~2005)
星野之宣、『ヤマタイカ』(1987~1991)

近代など(20世紀~) Ⅳ」のページでクトゥルー神話に関連して
矢野健太郎、『ラミア 邪神伝説シリーズ 1』(1989)、『ダーク・マーメイド 邪神伝説シリーズ 2』(1990)、『ラスト・クリエイター 邪神伝説シリーズ 3』(1991)、『コンフュージョン 邪神伝説シリーズ 4』(1993)、『リ・バース 邪神伝説シリーズ 5』(1993)
および

後藤寿庵、『アリシア・Y』(1994)
などなど、また

石ノ森章太郎については、「メソポタミア」のページで
ギルガメッシュ』(1976-1977)

また『サイボーグ009』シリーズから
北欧、ケルト、スラヴなど」のページで
エッダ(北欧神話)編」(1976)

アメリカ大陸など」のページで
アステカ編」(1979)

アフリカ」のページで
水霊(デイイデ)の泉編」(1979)

メソポタミア」のページで
イシュタルの(シルシュ)」(1980)

エジプト」のページで
石ノ森章太郎、「ファラオ・ウイルス編」(1980)


グノーシス諸派など Ⅲ」のページで
石ノ森章太郎・小野寺丈、『サイボーグ009 完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR』(2012)
などを挙げてきましたが、やはり『サイボーグ009』シリーズから

石ノ森章太郎、「天使編」、『サイボーグ009 23 天使編』(秋田文庫 5-32)、秋田書店、2004
初出は1969

石ノ森章太郎、「神々との闘い編」、『サイボーグ009 21 神々との闘い編』(秋田文庫 5-19)、秋田書店、1995
初出は1969-1970

石ノ森章太郎、「ザ・ディープ・スペース編」、『サイボーグ009 17 ザ・ディープ・スペース編』(秋田文庫 5-17)、秋田書店、1995
初出は1980-1981

石ノ森章太郎、「時空間漂流民編」、『サイボーグ009 19 時空間漂流民編』(秋田文庫 5-21)、秋田書店、1998
初出は1985-1986

永井豪については、

グノーシス諸派など」のページで
魔王ダンテ』(1973)

グノーシス諸派など Ⅲ」のページで

デビルマンレディー 7』(1999)
に触れましたが、やはり

永井豪、『デビルマン』(全5巻)(講談社コミックス KC 176/177/189/198/207)、1972-1973
こちらにも挙げておきます

上掲の
『デビルマンレディー』は全17巻、1997-2000
で、続篇ということになりますが、『デビルマン』にはこれ以外にもいろいろとヴァージョンがあるようで、とりあえず;

原作:永井豪、漫画:衣谷遊、『AMON デビルマン黙示録』(全6巻)(マガジンZKC KCZ0008/0040/0066/0104/0136/0169)、講談社、2000-2004

ちなみに『魔王ダンテ』にもニュー・ヴァージョンがあって、こちらは
永井豪、『魔王ダンテ』(全4巻)(マガジンZKC KCZ0095/0112/0134/0156)、講談社、2002-2004

石川賢については、

仏教 Ⅱ」のページで

虚無戦記』(2002)
を挙げましたが、他に;

石川賢、『魔獣戦線』(全4巻)(パワァ コミックス PC051/064/074/078)、双葉社、1976-1977

正規の続篇が;
 同、  『真説 魔獣戦線』(全4巻)(チャンピオンREDコミックス)、秋田書店、2003-2004

原作:辻真先、作画:石川賢、『聖魔伝』(SUN SPECIAL COMICS)、朝日ソノラマ、1992
初出は1976-1979

以下3篇はいずれも、原作にない魔界論を設定に組みこんでいます;

原作:山田風太郎、作画:石川賢、『魔界転生』(講談社漫画文庫 い 2-6)、講談社、1998
初出は1987

石川賢、『魔空八犬伝』(全3巻)(講談社漫画文庫 い 2-7~9)、講談社、1999
初出は1988

石川賢、『マンガ 神州纐纈城 国枝史郎「神州纐纈城」より』(上下)(講談社漫画文庫 い 2-12/13)、講談社、2006
初出は2004

萩尾望都については、

原作・光瀬龍、『百億の昼と千億の夜』(1977/1978)
に原作といっしょにあちこちで登場してもらいましたが、オリジナルとして;

萩尾望都、『銀の三角』、早川書房、1984

萩尾望都、『スター・レッド』(全3巻)(フラワーコミックス FC-581-583)、小学館、1980

萩尾望都、『マージナル』(全5巻)(プチコミックス FC-581-583)、小学館、1986-1987

萩尾望都、『バルバラ異界』(全4巻)(fsコミックス fsc-041-044)、小学館、2003-2005

山岸涼子については、

エジプト」のページで

ツタンカーメン』(2002)
「イシス」および「ハトシェプストⅠ/Ⅱ」、『イシス』(2003)

日本 Ⅱ」のページで
青青(あお)の時代』(2004-2005)
『日出処の天子』(1980~1984)

北欧、ケルト、スラヴなど」のページで
妖精王』(1977-1978)
などに登場願いました。

諸星大二郎については、

メソポタミア」のページで

ギルガメシュの物語」、『巨人譚』(2008)

仏教 Ⅱ」のページで
暗黒神話』(1977)

中央アジア、東アジア、東南アジア、オセアニアなど」のページで
マッドメン 完全版』(1985/1991)

中国 Ⅱ」のページで
孔子暗黒伝』(1978)
『無面目・太公望伝』(初出は1987~1988)
『私家版鳥類図譜』(2003)中の「第3羽 鵬の墜落」
『異怪録 諸怪志異(一)』(1989)、『壺中天 諸怪志異(二)』(1991)、『鬼市 諸怪志異(三)』(1999)、『燕見鬼 諸怪志異(四)』(2005)
『碁娘伝』(2001)
『西遊妖猿伝 大唐篇』(1998~2000)、『西遊妖猿伝 西域大唐篇』(2009~)

日本 Ⅱ」のページで
『妖怪ハンター』シリーズ(1978~)、『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳』(2005)
『徐福伝説』(1979)
『海神記』(2007)

アフリカ」のページで
砂の巨人」、『巨人譚』(2008)

後に「言葉、文字、記憶術・結合術、書物(天の書)など」のページで
栞と紙魚子』シリーズ(1996~2008)

などなど、さんざん登場いただきましたが、宇宙論がらみという点では、まずは『暗黒神話』となるでしょうか。
また『私家版鳥類図譜』(2003)中の「第4羽 塔に飛ぶ鳥」は、ボルヘス「バベルの図書館」(1941)、山尾悠子「遠近法」(1977)、あるいは荒巻義雄『時の葦船』(1975)中の「白い環」あたりと比較できそうです。


以上の他にもいろいろあることと思いますが、とりあえず思い浮かんだものから;

山本鈴美香、『H2O! 前代未聞!!』(集英社漫画文庫 100)、集英社、1979
初出は1976~1977

手塚治虫、『火の鳥 2 未来編』(月刊マンガ少年別冊)、朝日ソノラマ、1978

倉多江美、『宇宙を作るオトコ』(サンコミックス)、朝日ソノラマ、1980
同じ著者による→こちらも参照

大友克弘、『AKIRA』(全6巻)(KC DELUX 11-14, 166, 339)、講談社、1984-1993

宮崎駿、『風の谷のナウシカ』(全7巻)(ANIMAGE COMICS ワイド版)、徳間書店、1984-1995

原作:菊地秀行、漫画:細馬信一、『魔界都市ハンター』(全17巻)(少年チャンピオン・コミックス)、秋田書店、1986-1989
こちらでも少し触れています

原作:菊地秀行、漫画:細馬信一、『魔界学園』(全21巻)(少年チャンピオン・コミックス)、秋田書店、1990-1993
菊地秀行について→こちらも参照

楳図かずお、『14歳』(全13巻)(小学館文庫 う A-51-63)、小学館、2001-2002
初出は1990~1995
こちらで少し触れています

士郎正宗、『仙術超攻殻オリオン』、青心社、1991

坂田靖子、『星食い』(サンコミックス・ストロベリー・シリーズ)、朝日ソノラマ、1983

坂田靖子、『闇夜の本』(全3巻)(サンコミックス・ストロベリー・シリーズ)、朝日ソノラマ、1983-1985

第2巻所収の「浸透圧Ⅱ」から一文をエピグラフにしたことがあります(p.116)→「〈移動〉展の会場を移動しおわっても迷子でありつづけるためのガイド」、『ひる・ういんど』、no.62、1998.3.20 [ < 三重県立美術館のサイト ]。

武内直子、『美少女戦士セーラームーン』(全18巻)(講談社コミックスなかよし)、講談社、1992-1997

五十嵐大介、『はなしっぱなし』(上下)(九龍コミックス)、河出書房新社、1995-96/2004

五十嵐大介、『魔女』(第1-2集)(IKKI COMIX IKKI 461-462)、小学館、2004-05

五十嵐大介、『海獣の子供』(全5巻)(IKKI COMIX IKKI 368-369, 422,470,590)、小学館、2007-12
こちらにも挙げています

五十嵐大介、『SARU』(上下)(IKKI COMIX IKKI 497,518)、小学館、2010
こちらや、またあちらにも挙げています

弐瓶勉、『BLAME(ブラム)!』(全10巻)(アフタヌーンKC KC182, 194, 218, 235, 251, 263, 277, 289, 310, 328)、講談社、1998-2003
こちらでも触れています

伊藤潤二、『うずまき』(BIG COMICS WIDE)、小学館、2000
こちらにも挙げておきます。また→そちらでも触れています

画:志水アキ、作:奥瀬サキ、『夜刀の神つかい』(全12巻)(BIRZ COMICS)、幻冬舎コミックス、2002-2007
初出は1999-2007

宇宙論的なヴィジョンが出てくるのは後半、第8巻以降です。


高遠るい、『SCAPE-GOD』(DENGEKI COMICS C161-1)、メディアワークス、2007

高遠るい、『ミカるんX』(全8巻)(チャンピオンREDコミックス)、秋田書店、2008-2011

こちらや、そちら、またあちらにもにも挙げておきます

岩原裕二、『Dimension W』(第1巻~第10巻:未完)(ヤングガンガンコミックスSUPER)、スクウェア・エニックス、2012-2016

宇宙論的設定はとりわけ第4巻(2013)、第9巻(2015)などに出てきます。また第10巻(2016)の「巻末ミニコーナー」(pp.226-227)も参照。
こちらにも挙げておきます

TVアニメ版は;

『Dimension W』(全12話)、2016、監督:亀井幹太

つばな、『第7女子会彷徨 7』(RYU COMICS)、徳間書店、2014
の大部分を占める「第51話 幾重不明回廊」

同じ著者による→こちらを参照
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アニメからもいろいろあることでしょうが、こちらも思い浮かぶ範囲で;

『伝説巨神イデオン』(TV版:1980-1981、劇場版:1982、監督:富野喜幸)

押井守については、

インド」のページで
うる星やつら 2 ビューティフル・ドリーマー』、1984
を挙げましたが、他に

『天使のたまご』、1985
こちらにも挙げています

『迷宮物件 File 538(トワイライトQ 2)』、1987

『トップをねらえ!』(1988、監督;庵野秀明)

同じ監督による
新世紀エヴァンゲリオン』、TV版:1995-1996、
劇場版:『Air/まごころを、君に』、1997
は「ユダヤ Ⅲ」のページで触れました。そこでも挙げた
大瀧啓裕、『エヴァンゲリオンの夢 使徒進化論の幻影』、東京創元社、2000
や、「グノーシス諸派など Ⅲ」のページで挙げた
永瀬唯、「喪失の荒野 そして(アイ)だけが残った」、1997
も参照

ちなみに、
『仮面ライダー(ブレイド)』、2004-2005
といえばラストのボーイズ・ラヴ風の場面が印象的でしたが、進化の権利を獲得するための闘争という設定は『エヴァンゲリオン』に通じるところがありました。
そういえば


『仮面ライダーアギト』、2001-2002
の設定はいわゆるグノーシス主義を思わせるものでした。
切通理作、『特撮黙示録 1995-2001』(オタク学叢書 VOL.9)、太田出版、2002、pp.404-410。
藤田直哉、「違和感の勝利 『仮面ライダーアギト』はなぜ傑作か」、『ユリイカ』、no.615、2012年9月臨時増刊号:「総特集 平成仮面ライダー」、pp.167-169。

また、

『ウルトラマンティガ』、1996-1997
のクライマックスがクトゥルー神話に由来することはよく知られていますが(切通理作、『地球はウルトラマンの星』、ソニー・マガジンズ、2000、p.44)、

『ウルトラマンガイア』、1998-1999
の「根源的破滅招来体」というのも、面白いイメージでした(切通理作、同上、pp.44-45)。第47話では「人間が宇宙を蝕んでいるウイルスだというのか」なんて台詞もありました。

『A-ko The ヴァーサス BATTLE 1 GRAY SIDE』、1990、監督:西島克彦
『A-ko The ヴァーサス BATTLE 2 BLUE SIDE』、1990、監督:西島克彦

中国 Ⅱ」のページで挙げた
R.O.D THE TV』、2003~2004、監督:舛成孝二、原作・脚本:倉田英之
およびその前篇にあたる
『R.O.D Read or Die』(OVA、全3巻)、2001~2002、監督:舛成孝二、原作・脚本:倉田英之
こちらにも挙げておきます

『魔法少女まどかマギカ』、2011、監督:新房昭之
『劇場版 魔法少女まどかマギカ [新編]叛逆の物語』、2013、総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕

『009 RE:CYBORG』、2012、監督:神山健治

『京騒戯画』、2013、監督:松本理恵
2014/06/16 以後、随時修正・追補
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