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vi. 廃墟など

廃墟の写真集やガイドはたくさん出ていますが、まずは;

谷川渥、『廃墟の美学』(集英社新書 0186 F)、集英社、2003
はじめに/没落のヴィジョン/モンス・デジデリオあるいは建築の狂気/ピクチャレスクの円環/ピラネージの世紀/廃墟趣味と断片の美学-サー・ジョン・ソーンズ・ミュージアム/廃墟のトポス/補論としての私的文献案内など、216ページ。
同じ著者による→こちらを参照


谷川渥監修、『廃墟大全』、トレヴィル、1997
はじめに(谷川渥)/ケープ・コッドの渚で 生物と人工物の巨大廃墟を擦り抜けるネットランナーたち-ソロー以後のレッカー文学史(巽孝之)/喪失の荒野 『新世紀エヴァンゲリオン』-そしてアイ(ぼく)だけが残った(永瀬唯→こちらも参照)/瞼の裏の宮殿-ポール・パークの記憶の聖墓(小谷真理)/建築の「廃墟」、人体の「廃墟」-A.タルコフスキー『ノスタルジア』からD.フィンチャー『セブン』へ(滝本誠)/死せる視線-写真の廃墟解剖学(飯沢耕太郎)/廃墟を前にした少年-七生報国の大楠公碑と、紅衛兵の拠点「円明園」(四方田犬彦)/廃墟のメタモルフォーズ-パリ、サン・ジノサン墓地(小池寿子)/18世紀ローマの廃墟をめぐる覚書-ピラネージの時代(岡田哲史)/サー・ジョン・ソーンズ・ミュージアム-廃墟趣味と断片の美学(谷川渥)/「ザ・ピクチャレスク」としての廃墟-18世紀英国の美意識と人工廃墟(森利夫)/「廃墟」とロマン主義 断片が生い育つ-ティーク、ノヴァ-リスに見るロマン派の廃墟のモティーフ(今泉文子)/フリードリヒ、ブレッヒェンにみる廃墟のテーマ-その美的仮装(イロニー)擬装(フェイク)の計略(岡林洋)/真新しい廃墟-ノイエ・ザハリヒカイトの廃墟画(種村季弘)/ピラネージなき中国-紙上の楼閣から廃屋まで-(中野美代子)/リアルな廃墟-ウィーン、神戸(飯島洋一)/東京-〈1〉と〈2〉(椹木野衣)/廃墟-鉱物と意識が触れ合う場所(日野啓三)/廃墟総論 あとがきにかえて(谷川渥)など、292ページ。

『死都 NECROPOLIS』、トレヴィル、1995
96ページ。
解説として谷川渥「廃墟画の系譜」を収録


バンジャマン・ペレ、星埜守之訳、「廃墟-廃墟の廃墟」、『アールヴィヴァン』、no.22、1986.11.5:「特集 ミノトール」、pp.102-105
原著は Benjamin Péret, "Ruines : Ruine des ruines", Minotaure, no.12/13, 1939

中野美代子、「円明園西洋楼-廃墟の時間-」および「中国廃墟考-紙上の楼閣から廃屋まで-」、『チャイナ・ヴィジュアル 中国エキゾティシズムの風景』、1999、pp.67-81/179-194

文:板橋雅弘、写真:岩切等、『廃墟霊の記憶』(角川ホラー文庫 H86-1)、角川書店、2002
『失楽園物語』、1992 の改訂文庫化
第1話~第15話+特別話など、192ページ。


クリストファ-・ウッドワード、森夏樹訳、『廃墟論』、青土社、2003
原著は Christopher Woodward, In Ruins, 2001
だれがデイジー・ミラーを殺したのか/つむじ曲がりの楽しみ/忘れられない廃屋/傘も差さずにエフェソスで/模範とすべきはかなさ/時の難破船/大まじめに作られた模造廃墟/廃墟となった自画像/オジマンディアス・コンプレックス/宙に浮遊する埃/小説家、漁師、そして公爵など、398ページ。

『特集 廃墟憂愁』(トーキングヘッズ叢書(TH series) No.25)、アトリエサード、2005、pp.19-133
約束の薔薇園(槻城ゆう子)/ベクシンスキー×野波浩 写真と絵画の狭間の廃墟嗜好/反転逆流の場としての〝廃墟〟-劇団第七病棟・石橋蓮司に聞く-(志賀信夫)/自然とテクノロジーの融合 それが廃墟の醍醐味である(映画作家・中嶋莞爾インタビュー)/廃墟のスケール感-永遠への出発点-(沙月樹京)/過去と未来の十字路-J.G.バラード「待ち受ける場所」と光瀬龍「たそがれに還る」(虚青裕)/廃墟を夢想する BOOK&MOVIEレビュー/子供のころの街の記憶と〝ガラージュ〟(作場知生インタビュー)/廃墟で夕食を-辺見庸によるとこの世界は……(本橋牛乳)など

『季刊 d/SIGN デザイン』、no.16、2008.8、pp.12-159:「特集 廃墟と建築」、特集監修:中谷礼仁
廃墟と焼け跡 西洋と日本の建築空間(磯崎新インタビュー)/外傷的都市-廃墟の新たなかたち(中谷礼仁)/郵便配達夫シュヴァルの理想宮-シチュアシオニストが愛した建築(南後由和)/揺れる郊外 団地と私鉄へのまなざし(原武史×塚本由晴)/滝山団地訪問記(平嶋彰彦)/強いられた「変身」とゴミ屋敷の論理(松山巖)/物質写真序説。あるいはローマン・ヴィシュニアックの「或る消滅せる世界」(鈴木了二)/無法地帯に座標をひく平和のデザイン(伊勢﨑賢治インタビュー)/連載インタビュー:石川初の景観を見る眼/終末のサバイバル 映画が見る廃墟の夢(雑賀恵子)/廃墟・五話讃(坂崎重盛)/建築と編集 先行する形態にどう向かいあうか(中谷礼仁インタビュー)/ヴィジュアルな廃墟/廃墟からの視線など

写真集をとりあえず1冊;

宮本隆司、『建築の黙示録』、平凡社、1988
122ページ。
磯崎新「廃墟論」を掲載

同じ写真家による→こちらを参照
………………………

モーセン・ムスタファヴィ、デイヴィッド・レザボロー、黒石いずみ訳、『時間のなかの建築』、鹿島出版会、1999
原著は Mohsen Mostafavi & David Leatherbarrow, On Weathering. The Life of Building in Time, 1993
序文(槇文彦)/時間のなかの建築など、142ページ。

佐藤彰、『崩壊について』、中央公論美術出版、2006
(いとぐち)としての2枚の絵/壊れやすい構造、壊れにくい構造/大聖堂の石造天井/イタリアの鐘塔/イギリス、フランスにおける中央塔の聳立(しょうりつ)/王朝時代の日本建築/手抜かり・手抜き/天譴(てんけん)僥倖(ぎょうこう)曲芸(アクロバット)的デザインへの挑戦/雷撃、雷火と避雷/死を忘れるな(メメント・モリ)、または虚栄の戒め/不安、禁忌、予兆など、246ページ。 

『都市と現代美術 廃墟としてのわが家』展図録、世田谷美術館、1992
都市と現代美術(塩田純一)//
宮本隆司/田窪恭治/絶対現場1987/川俣正/PHスタジオ/土屋公雄/戸谷成雄/河口龍夫/長澤伸穂/國安孝昌/柳幸典など、126ページ。

………………………

Michel Makarius, translated by David Radzinowicz, Ruins, Flammarion, 2004
原著は Michel Makarius, Ruines. Représentations dans l'art de la Renaissance à nos jours, 2004
『廃墟 ルネサンスから現在までの美術における表象』
言葉と石//
古代への回帰;プロローグ/ルネサンス絵画における廃墟/マニエリスムの廃墟/廃墟での一季節/時の影の中で//
廃墟と自然;庭園で/ゴシック廃墟の発明//
人と廃墟;十字路で/〈遺産〉の誕生/都市における廃墟//
廃墟と近代;断絶、残骸/1960年代以降/紙の上の廃墟など、256ページ。


Nicoles Dacos, Roma quanta fuit, ou l'invention du paysage de ruines, (Cabinet d'Érasme V), Musé de la Maison d'Érasme, Bruxelles, Somogy Éditions d'Art, Paris, 2004
初版は Roma quanta fuit. Tre pittori fiamminghi nella Domus Aurea, 1995/2001 に掲載
Roma quanta fuit、あるいは廃墟の風景の発明』
「ヘルマヌス・ポストゥムスが1536年に描いた」/ネロの黄金の家における3人のフランドルの画家/ヤン・ヴァン・スコレルの遍歴時代/マールテン・ヴァン・ヘームスケルクは「眠らずにいる」/逸名Aと逸名B/ヴェネツィアとパドヴァで、ランベール・スュトリ(とヤン・ステファン・ヴァン・カルカル)/ヤン・コルネリス・ヴェルメーエンと:チュニス、1535年7月から8月/ローマ、1536年4月5日/ランツフート、1540-1542/アムステルダム、1549年10月/エピローグ 廃墟の風景の発明など、248ページ。


併せて;

Ruth Olitsky Rubinstein, "'Tempus edax rerum': A newly discovered painting by Hermannus Posthumus", The Burlington Magazine, no.988, 1985.7, pp.425-433
'Tempus edax rerum':ヘルマヌス・ポストゥムスの新発見絵画」
Nicoles Dacos, "'Hermannus Posthumus. Rome, Mantua, Landshut", op. cit., pp.433-438
「ヘルマヌス・ポストゥムス、ローマ、マントヴァ、ランツフート

Ulf Jonak, Sturz & Riss. Über den Anlaß zu architektonischer Subversion, Frier. Vieweg & Sohn, Braunscwieg/Wiesbaden, 1989
『顚倒と亀裂 建築的壊乱の動機について』
序論/パラノイア的幻想の建造物/骨組みの露出/壊された世界の足場/ダンディーの気取った家/黙示録の前地としての建造物など、180ページ。


Camilo José Vergara, American Ruins, The Monacelli Press, New York, 1999
『アメリカの廃墟』
序論-今は廃れたもののエネルギー/メンデルゾーン『アメリカ』再訪-「新しい現実、新しい世界、新しい信仰」/慎ましい廃墟/類別された壊れ摩耗した物ども/目汚しを扱う/結論-波に抗して泳ぐ、など、224ページ。


Photograhs by Berthold Steinhilber, translated by Russell Stockman, Ghost Towns of the American West, Harry N. Abrams, Inc., Publishers, New York, 2003
原著は Geisterstädte in Amerikas Westen, 2003
『アメリカ西部のゴースト・タウン』
序:町とその幽霊たち(ヴィム・ヴェンダース)/序論:「ここから出よう。どこか余所に運があるさ」(マリオ・カイザー)/後書き:光で描く-ベルトルト・シュタインヒルバーの写真(ハンス=ミヒャエル・ケツレ)など、112ページ。


Sous la direction de Monica Preti et Salvatore Settis, Villes en ruines. Images, mémoires, métamorphoses, Éditions Hazan, Vanves, 2015
『廃墟と化した都市 イメージ、記憶、変容』
プロローグ;トルソ-政治的実践としての考古学(ジョルジョ・アガンベン、同じ著者による→こちらを参照)//
都市とその廃墟-時間、記憶、忘却;都市は廃墟と化す(サルヴァトーレ・セッティス)/メソポタミアの記憶と廃墟 スメールとウルの廃墟についての哀歌をめぐって(ベアトリス・アンドレ=サルヴィーニ)/永続と非永続の間の廃墟(アラン・シュナップ)/「都市は廃墟と化す」:中国語でそう言う-あるいはそう言わない-ためのいくつかの古い言葉(ダニエル・エリッセフ)/石濤(1642-1707)と廃墟に関する中国の伝統的概念(Wu Hung))/モハスタンの「インダス川の忘れられた都市」 インド世界における廃墟と化した都市を求めて(ヴァンサン・ルフェーヴル)//
廃墟の意味-過ち、罰、メランコリー;
傲り(ヒュブリス)〉と〈ネメシス〉の間の古代都市の失墜(フィリッポマリア・ポンターニ)/「新しいものを建造する、古いものを保存する」-古代ローマにおける破壊(マッシミリアーノ・パピーニ)/旧約聖書における廃墟と化した都市、アミアンのカテドラル(13世紀)のファサードでの勝ち誇る教会の引き立て役(ダニ・サンドロン)/永遠のための廃墟-ジャン・クーザン(子)の《最後の審判》(イザベル・アケ)/1527年のローマの劫掠-言葉とイメージによる正当化のための修辞の練りあげ(サビーネ・フォレロ・メンドーサ)/廃墟の多義性-マルテン・ファン・ヘームスケルクと Clades Judææ Gentis(1569)(モニカ・プレティ)/18世紀における廃墟と化した都市-体験と想像の間の廃墟趣味(ロレンツォ・ラッタンツィ)//
近代の災禍-証言と表象;大惨事を写真に撮る-19世紀における記録と上演(ドミニク・ド・フォン=レオー)/大惨事の記憶と歴史記述-1914年9月のランスのカテドラル爆撃(ミケーラ・パッシーニ)/歴史の究極的恐怖-ドレスデン爆撃の視覚的表象(アンネ・フックス)//
エピローグ;時間の廃墟、人々の廃墟(フランソワ・アルトーグ)など、320ページ。


2013年10月20日にルーヴル美術館講堂で開かれた同題の討論会の一部から刊行
編者の一人サルヴァトーレ・セッティスには次の邦訳があります;
サルヴァトーレ・セッティス、小佐野重利監訳、石井元章・足達薫訳、『絵画の発明 ジョルジョーネ「嵐」解読』(図像と思考の森)、晶文社、2002


時間がありましたら次のページもご覧ください
→「バレンシア近郊の廃屋など(1995)」<「おまけ

vii. 建築画、街景図、紙上建築など

これまでに
フランス革命期の幻視的建築家たちとその周辺→こちらを参照
ロシア・アヴァンギャルドからレオニドフ→こちらを参照
シェーアバルトとガラス建築など→こちらを参照
また関連して
ウルリヒ・コンラーツ、ハンス・G・シュペルリヒ、『幻想の建築 近代におけるユートピア建築とその計画』、1966

『空想の建築-ピラネージから野又穫へ-展』図録、町田市立国際版画美術館、2013
プロローグ;幻想建築小史(竺覚暁)/世界にかたちを与えるもの-空想の建築をめぐって(佐川美智子)//
空想の古代 Part 1 エジプトへの憧憬/脳内に構築せよ、空想の伽藍を-コイズミ・アヤ/空想の建築、その系譜-紙上の建築家たち/空想の古代 Part 2-ピラネージの見た夢-壮麗なローマ/逍遙せよ、空想建築の森を-野又穫など、224ページ。
こちらでも触れています


などをすでに挙げていますが、さらに;


坂崎乙郎、『幻想の建築』(SD選書 35)、鹿島出版会、1969
塔/回廊/室内/画家のアトリエ/庭園/牢獄/宮殿/地獄/大伽藍/廃墟(1)/廃墟(2)/ユートピア(1)/ユートピア(2)/Irrenhaus/バベルの塔など、280ページ。

アンドレ・シャステル、松浦寿夫訳、「理想都市 1(アート・リーディング 8)」、『美術手帖』、no.479、1981.4、pp.206-217
  同、  「理想都市 2(アート・リーディング 9)」、『美術手帖』、no.481、1981.5、pp.200-209
原著は André Chastel, "Cités idéales", 1957

『ボザール建築図集 Les dessins d'architecture de l'École des Beaux-Arts』(求龍堂グラフィックス)、求龍堂、1987
エコール・デ・ボザールの建築図(アニー・ジャック)//
ボザールとローマ大賞;ボザールの思想(三宅理一)/図版・解説//
古代建築の復元;考古学と想像力(三宅理一)/図版・解説など、170ページ。
75点掲載


香山壽夫、『建築家のドローイング』、東京大学出版会、1994
建築家は何によって描くか ドローイングについての粗描的な論考/建築家はどのように描いてきたか//
9世紀ベネディクト会修道院の理想的計画図/ヴィラール・ド・オヌクールのスケッチブック/レオナルド・ダ・ヴィンチの円形教会堂/ミケランジェロのラウレンティーナ図書館/バルダッサーレ・ペルッチの成ペトロ大聖堂内部スケッチ/アンドレア・パラディオの古代神殿の復元設計/ガリ・ビビエーナ一族の建築的幻想/ジョバンニ・バティスタ・ピラネージの牢獄の幻想/植民地時代のアメリカのある植物学者の住宅と庭/トーマス・ジェファソンの自邸/クロード-ニコラ・ルドゥーのブザンソン劇場内部透視図/エティエンヌ-ルイ・ブレーのニュートン記念碑/カール・フリードリッヒ・シンケルの石版画によるゴシック聖堂/サー・ジョン・ソーンの作品によるジョセフ・ガンディの幻想の都市/ジョサイア・コンドルの工部大学南門と門衛室/辰野金吾の工部大学校第1回卒業設計/H.H.リチャードソンのエイムズ邸計画案/アントニオ・ガウディのコロニア・グエル教会堂/チャールズ・R・マッキントッシュの旅行スケッチ/フランク・ロイド・ライトのハーディー邸/グンナール・アスプルンドのイタリアの旅行スケッチ/ミース・ファン・デル・ローエのガラスの摩天楼計画案/ルイス・H・サリヴァンの建築装飾/ウラジミール・タトリンの第3インターナショナル記念塔計画案/パリ美術学校における中村順平の課題作品/ヒュー・フェリスの高層都市/ブルーノ・タウトの見た日本の住居/内田祥三の東大本郷キャンバス構想図/白井晟一の原爆堂計画案/アルヴァ・アアルトのイマトラの教会堂/ルイス・I・カーンのリチャーズ医学研究棟/ピエール・ルイージ・ネルヴィのローマの高架道路橋/ル・コルビュジェのフィリミニの教会堂/前川国男の聖マリア大聖堂/エーロ・サーリネンのエール大学スケート場/カルロ・スカルパのマリオン夫妻の墓など、184ページ。


高山宏、『カステロフィリア 記憶・建築・ピラネージ』(Serie Meraviglia No.1)、作品社、1996
エピグラフ 秘密の手帖(阿部日奈子)//
序 プレーナーなもの/世界劇場、記憶という名の/「正しい」作画術/ルーイニスタ、廃墟の設計者たち/結び/アルキテクトゥーラ・レクリアティオーニス あとがきにかえて、など、290ページ。

同じ著者による→こちらを参照

中嶋和郎、『ルネサンス理想都市』(講談社選書メチエ 77)、講談社、1996
序/ペーパー・シティー-夢の設計図/ペインティッド・シティー-幻想の都市風景/天才たちの理想都市/ビルト・シティーⅠ-実現された理想都市/ビルト・シティーⅡ-理想都市の部分的実現/終章など、246ページ。

『未来都市の考古学』展図録、東京都現代美術館、ひろしま美術館、岐阜県美術館、1996
見えない都市の系譜学(ジェネアロジー)-序にかえて(鵜沢隆)/モデルとしての都市-ふたつの古典主義時代を中心に(同)/メトロポリスを生き延びるユートピア 1870-1935(ジャン=ルイ・コーエン)/未来都市の考古学(コッラード・ガヴィネッリ)//
カタログ;ルネサンス期の理想都市/アルベルティの都市と建築//ピラネージと18世紀の理想都市革命//フランス革命期の幻視の建築家/ルドゥーの「ショーの理想都市」//新古典主義者の都市/エコール・デ・ボザールと考古学//産業都市と社会主義ユートピア/ガルニエの工業都市/未来派と機械都市/サンテリアの「新都市」//ロシア革命と構成主義/国家イデオロギーとコンペ/メーリニコフの建築//ル・コルビュジェの都市計画/線状都市計画/ヒルベルザイマーの合理主義都市/タウトの「アルプス建築」//シュペーアのベルリン都市改造計画/ファシズムとEUR(ローマ万博)//アーキグラムの「ウォーキング・シティ」/ロッシの類推的都市/ロシアのペーパー・アーキテクチャー//
コンピュータ・グラフィクスによる都市空間シミュレーション(ゲアハート・シュミット+フロリアン・ヴェンツ/ファビオ・グラマツィオ)/CG制作ドキュメント(大泉和文)など、246ページ。


萩島哲、『バロック期の都市風景画を読む ベロットが描いたドレスデン、ビルナ、ケーニヒシュタインの景観』、九州大学出版会、2006
序論/ベロットが生きた時代/ベロットが描いたドレスデンの景観/ベロットが描いたビルナの景観/ベロットが描いたケーニヒシュタインの景観/バロック期の「絵になる都市景観」/おわりに、など、134ページ。

アラン・エルランド=ブランダンブルグ、山田英明訳、池上俊一監修、『大聖堂ものがたり-聖なる建築をつくった人々』(知の再発見双書 136)、創元社、2008
原著は Alain Erlande-Brandenburg, Quand les cathédrales étaient peintes, 1993
日本語監修者序文(池上俊一)//
新たな世界/建築家/表現手段/建設現場//
資料編-大聖堂の建設者たち-;建築家/建築現場/建築資材/建築技術/器械/野の石/パリのノートルダム大聖堂の南西塔の修復(1992~1993年)など、188ページ。
原題を直訳すると『カテドラルが描かれた時』となり、建築現場を描いた写本挿絵の類が多数掲載されています(トリミングされたり、切り抜きだったりはするのですが)。


小澤京子、『都市の解剖学 建築/身体の剥離・斬首・腐爛』、ありな書房、2011
序章 建築の解剖学-その皮膚と骨格/都市の「語り」と「騙り」-カナレットのヴェネツィア表象にみる都市改変の原理/「起源」の病と形態の闘争-ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージによる古代ローマ表象/適合性と怪物性-クロード・ニコラ・ルドゥーの両極的性質/建築の斬首-フランス革命期の廃墟表象における瞬間性と暴力性/石の皮膚、絵画の血膿-19世紀文学における「病める皮膚」のモティーフ/エピローグ 眼差しのディセクション//
解題 廃墟の皮膚論-あるいは、紋章の解剖/解剖の紋章(田中純)など、264ページ。


五十嵐太郎編著、『くらべてわかる世界の美しい美術と建築』(エクスナレッジムック)、エクスナレッジ、2015
年代別、美術と建築の様式;古代エジプト/古代ギリシア/古代ローマ/ビザンチン/イスラーム/ロマネスク/ゴシック/イタリア・ルネサンス/マニエリスム/バロック/ロココ/新古典主義/崇高/西洋と東洋の交錯/アール・ヌーヴォー/ウィーン分離派/キュビスム/未来派/表現主義/バウハウス/デ・ステイル/ロシア・アヴァンギャルド/アール・デコ/ミニマリズム//
美術館探訪//
美術のなかの建築;スクロヴェーニ礼拝堂とジョット/イタリア中世都市/円形神殿のイメージ/ねじれ柱/古典主義/コロッセオに接ぎ木して、バベルの塔を想像する/螺旋階段/建築のユートピア/古代ローマの風景/北方の教会/古代ローマへの憧れ/建築家マンサールの肖像と彼の作品/空想の中国/ヴェネツィアの風景/バチカンの聖なる空間/ピラネージと古代ローマの想像力/都市の破壊と再生/ヴェネツィアのランドマーク/ルーヴル宮殿の廃墟と転用/カール・フリードリッヒ・シンケルの絵画と建築/ダンテ『神曲』を描いた絵画と、物語構造の建築化/ドイツの壊れた修道院/理想としてのギリシア神殿/燃えさかる炎の彼方にぼんやり浮かぶ建築/ストーンヘンジの過去と現在/坂の向こうに見えるゴシックの鐘楼/生死を賭けた古代の闘技場/ギュスターヴ・クールベの描いた亡命先/死のイメージにとらわれた島/ゴッホが歪めて描いた教会/移ろいをあらわすスクリーンとしての大聖堂/エッフェル塔に触発された画家/カンディンスキーと幻想のロシア/心象風景として描かれたニューヨーク/抽象化されたドイツの風景/イメージとしてのゴシック大聖堂/コラージュとしての風景//
美術館探訪//
劇的に演出する絵画と窓;絵画のなかの建築部位/17世紀オランダ絵画と窓1/17世紀オランダ絵画と窓2/「窓辺の女性」というモチーフ1/「窓辺の女性」というモチーフ2/騙し絵1/騙し絵2/騙し絵3/20世紀の美術と窓1/20世紀の美術と窓2/20世紀の美術と窓3/20世紀の美術と窓4/20世紀の美術と窓5//
美術館探訪//
表現・形態操作の手法を学ぶ;構成1~12/集積1~2/比喩1~3/現象1~2/概念1~4/変形/建築家が言及1~3/アーティストが建築をつくる1~2など、232ページ。
おおむね見開きページに2点前後の図版を配した各項で構成。


また

『都市風景の発見-近代の一視点・描かれた都市-』展図録、茨城県近代美術館、1992
都市風景の発見とは(匠秀夫)/幕末・明治にみる都市風景の視覚(金原宏之)/都市をめぐる芸術家たちのロンド(小泉淳一)//
図版;文明開化と都市/外国都市との接触/近代都市風景など、152ページ。


『都市のリアリティ・絵画のリアリティ』展図録、西宮市大谷記念美術館、1999
都市のリアリティ・絵画のリアリティ(篠雅廣)、8ページ。
『〈特集〉日本近代美術史 豪華三本立て!!秋の随筆』中の第3部

………………………

個々の作家となれば、ヤーコポ・ベッリーニ(1400頃-1470/71)、アルトドルファー(1480頃-1538)、アントワーヌ・カロン(1521-1599)、フレーデマン・デ・フリース(1527-1606頃、→こちらも参照)、ヴェンデル・ディーターリン(1550頃-1599)、モンス・デジデリオ(フランソワ・ド・ノメー、1593頃-?)、ガッリ・ダ・ビビエーナ一族(18世紀)、パニーニ(1691-1765、→こちらも参照)、ピラネージ(1720-1778、→こちらも参照)、ユベール・ロベール(1733-1808、→こちらも参照)、ユゴー(1802-1885、→こちらも参照)、メリヨン(1821~1868)、ハンマースホイ(1864-1916)、ヒュー・フェリス(1889-1962)、エッシャー(1898-1972)、野又穫(1955- )、立体ならロバート・アーウィン(1928- )、ダン・グレアム(1942- )、アリス・エイコック(1946-、→こちらも参照)、神山明(1953-2012)などなどといろいろいることでしょうが、それらについては一部を除いて別の機会を待つとして、まずは;

The Capricious View. An Exhibition of Townscape, The National Gallery, London, 1984
Exhibition organized and leaflet written by Michael Helston

『綺想の眺め 街景図展』
図録ではなく、一枚物のリーフレットで、折り目を1ページとすると、裏表で16ページ分、出品点数は15点。常設のテーマ別特集展示といったところですが、たまたま訪れた時に開かれていて、とても強い印象を受けたことでした。モンス・デジデリオの実物を見たのもこれが初めてでした。それ以外の出品作家は、ちなみに、ヘンドリク・ヴァン・ステーンヴィク(息子)、ディルク・ヴァン・デーレン、ヤン・ヴァン・デル・ヘイデン、パニーニ、ベロット派、マリエスキ(2点)、カナレット、グァルディ(6点)となります。展示は英国内に巡回したとのこと。


併せて;

Christopher Brown, Dutch Townscape, Themes and Painters in the National Gallery no.10, National Gallery, London, 1974/1978
『オランダの街景図』
40ページ。


上掲の谷川渥『廃墟の美学』(2003)中の「補論としての私的文献案内」の最後に挙げられているのを見て知ったのが次の図録で(p.209)、建築綺想画だけを扱うものではありませんが;

Das Capriccio als Kunstprinzip. Zur Vorgeschichte der Moderne von Arcimboldo und Callot bis Tiepolo und Goya. Malerei - Zeichnung - Graphik, Wallraf-Richartz-Museum, Köln, Kunsthaus, Zürich, Kunsthistorische Museum, Wien, 1996-1997
『芸術原理としのカプリッチョ アルチンボルドとカロからティエポロとゴヤにいたる近代前史 絵画・素描・版画』展図録-
, pp.芸術原理としてのカプリッチョ(ヴェルナー・ホフマン)/幻想、発明、カプリッチョ-芸術理論的な破片と大きな主題への傍注(エッケハルト・マイ)/グラフィックなジャンル・カプリッチョ-幻想を制御するための、結局は無益な試み(ヴェルナー・ブッシュ)/図像と建築理論における建築綺想画(ミヒャエル・キーネ)/カプリッチョの真実-景観図の虚偽(ヴェルナー・ブッシュ)/気まぐれな証人-ヴィットーレ・ギスランディと肖像画における発明の芸術(ダニエル・シュパンケ)/「運がいい、慣れた道から離れるために?」-カプリッチョと18世紀フランス絵画における逸脱の芸術(ヨアヒム・レース)/プッサンによる綺想風景画-カール・ルートヴィヒ・フェルノウに認知された(ゲッツ・ツィメク)/ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージによる想像力の発見 初期の素描と版画におけるカプリッチョ(ノーバート・ミラー)/ティエポロとカプリッチョの顚倒的な力(フランク・ビュットナー)/グロテスクなエロティック ゴヤの初期の諷刺画について(ユッタ・ヘルト)/「聞き慣れない進行、隠された Zierrath、意味深い転回と装飾」-音楽におけるカプリッチョ(ペーター・シュロイニング)/文学におけるカプリッチョ(ギュンター・エステルレ)//
カタログ;模倣から幻想へ-16世紀におけるカプリッチョ/幻想と現実の間-人工風景としてのカプリッチョ/快活な世界-理想像としてのカプリッチョ/崇高の戦慄-恐怖の図像としてのカプリッチョ/素描におけるカプリッチョ-前言/版画におけるカプリッチョ-前言など、408ページ。


併せて、やはり建築綺想画だけを扱うものではありませんが;

Roland Kanz, Die Kunst des Capriccio. Kreativer Eigensinn in Renaissance und Barock. Deutcher Kunstverlag, München und Berlin, 2002
『カプリッチョの芸術 ルネサンスとバロックにおける創造的強情さ』
序/ヴァザーリとカプリッチョ(Ⅰ)/隠喩から芸術理論的概念に移行するカプリッチョ/いくつかの現われ/カプリッチョとグロテスクの条件接合部/ヴァザーリとカプリッチョ(Ⅱ)/芸術的〈強情さ〉への神学的批判/補遺と良い趣味/キマイラ的な画面組織/1600年前後の奔放な筆致と率直な一筆/カロと版画連作/カプリッチョと完全な芸術/カプリッチョと建築描写/附論:パッセリの二つのアカデミー講義など、420ページ。


こちらはたまたま実見することのできた;

Images et imaginaires d'architecture. Dessin, peinture, photographie, arts graphique, théâtre, cinéma en Europe aux XIXe et XXe siècles, Centre Georges Pompidou, 1984
『建築のイメージと想像的なるもの 19-20世紀のヨーロッパにおけるデッサン、絵画、写真、グラフィック・アート、演劇、映画』展図録
建築のイメージと想像的なるもの 社会的・文化的賭け金(ジャン・デティエ)//
建築、デッサンの芸術(ジャン=ミシェル・サヴィニャ)/美の影 新古典主義建築のデッサンについて(ミシェル・ヴェルヌ)/建築をデッサンする 美術の視点と視点の変化(アンリ・ブレスレル)/バロックの設計図から不等角投影へ ドイツにおける建築デッサンの進化(ヴィンフリート・ネルディンガー)/建築の未来派的表象(ジョヴァンニ・リスタ)/デッサンの死とあるコードの誕生(アラン・サルファティ)/図式の目盛り(フィリップ・ブードン)/罪あるデッサン?(フランソワ・シャスラン)/インクの建物(アラン・ギウー)/放蕩娘 都市闘争の道具としての建築デッサン(モーリス・キュロ)/ヴァザーリ、バーリントン、マリニイとソーン 建築デッサンの4つの古いコレクション(ヴィクトリア・ピニョ)/分類できないものの魅惑(ジャック・ギレルム)/建築デッサン 新たな文化的商品(ジョン・ハリス)/建築画 中世末期から19世紀初めまで(クロード・ミニョ)/3次元での戦い 19-20世紀の建築を前にした画家たち(ブルーノ・フカール)/建築的瞞し絵の歴史と実際(ミリアム・ミルマン)/19-20世紀の建築写真(フィリップ・ネアギュ&ジャン=フランソワ・シェヴリエ)/花火 建築的想像の爆発(パトリック・ブラッコ&エリザベート・ルボヴィシ)/演劇・オペラの舞台装飾としての建築(カトリーヌ・ジョワン=ディエテルル)/セット、表現主義映画における建築についての心誌の要素(フォルカー・フィッシャー)/建築と映画(ベン・ギブスン)/建築デッサンと木版からオフセットまでの複製技術(パトリック・セレスト)/出版物における建築版画(ベン・ワインレブ)/バンド・デシネにおける建築(ジャン=マリー・ド・ビュッシェール→こちらでも触れています)/建築的写真測量(ジャン=ポール・サントーバン)/不等角投影の化身(イヴ=アラン・ボワ)/建築の表象と新しいテクノロジー(ジャン・ゼトゥーン)//
公開書簡/建築デッサンの伝統的語彙(パトリック・セレスト)//
図像誌;1826/1839/1840/1849/1850/1859/1860/1869/1870/1879/1880/1889/1890/1899/1900/1909/1910/1919/1920/1929/1930/1939/1940/1959/1960/1969/1970/1984など、436ページ。


同展の展評;
柴田いづみ、「建築空間の伝達メディアと意味の拡大」、『美術手帖』、no.530、1984.8、pp.126-137

Der Traum vom Raum. Gemalte Architektur aus 7 Jahrhunderten, Eine ausstellung der Albrecht Dürer Gesellschaft Nürnberg in Zusammenarbeit mit der Kunsthalle Nürnberg, Dr. Wolfram Hitzeroth Verlag, Marburg, 1986
『空間の夢 7世紀間の描かれた建築』展図録
序論(クルト・レッヒャー)/理念から形態へ-生成中の建造物(ギュンター・ビンディング)/バンベルクはエルサレムである-中世の建築肖像画(バーバラ・ショック=ヴェルナー)/実際と見えよう-中世と近代の間の建築肖像画(クルト・レッヒャー)/そこに住むためでなく-建築幻想(同)/偽りの空間-建築綺想画(ハイデ・ビドー)/力の無常、無常の力-廃墟(ヘルムート・ベルシュ=ズーパン)/理想建築 模擬建築と祝祭建築(ハンス・ロイター)/ある歴史的建築の設計図(同)/不敬あるいは傑作-バベルの塔(ユッタ・ツァンダー=ザイデル)/背景-異国趣味絵画における建築の意味(ヤン・ピーパー→こちらも参照)/異世界-幻想建築(ハンス・ホレンダー)/絵の中の建物。未来の絵-ユートピア建築(ヨハネス・ラングナー)/教会、神殿、城-再発見された過去(ノーバート・ゲッツ)/劇場の舞台空間(ヘルムート・グロッセ、クルト・レッヒャーの序)/出来事としての可視性-20世紀の建築肖像画(ハラルト・レーバーマン)/堅固なものの祝祭の不確かさ-脅威の象徴としての建築(ライナー・ベック)/図像建築と構造の変転-20世紀の建築パラフレーズ(ジクマー・ホルステン)など、536ページ。


Miriam Milman, Architectures peintes en trompe-l'œil, (Les illusions de la réalité), Skira, Genève, 1986
『瞞し絵に描かれた建築』
序言//
暗示される空間;変更/対照/共存/指定//
肯定される空間;開口部/眩惑/調和/曖昧さ/外部//
聖なる空間;拡大/超越/人間化//
遊戯的な空間;演劇的な場/見る、見られる/豪奢/回避/署名//
再考される空間;折衷主義と解体/もう一つの錯視/異議/郷愁/透視画法//
結びなど、120ページ。


Perspectives : Saenredam and the Architectural Painters of the 17th Century, Museum Boymans-van Beuningen, Rotterdam, 1991
『透視画 サーンレダムと17世紀の建築画家たち』展図録
透視画 サーンレダムと17世紀の建築画家たち
(Jeroen Giltaij)/17世紀の目録における〈透視画〉(J. M. Montias)/宮廷様式-デン・ハーグとロンドンにおける建築画(Walter Liedtke)/建築画の機能、とりわけ教会内部図を参照しつつ(Rob Ruurs)//
カタログ
(Jeroen Giltaij and Guido Jansen)など、326ページ。

同展の展評;
Lyckle de Vries, "Rotterdam : "Saenredam and seventeenth-century architectural painting", The Burlington Magazine, no.1066, 1992.1, pp.51-54

サーンレダムについてはとりあえず;

持田季未子、『17世紀の光 オランダ建築画の巨匠サーンレダム』、岩波書店、2009
序章/繁栄の都ハールレム/銅版画から油彩画へ/「建築画」の研究/充実の夏/日常と永遠の間/光があたる壁、物質への愛/終章など、222ページ。

Expressionist Utopias. Paradise + Metropolis + Architectural Fantasy, University of California Press, Los Angeles County Museum of Art, 1993-1994
『表現主義的ユートピア 楽園+メトロポリス+建築幻想』
序論
(Timothy O. Benson)/幻想と機能性-ユートピアの宿命(Timothy O. Benson)/図版-楽園/ユートピアへの橋-ユートピア実験としてのブリュッケ(Reinhold Heller)/図版-メトロポリス/社会理論、メトロポリスと表現主義(David Frisby)/図版-建築幻想/表現主義的崇高(Iain Boyd Whyte)/図版-映画と舞台/メトロポリス-都市、映画、近代性(Anton Kaes)/図版-反ユートピア/液状空間としての博物館-『表現主義的ユートピア』のクープ・ヘンメルブラウ・デザインについての Wolf D. Prix との対話(Edward Dimenberg)/カタログ/附録-試論、記事、宣言、書簡とその他の著述など、340ページ。

Ségolène Le Men, La Cathédrale illustrée de Hugo à Monet. Regard romantique et modernité, CNRS Éditions, Paris, 1998
『ユゴーからモネまでの描かれたカテドラル ロマン主義的視線と近代』
序論 カジモドの目/
CECI TUERA CELA/グーテンベルクからゼンフェルダーへ/『パリのノートル=ダム』の挿絵入り版/ゴシックのカテドラル、記憶術/ロマン主義的カテドラルのスペクタクル/カテドラル、〈景色〉、想起の美学/景色の時禱書とピトレスクな相の美学/景色と視線の変容-拡張と集中/結論-モネと光のカテドラルなど、224ページ。

Sir Kenneth Clark. "Architectural Backgrounds in XVth Centyru Italian Painting - I", The Arts, no.I, 1946, pp.13-24
Id.. "Architectural Backgrounds in XVth Centyru Italian Painting - II", The Arts, no.II, 1947, pp.33-42
「15世紀イタリア絵画における建築背景」

Richard Krautheimer, "The Tragic and Comic Scene : The Baltimore and Urbino Panels", Gazette des Beaux-Arts, 1948.1-6, pp.327-346
「ルネサンスの悲劇・喜劇の舞台装飾-ボルティモアとウルビーノの板絵」

Joanna Woods-Marsden, "Images of Castles in the Renaissance : Symbols of 'Signoria' / Symbols of Tyranny", Art Journal, vol.48 no.2, Summer 1989, pp.130-137
「ルネサンスにおける城のイメージ 〈領主制〉の象徴/専制の象徴」

少しだけ個々の作家を挙げておくと;

Louis Courajod et Henry de Geymüller, Les estampes attribuées à Bramante avec points de vue iconograohique et architectonique. Extrais de la Gazette des Beaux-Arts avec addition de notes et d'une eau-forte, Libraririe de Rapilly, Paris, 1874
『伝ブラマンテの版画、図像誌および建築術の視点から。ガゼット・デ・ボザールからの抜粋、註と銅版画1点を附す』
28ページ。


Goerge Martin Richter, "Architectural Phantasies by Bramante", Gazette des Beaux-Arts, 1943, tome 23, pp.5-20
「ブラマンテの建築幻想」

Diego Angulo Iniguez, "Bramante et la Flagellation du Musée du Prado", Gazette des Beaux-Arts, 1953.7, tome 42, pp.5-8
「ブラマンテとプラド美術館の《鞭打ち》」

ブラマンテについては;

アルナルド・ブルスキ、稲川直樹訳、『ブラマンテ-ルネサンス建築の完成者-』、中央公論美術出版、2002
原著は Arnaldo Bruschi, Bramante, 1973/1985
初版英語版への序文(ピーター・マレー)//
序章/ブラマンテの芸術形成/ロンバルディーアのブラマンテ:初期の問題意識/三次元有機体としての建築の発展/ロンバルディーア後期の活動:方法論への取組みと都市空間への関心/ローマ初期の活動:サンタ・マリーア・デッラ・パーチェの回廊/ユリウス二世とブラマンテの
《大》様式(グランデ・マニエラ):ベルヴェデーレと《古代風ヴィッラ》の再生/ブラマンテの都市メージ/サン・ピエトロ・イン・モントーリオのテンピエット/サン・ピエトロとブラマンテの《盛期様式》(マニエラ・マトゥーラ)/生涯の最期と総括 人間ブラマンテと16世紀(チンクエチェント)建築の展開におけるその作品の意義など、384ページ。

Pierre Rosenberg, "Louis-Joseph Le Lorrain (1715-1759)", Revue de l'Art, no.40-41, 1978, pp.173-202
「ルイ=ジョゼフ・ル・ロラン(1715-1759)」

Michael Leveyn, "'The Enchanted Castle' by Claude : subject, significance and interpretation", The Burlington Magazine, no.1028, 1988.1, pp.812-820
「クロードの《魔法にかけられた城》:主題、意味と解釈」

David Marshall, "Giovanni Ghisolfi or the 'Monogrammist GAE' at Stouuhead?", The Burlington Magazine, no.1123, 1996.10, pp.685-690
「ジョヴァンニ・ギゾルフィあるいは『モノグラムGAEの画家』?」

ジョルジュ・プーレ、金子博訳、「ピラネージとフランス・ロマン派の詩人たち」、『三つのロマン的神話学試論』、1975、pp.121-169+註

次の論文とともに→こちらでも挙げました

ヨルゲン・アンデルセン、井手弘之訳、「巨大な夢-英国におけるピラネージの影響」、『ユリイカ』、vol.15 no.3、1983.3:「特集 幻想の建築 〈空間〉と文学」、pp.174-185
原著は Jorgen Andersen, "Giant Dreams, Piranesi's Influence in England", English Miscellany, 3, 1952
………………………

どうしても西欧ものが中心になってしまいましたが、中国の〈界画〉については今のところあまり資料を見つけられずにいて、とりあえず;

中野美代子、「Ⅰ-7 界画美術館」、『龍の住むランドスケープ 中国人の空間デザイン』、1991、pp.67-80
ある仙島図/界画の技法/「入れ子」構造の絵/都市図さまざま/山中の宮殿/不可能性のトポス

同じ著者による→こちらを参照

中野美代子、「Ⅱ-14 定規で描く絵」、『綺想迷画大全』、飛鳥新社、2007、pp.113-120
他の内容は
交錯する異形;ワット・ブラケオのハヌマーン/多頭怪ラーヴァナ/バリ島の海をかきまぜる/悪魔のかたち/マルコ・ポーロの挿絵/さそりと龍の関係/写字生のいたずら/おしゃべりの樹/かわいい魚介たち/仙人飛行図//
空間のあそび;空飛ぶ絨毯/ムガルの架空庭園/まちの模型と楽園の模型/ハンコで埋めた余白/ぎっしり・びっしりの絵/地図としての絵/宗教画の中の小人/天の井戸に何がいる?//
動物たちの旅;果物を献ずるサルたち/サル絵と植民地/鳥の絵 傑作三題/西方へ飛ぶこうもり/マダガスカルから北京へ/角のない犀/ギャロップする馬たち//
いつものできごと;18世紀のフィギュア・スケート/まちなみ散策/橋上マーケット/
画家(ペインター)製図家(ドラフツマン)か/子どもたちのお買物/北斗を蹴とばす/ある船医の絵日記/帝王の行列/帝王の肖像/張光宇(ちょうこうう)作『西遊漫記』など、292ページ。

併せて;

中野美代子、『チャイナ・ヴィジュアル 中国エキゾティシズムの風景』、河出書房新社、1999
エキゾティシズム;ジュゼッペ・カスティリオーネ-清朝宮廷画家の絵画と円明園-/円明園西洋楼-廃墟の時間-/西方への疾走-カスティリオーネの馬たち-/郎世寧グッズ-よみがえるカスティリオーネ-/異教より異宝を-清朝のヨーロッパ受容-/まぼろしの「祺祥重宝」-香港返還から思いだすこと-/「中国輸出画(チャイナ・エキスポート・ペインティング)」-チネリー派の画家たちと初期香港-/レジデンシーと円明園-インドと中国の西洋楼-//
クロノス・ヴィジュアル;宋代風俗画の世界-くらしの図像誌-/中国廃墟考-紙上の楼閣から廃屋まで-/天の橋と地の橋-胎内への道-/鳥は鳴き、かつ語る-鳥籠時計やら「鸚鵡地図」やら……/パンテオンの日時計-クーポラの穴から陽光が…//
スクリプト・ヴィジュアル細目はこちら
など、324ページ。


中野美代子、「境界の風景-形象としての、あるいは方法としての-」、伊原弘編、『「清明上河図」をよむ』、勉誠出版、2003、pp.113-130
他の内容は;
序言(伊原弘)/『清明上河図』全図/『清明上河図』跋文集/座談会 『清明上河図』をよむ//
『清明上河図』をよむ;『清明上河図』と北宋末期の社会(伊原弘)/建築から解読する中国中世の都市社会(高村雅彦)/『清明上河図』にみる樹木と石-汴京の庭園のかおり-(木津雅代)/『清明上河図』の船を造る(山形欣哉)/テーブルと腰掛から見た『清明上河図』(小泉和子)/その後の『清明上河図』-作品史の中の一断章-(坂倉聖哲)//
画中の世界;『清明上河図』中のひとびとの識字と計算能力(本田精一)/『清明上河図』にみる飲食(日下翠)/あふれる看板-消費と健康へのいざない-(伊原弘)/『清明上河図』のテーブルの上(塩卓悟)/『清明上河図』に描かれた桶と樽(小泉和子)/開封銅銭雑話(本田精一)//
比較史からの読み;『清明上河図』と日本の都市景観-『年中行事絵巻』『一遍上人絵伝』『洛中洛外図屏風』との比較を通して-(玉井哲雄)/絵画史料としての『清明上河図』-日本史からの読み方-(黒田日出男)//
織りなす世界;『清明上河図』は『金瓶梅』の生みの親?(中野美代子)/『清明上河図』の行交う人々に会い、その運命を読む(清木場東)//
西からのまなざし;「橋の下、水は流るる:『清明上河図』に関するさらなる一考察」より抜粋(ジュリア・K・ムレー)/『清明上河図』と宋代東京の歴史的地理(リンダ・C・ジョンソン)/皇后と葬送、麵と豚 『東京夢華録』と都市紀行文学の萌芽(ステファン・H・ウエスト)など、394ページ。


新藤武弘、「都市の絵画-〈清明上河図〉を中心として-」、『跡見学園女子大学紀要』、no.19、1986.3.15、pp.181-206

板倉聖哲、「画家像としての夏永、その成立と展開-《岳陽楼図》を中心に」、『美術フォーラム21』、vol.32、2015.11:「特集 グローバリズムの方法論と日本美術史研究-一国主義と受容研究を越えて」、pp.103-109

中野美代子「境界の風景」の註3に挙げられていたのが;

『界畫特展圖録』、國立故宮博物院、台北、1986
界畫特展説明//
圖版(カラー、33点)/参考圖版(モノクロ、14点、カラー図版で部分図が掲載された作品の全図)//
圖版説明//

Introduction to the Exhibition of Chieh-hua (Ruled-Line Painting) など、72ページ。
英文序文は2ページ、英文出品リストあり。他は中国語。
出品作は台北故宮博物院の所蔵品。


板倉論文の註1に挙げられていたのが;

Anita Chung, Drawing Boundaries. Architectural Images in Qing China, University of Hawai'i Press, Honolulu, 2004
『境界を引く 清朝の中国における建築的イメージ』
序/〈界画 Jiehua〉の伝統/清帝国の領土:宮廷の表象Ⅰ/理想化された図式:宮廷の表象Ⅱ/動く庭園:揚州の表象Ⅰ/歴史と神話を伝える:揚州の表象Ⅱ/結論など、222ページ。


〈界画〉とは異なりますが;

武田雅哉、『跳べ!大清帝国 近代中国の幻想科学』(リブログラフィクス)、リブロポート、1988、pp.33-38:「第2章 東と西の(ひかり)(かげ)」中の「電線交響曲」の節

同じ著者による→こちらも参照

絵ではありませんが、中国の建築に関わってとても面白かったのが;

『中国古代の建築とくらし 茂木計一郎コレクション』展図録、愛知県陶磁資料館、2008
家型明器と画像磚に見る中国古代のくらし(茂木計一郎)/黄泉の暮らしと住まい-明器陶屋の世界(田中淡)/中国古代文明における漢という時代(鶴間和幸)//
図版//
中国古代の陶製明器(森達也)など、120ページ。


こちらも街景図・建築画の宝庫だったりします;

『異国絵の冒険 近世日本美術に見る情報と幻想』展図録、神戸市立博物館、2001
「異国絵の冒険」とは何か(塚原晃)//
図版と解説 世界の国々と人々//
  異国としてのアジア;故事・物語と異国/南蛮と韃靼/中国と欧羅巴の融合/天竺のイメージ/近隣の異国・異域//
  描かれたヨーロッパ世界;富貴なる異国/理想の異国/流布される異国/戦乱の異国/膨張する異国//
  工芸意匠としての異国;ヨーロッパからの注文によるヨーロッパ風景/ヨーロッパ人とヨーロッパ風景//
桃山時代の異国絵(成澤勝嗣)/描かれたオランダ(岡泰正)/江戸時代の海外情報と異国絵(勝盛典子)/楽園から修羅場へ(塚原晃)など、162ページ。


となると

岡泰正、『めがね絵新考 浮世絵師たちがのぞいた西洋』、筑摩書房、1992
のぞき眼鏡への旅/17世紀オランダ風景画と広重/パースペクティブとの出会い/浮絵の誕生-ニュータイプの浮世絵/のぞき眼鏡とは何か/応挙の眼鏡絵-風景の革新/西洋製風景銅版画の輸入と浸透/眼鏡絵と自然主義/冬のオランダにて/浮世絵の中の投影//
屋上ののぞき眼鏡-あとがきにかえて//
ヨーロッパの眼鏡絵資料-C.J.カルデンバッハ氏の論考について/ヨーロッパにおける眼鏡絵について(C.J.カルデンバッハ)など、280ページ。


岸文和、『江戸の遠近法 浮絵の視覚』、勁草書房、1994
序章 元文4年(1739)のヘッドライン・ニュース/延享2年(1745)のパースペクティヴ-奥村政信「大浮絵」をめぐって-/〈第一世代〉の「浮絵歌舞伎芝居絵」-室内空間を見る眼差し-/明和4年(1767)のスナップ・ショット-歌川豊春の「浮絵歌舞伎芝居図」-/「浮絵新吉原大門口図」の軌跡-屋外空間を見る眼差し-/明和7年(1770)のランドスケープ-〈第二世代〉の「浮絵新吉原大門口図」-/浮絵の視覚-はけ先の間から透かして見れば-/終章 寛政7年(1795)のアート・ギャラリーなど、296ページ。

佐藤守弘、「都市とその表象-視覚文化としての江戸泥絵-」、『美學』、vol.51 no.2、2000.9.30、pp.37-48[ < CiNii Articles

遡って;

『中世の館と都市 ミクロの空間から 歴史を読みなおす 7』(朝日百科 日本の歴史別冊 6)、朝日新聞社、1994.3
館の空間を読む;中世の(たち) 武士の館を中心に(五味文彦)/会所と草庵 都市の「奥」(伊藤毅)/酒宴の空間 政治を担う場(久留島典子)/能の空間 屋根のある舞台(松岡心平)//
都市の空間を読む;絵巻のなかの都市 鎌倉・京(五味文彦)/堂と広場の風景 中世都市・奈良にみる(安田次郎)/市に都市をみる(桜井英治)//
コラム;京中巷所 公から私の空間へ(高橋敏子)/京都図を読む 平安京図から何がわかるか(上杉和彦)など、72ページ。


小泉和子・玉井哲雄・黒田日出男編、『絵巻物の建築を読む』、東京大学出版会、1996
まえがき(玉井哲雄)//
Ⅰ;貴族住宅(川本重雄)/中門廊と出入口の構成(同)/町屋(高橋康夫)/網代壁・板壁・土壁 町屋のイメージの変貌(黒田日出男)/武家住宅(玉井哲雄)/煙出と釜殿(保立道久)/庶民住宅 堂と小屋の観点から(宮澤智士)//
Ⅱ;絵巻物にみる中世住宅の寝場所(小泉和子)/殿上の椅子と小蔀(保立道久)/脇息と寄懸り クッションの登場(黒田日出男)//
Ⅲ;絵巻物の建築図は信頼できるか 『一遍上人絵伝』の寺院・神社図を通して考える(藤井恵介)/記号としての竹の縁と柱(小泉和子)/絵巻物の住宅を考古学発掘史料から見る(玉井哲雄)など、300ページ。


イスラームにおける建築図のほんの一端について;

桝屋友子、『イスラームの写本絵画』、名古屋大学出版会、2014
中の「第Ⅱ部 イスラーム写本絵画鑑賞」の「第2章 場所と時間-場面設定の工夫」の内「3 室内場面の設定」より、pp.96-100:「(2) 建物の間取りの表現」および図版42-44など、
また第Ⅱ部「第4章 巻頭口絵の意義」より、pp.129-136:「1 現存最古のイスラーム写本絵画-サヌアー大モスクのクルアーン写本口絵」および図版82-83など。

………………………

『建築のフィギュア プラーベート・プロダクツ』(INAX BOOKLET)、INAX出版、2004
建築のフィギュア/ペーター・フリッツのスペシャル・モデル/糸崎公朗の写真+模型=フォトモ/坂啓典の世界遺産ペーパークラフト/伝えたい自国の風景/藤沢みのるの無彩色セラミック・ミニチュア//
建築のフィギュア(小山明)など、72ページ。


松本文夫編、『MODELS 建築模型の博物都市』、東京大学出版会、2010
大学博物館と新たな実験展示・オープンラボ(林良博)/「幻想美術館(ミュゼ・イマジネール)」建築編の試み(西野嘉章)/つくるモデル、考えるモデル(松本文夫)//
建築の模型 1//
思考の模型;イデアのミュージアム(セルジオ・カラトローニ)/人をつくる建築-「屋根の家」から「ふじようちえん」へ(手塚貴晴)/現在に接続する未来(大野秀敏)/Space Archives-ミュージアムの記憶と保存(洪恒夫)/動くものの意匠-鉄道車輌と動物と(遠藤秀紀)/モデル(ヨコミゾマコト)/貝の建築学(佐々木猛智)/篠原一男論(大松俊紀)/そこにしかない形式(千葉学)/思考モデルとしての博物館と専門メディアの比較-器と枠組みの関係として考える(橋本純)/箱の家 エコハウスを目指して(難波和彦)/太陽系の博物学-天体と形態と表面構造(宮本英昭)/時間の中の「かたち」・時間の中の「デザイン」(岸田省吾)/スマートマテリアルから建築へ(脇田玲)/都市の公共空間と創造性(伊藤香織)//
建築の模型 2//
オープンラボ-創造再生の現場(松本文夫)//
建築の模型 3 など、296ページ。

viii. もろもろ(1)

階段については→「階段で怪談を」(1998)の註や追記等に挙げた文献も参照ください。
また少しずれるかもしれませんが、鏡について→「マネ作《フォリー・ベルジェールのバー》と絵の中の鏡」(1986)のやはり註9や参考文献追補参照。
 

いろいろなど(1)
廊下など 
塔など
庭園など
グロッタ(グロット)など
劇場など
地下など 
橋など 
建築と写真など 
背景用資料集その他 

いろいろなど;

海野弘、『空間の神話学 玩具・庭園・劇場』、造形社、1971
日本的空間その光と闇-原点からの出発-/スーパーマナリズム/グランド・イリュージョン-だまし絵の空間-/迷宮と迷路/人工庭園-バロックとオープン・スペース-/玩具の社会学-ロボットとマヌカン-/地図と世界-距離空間論-/世界劇場-シェイクスピアの舞台-/幻影劇場-マニエリスムのからくり舞台-/バレエ・リュス-荒々しき魔術-/光・音・肉体-構成主義の舞台-/都市と森-〈建築〉をこえて-など、216ページ。

横山正、『透視画法の眼 ルネサンス・イタリアと日本の空間』、相模書房、1977
階段/門/機能/理想都市/二重らせん/楕円幻想/軸線/城砦都市/劇場/無限への出発/透視画法の眼/虚構のまち/本と建築//
泉と洞窟/布置の建築 W.ブラウンフェルス『西ヨーロッパの修道院建築』を読んで/城砦の構想/レオナルドのノオト//
都市のデザイン/アルプスの南/塔の思想 マグダ・レヴェツ・アレクサンダー『塔の思想』を読んで/風土と建築/日本の空間//
形態と素材のあいだ/方形の空間/あそびの把握/ものが本当に「もの」であるとき 草森紳一『江戸のデザイン』を読んで/墓の造形 嶋岡晨『死者たちの語る場所』を読んで/傍国の可怜国/住宅の空間/建築と都市のあいだなど、274ページ。


ロバート・ハービソン、浜田邦裕訳、『建築と非建築のはざまで』(SDライブラリー 20)、鹿島出版会、1995
原著は Robert Harbison, The Built, the Unbuilt and the Unbuildable. In Pursuit of Architectural Meaning, 1991
序文/庭園/モニュメント/要塞と理想都市/廃墟/絵画/アンビルダブルなど、208ページ。

『日本の美学』、no.16、1991.3、pp.4-205:「特集 空間-日本人の空間意識」
洋風画の空間表現(成瀬不二雄)/生と死の祭祀空間(村武精一)/茶室空間の特異性(熊倉功夫)/日本庭園の空間-「自然と人間」、「景観と時間」の合一化(進士五十八)/座談会 日本文化の空間(河竹登志夫、高階秀爾、鈴木博之)/日本の仏教彫刻とその空間(水野敬三郎)/日本の劇場空間 空間の生成と変容に関するノート(清水裕之)/辻の風景 空間論のためのノート(守谷毅)/物語文学のまなざしと空間 源氏物語の〈かいま見〉(高橋享)/空間としての間(橋本典子)/舞台造りの空間 パフォーマンスの建築(ナディム・カラム)

志賀洋子、『坂の迷宮』、日本経済新聞社、1997
序章 空間としての坂/化かされる空間/神話の坂/平安京の坂/鎌倉の坂/江戸の坂/坂の棲み分け/江戸の神社と坂/坂の風景など、214ページ。

日本建築学会編、『空間体験 世界の建築・都市デザイン』、井上書院、1998
表層/光と風/水と緑/街路/中庭/塔/シークエンス/架構/浮遊/集落/群/再生/虚構/建築・都市空間の見方に影響を与えた人々など、344ページ。

日本建築学会編、『空間演出 世界の建築・都市デザイン』、井上書院、2000
対称/シンメトリー/対比/コントラスト/連続/リズム/転換/コンバート/系統/ネットワーク/継起/シークエンス/複合/コンプレックス/重層/レイヤー/領域/テリトリー/内包/コノテイション/表層/サーフェイス/異相/ディフォーム/空間ボキャブラリーなど、266ページ。

日本建築学会編、『空間要素 世界の建築・都市デザイン』、井上書院、2003
柱/壁・塀・垣/窓/門・扉/屋根/天井/床/階段・スロープ/縁側・テラス/都市の装置/建築の装置/仮説の装置など、256ページ。
………………………

廊下など;

井上充夫、「廊について-日本建築の空間的発展における一契機-」、『日本建築学会論文報告集』、no.54、1956.10.5、pp.793-796[ < CiNii Articles (有料)

山本真由美、「廊下と階段の変奏 『三四郎』・『草枕』・『明暗』」、『實踐國文學』、no.74、2008.10、pp.41-59[ < 実践女子大学学術機関リポジトリ
こちらにも挙げておきます

福永素久、「近世城郭における『廊下橋』考~城郭史研究の視点から見る、本丸・天守へ続く不思議な橋~」、『史学論叢』、no.41、2011.3、pp.67-92 [ < 別府大学 機関リポジトリ
こちらと、そちらにも挙げておきます

竹内裕二、『イタリア修道院の回廊空間 造形とデザインの宝庫 ロマネスク、ルネサンス、バロックの回廊空間』、彩流社、2011
中世回廊空間の出現に至るまで/初期中世からロマネスクのイタリア回廊空間/イタリアのシトー会回廊空間/13c~17cのイタリア回廊空間など、300ページ。
同じ著者による→こちらを参照


写真集;

鈴木恂、『回廊 KAIRO』、中央公論美術出版、2004
266ページ。

また、

浜本隆志、『「窓」の思想史 日本とヨーロッパの建築表象論』(筑摩選書 0027)、筑摩書房、2011
の内「第4章 ヨーロッパの閉鎖性と日本の開放性」より pp.107-113;「1 『廊下の発明』と個室の成立」など

上の本の参考文献で見かけたのが;
青木正夫・岡俊江・鈴木義弘、『中廊下の住宅 明治大正昭和の暮らしを間取りに読む』(住まい学体系 102)、住まいの図書館出版局、2009
はじめに/研究の方法について//
日本住宅近代化の端緒 座敷直入型住宅の誕生/中廊下型住宅の生成/中廊下型住宅批判/西洋住宅の模倣/折衷式住宅の発展 居間中心型住宅の創出/停滞の時代/戦後の住様式論//
論文再録・座談会再録;建築計画学の理念と方法(青木正夫、1978)/計画学の揺籃期から現代を考える(青木正夫・広原盛明・重村力・藤森照信・糸長浩司、1998)//
栞・Appendix;青木正夫が教えてくれたもの(鈴木成文・岡俊江・鈴木義弘・植田実)など、294ページ。


Mark Jarzombek, "Corridor Space", Critical Inquiry, vol.36 no.4, Summer 2010, pp.728-770
「廊下空間」
フランスではもともと、「
corridor は両側に部屋があって、スピードと効用を強調するのに対し、gallerie はつねに片側だけに部屋があり、もう一方には窓の列がある。gallerie は庭を眺めるための空間で、後には絵を見たり、会話を愉しんだり、また大切なのは、ゆっくりと移動するべき空間なのだ。18世紀になると、フランス語は corridorcouloir と訳し始めることだろう。後者は排水路やふるいを意味する古い単語で、あきらかにまったく異なる-そして肯定的ではない-含みをはらんでいた」(p.748)そうです。
"galerie"の語については、ジャン・メスキ、『ヨーロッパ古城物語』、2007、pp.107-109、また p.4 も参照
すぐ上に挙げた『中廊下の住宅』からすると、"corridor"は〈中廊下〉にあたるのでしょうか。"galerie"は〈縁側〉と同じでないにしても、対応はするといっていいものかどうか。

なお〈廊下〉を主題とする文章ではありませんが、

岸和郎、「一 美術館の近代」、太田喬夫・三木順子編、『芸術展示の現象学』、晃洋書房、2007、「第5章 建築と場」、pp.149-159
には、近代建築とは「それを極めて形而下学的な、即物的なレベルで定義するとすれば、『廊下』の発見ではなかったのか。カーンに従えば、『サービスする空間』としての廊下が発見されたのが近代だった、と言ってもいいのではないか」という一節がありました(p.149)。
………………………

塔など;

佐原六郎、『世界の古塔』、雪華社、1963
東西の仏塔;大和の塔婆/朝鮮の石塔/中国の仏塔/古代インドのストゥーパ/セイロンのダーガバ//
オベリスクと塔;オベリスク/ワシントンのオベリスク塔//
キリスト教の鐘塔;イタリアのカンパニーレ/サクソン塔とその社会的背景/アイルランドの円塔//
回教塔;回教塔概観/螺旋形光塔/クトゥブ・ミナールその他など、330ページ。


マグダ・レヴェツ・アレクサンダー、池井望訳、『塔の思想 ヨーロッパ文明の鍵』、河出書房新社、1972/1992
原著は Magda Révész-Alexander, Der Turm, als Symbol und Erlebnis, 1953
序論/バベルの塔/塔の意味と機能/現象型のふたつの極、静的タイプと動的タイプ/塔と建物/アルプスの北と南の塔/ギリシア建築はなぜ塔をもたぬのか?/ローマ建築はなぜ塔をもたぬのか?/現代の塔/結論など、206ページ。

浜島正士編、『塔の建築 日本の美術』、no.158、、至文堂、1979.7
塔建築の歴史/伽藍における塔/仏舎利と本尊/塔建築の種類/形式と構造/平面寸法と枝割/各部の比例//
鑑賞の手引 塔の細部意匠など、90ページ。


『ボイマンス美術館展-バベルの塔をめぐって-』図録、セゾン美術館、1993
バベルの塔 聖書『創世記』11章1-9節/作品解説/作家解説/図版//
バベルの塔-その造形表現と象徴性(高橋達史)/塔の意味論のために(高山宏)/技術の限界をめぐって(三宅理一)/素晴らしき絵空事、もしくは「嘘をつく力」の偉大さについて-ブリューゲルの《バベルの塔》を讃えて-(高橋達史)など、62ページ。
『ボイマンス美術館展』図録2分冊中の1


千葉糺、「『バベルの塔』考察=ニューヨークから古代メソポタミアまで=」、『学習院高等科紀要』、no.3、2005.7.20、pp.1-30 [ < 学習院学術成果リポジトリ

深見奈緒子、「イスラム教のドームと塔」、関口欣也監修、佐藤正彦・片桐正生編、『アジア古建築の諸相 その過去と現状』、相模書房、2005、pp.309-343
外観を目立たせる要素/ドーム/錐状屋根と墓塔/ミナレット/フリンジの伝播

長谷川周、『インド仏塔紀行』、東方出版、2006
はじめに/仏塔伝来ルーツマップ/仏塔の起源//
仏教8大聖地を訪ねて/インドの仏塔/スリランカの仏塔など、144ページ。


長谷川周、『中国仏塔紀行』、東方出版、2006
中国仏塔分布図/中国の仏塔概要//
楼閣式塔(層塔)/密檐式塔(檐塔)/その他の形式塔(花塔・金剛宝座塔・ラマ塔・亭閣式)など、160ページ。


柴辻政彦、『塼塔 中国の陶芸建築』、鹿島出版会、2007
はじめに//
中国の「塼」;大地の産物/塼塔を詠んだ詩/塼(チュアン)/「瓦」と「塼」/画像塼、碑文塼/仏塼//
「塼」のひろがり;タイル、レンガ、テラコッタ/インドの仏教遺跡/万里の長城と「塼」//
「塼塔」を見てあるく;北京の塼塔建築/天寧寺塔/観星台と白塔/少林寺塔/繁塔/鉄塔/西安(長安)の城壁/大雁塔/小雁塔、山門/善導塔/『世界建築集成 支那建築』//
おわりに、など、192ページ。


武澤秀一、『空海 塔のコスモロジー』、2009

橋爪紳也、『ニッポンの塔 タワーの都市建築史』(河出ブックス 043)、河出書房新社、2012
はじめに 大地から//
物見の塔 浅草十二階ほか;眺望する欲望/展望塔の発達と衰退//
公共の塔 大阪城天守閣ほか;金鯱を戴く/象徴としての復興天守/現代の天守閣//
電波の塔 東京タワーほか;電波塔の系譜/エッフェル塔の追随者/東京タワー//
大衆の塔 通天閣ほか;初代通天閣/二代目通天閣//
ひとがたの塔 太陽の塔ほか;人型建築-彫刻とビルディングのはざま/「自由の女神」と「光雲の大仏」/太陽の塔-胎内宇宙での「進化」//
都市の塔 六本木ヒルズ森タワーほか;摩天楼という文明の装置/魔都のスカイライン/砂上の摩天楼/東京の中心/天空の楽園//
塔の塔 東京スカイツリーほか;塔というフロンティア/新たな東京のタワー/天空に伸びる/ジオラマ都市のツインタワー//
あとがき 天空へ、など、202ページ。
同じ著者による→こちらを参照


河村英和、『タワーの文化史』、丸善出版、2013
高層タワーへ至る前史-なぜ人は高いところをめざすのか?/尖塔・鐘楼・時計塔・タワーの付いた公共建築/世界一の高さへの挑戦と展望塔ブーム/塔の美学-様々な展望の愉しみ方など、200ページ。

Wolfgang Born, "Spiral Towers in Europe and Their Orienral Prototypes", 1943
………………………

庭園など;

まずは;

澁澤龍彦、「東西庭園譚」、『胡桃の中の世界』、1974
また
澁澤龍彦、『ヨーロッパの乳房』、立風書房、1973
所収の「日時計について」、「洞窟について」、「理想の庭園」、「噴水綺談」など
同書から→こちらや、あちらでも挙げています
澁澤龍彦については→こちらを参照

『庭園 虚構仕掛けのワンダーランド』、鹿島出版会、1984
『SD』804号の特集を単行本化したもの
美しき女庭師の誘惑(彦坂裕)/パラダイスと庭の神話学(関和明)/ヴェルサイユの前後と上下(進士五十八)/庭園と建築思潮(菊地誠)/〈眼〉の庭園学-庭園劇場、舞台デザイン、メトロポリス(彦坂裕)/〈自然〉と〈人工〉の相克-ジーキルとラッチェンスの庭園(片木篤)/公共庭園とユルバニスムの系譜(倉田直道)//
庭園舞台装置百科//
アメリカのランドスケープ・デザインの展開(上山良子)/アメリカのランドスケープ・デザイン私見(ローレンス・ハルプリン)/ローレンス・ハルプリンの新作(上山良子)/ランドスケープ・デザイン小史(マイケル・ローリー)/人類、自然、デザイン(ガレット・エクボ)/アメリカン・ランドスケープのアポリア(上山良子)//
ハンフリー・レプトンの風景式造園術について(彦坂裕)//
博覧会場(植田実)/庭師 ル・コルビュジェ(荒井勝祥)/点綴する庭(曽根幸一)/広場とモニュメントについて(関根伸夫)/遊び場としての庭園(櫻井淳)/〈緑〉の計画学の両義性(八束はじめ)/ボタニカ・ネクロフィリア(関和明)/エデンの園の後日譚(四方田犬彦)/廃墟・死・多言語(菊地誠)//
ドローイング展〈庭園〉(彦坂裕)//
ロンドン-パリ 公園史(関和明、中山道子)/庭園双六(関和明、福田豊)など、168ページ。


is、vol.26、1984.10、pp.2-45:「特集 庭園」
対談 人間と庭園の歴史 ルネサンスの庭・神の庭(若桑みどり、横山正)/古代人と庭 庭園前史(益田勝実)/庭に歴史を語らせる かくされた中世的世界のために(桜井好朗)/イギリス庭園の栄光と恥部 絶対王政からロマン主義へ(川崎寿彦)/風景庭園 凸面鏡のなかの〈近代〉の自画像(高山宏)/庭園における政治的なもの 古代中国の山水趣味と宴遊(大室幹雄)/現代都市空間の庭 ポスト・モダニズムと庭園の将来(植田実)/歩行のカダンス アンリ・ド・レニエと庭園(志村信英)/理想の庭園-イマジナリュウム(山口勝弘)/マダンとマダン・ノリ 韓国の〈庭〉の芸能(金両基)/庭の文化装置的機能 作→庭→か→らテレビヘ(粉川哲夫)/湖底の空中庭園 ロシア式庭園の不在について……(鴻英良)/図像(イコン)心像(イメージ)の庭 〈楽園訪問記〉(箱崎総一)
なお同号には特集外で海野弘 「二つの階段 部屋の宇宙誌 26」も掲載


高山宏、「庭の畸形学 凸面鏡の中の〈近代〉の自画像」、『目の中の劇場』、1985、pp.155-207
庭の隠喩/アルンハイムへ/〈新奇な美〉/風景庭園/シミュラークルとしての〈絵〉/絵の隠喩

『ユリイカ』、vol.28 no.5、1996.4、pp.85-261:「特集 空中庭園」
小鳥たちの夢/石の夢(朝吹亮二)/空中庭園のためのスケッチ、若干(岩成達也)/脳髄の空中庭園-ヴァレリー「セミラミスのアリア」註釈(中井久夫)/セミラミスのアリア(ポール・ヴァレリー)/ゲオルゲの詩集『架空庭園の書』をめぐって(富岡近雄)/架空庭園の書(シュテファン・ゲオルゲ)/庭という絵「空」ごと-ニルス=オレ・ルンドのコラージュ(高山宏)/フリーメーソンの地下庭園(三宅理一)/バビロンの架空園-失われし庭を求めて(1969)(澁澤龍彦)/陰鬱なサルタンの庭園 「空懸かる庭園」論(原研二)/絵画の庭(松浦寿夫)/埋められた不協和音-キュー庭園を巡るカンヴァセーション・ピーシーズ(安西信一)/蛇の追憶-神の箱庭エデンの園をめぐって(竹下節子)/庭が消えた(飯島洋一)/王侯(プリンチペ)の密やかな愉しみ-ボマルツォの庭園(尾形希和子)/爆発を続ける庭園-シェーンベルクのゲオルゲ歌曲集《空中庭園の書》(岡部真一郎)/「音楽の庭」へ-武満徹、そしてオーケストラのために(小沼純一)/匂い立つアモールの園へ(高遠弘美)/庭園料理ア・ラ・シュヴァル-ピエール・ガニェールのムニュ・ド・ジェオグラフィ(許光俊)

ジョン・ブルックス、神谷武夫訳、『楽園のデザイン イスラムの庭園文化』、鹿島出版会、1989
原著は John Brooks, Gardens of Paradise. The History and Design of the Great Islamic Garden, 1987
序文(M.A.ザキー・バダウィー)//
序章 庭園の伝統/楽園としての庭園の概念/イスラム庭園の源流/イスラム期のスペイン/イスラム期のペルシャ/ムガル朝のインド/マグリブ、エジプト、シチリア、トルコ/イスラムの景観における水と植物/今日のイスラム庭園とその将来/付録 中東における庭園設計のためのノオトなど、280ページ。


岩切正介、『ヨーロッパの庭園 美の楽園をめぐる旅』(中公新書 1934)、中央公論新社、2008
イタリア・ルネサンスの庭;初期の簡素な庭/テラスと石段の庭/寓意の庭/バロックの庭/整形庭園+自然園という複合庭-ボルゲーゼ荘など/イタリア・ルネサンス様式とその後の展開//
フランス幾何学式庭園;フランス幾何学式庭園の誕生-ヴォー・ル・ヴィコント城の庭/代表的なフランス幾何学式庭園/外国へ広がる//
イギリス風景式庭園;言説の先行と背景/素人造園家の名園/ケントによる風景式庭園の創出/ピクチャレスクの名園/ブラウンの庭/レプトンの庭-風景式庭園の最後の旗手/イギリス風景式庭園のその後-景観造形へ/外国のイギリス風景式庭園//
イギリス現代庭園;19世紀の庭造り/元祖ジーキルとラッチェンズの庭/現代庭園の聖地/最前線のいま//
スペインのイスラム庭園とパティオ;イスラム庭園/パティオなど、284ページ。


ロイ・ストロング、圓月勝博・桑木野幸司訳、『イングランドのルネサンス庭園』、ありな書房、2003
原著は Roy Strong, Renaissance Garden in England, 1979/1998
序/ルネサンス庭園/紋章学庭園-ハンプトン・コート、ホワイトホール、ノンサッチ/エンブレム庭園-ケニルワース、ティブルズ、ウォラトン、ウィンブルドン、ノンサッチ/マニエリスム庭園Ⅰ-サロモン・ド・コー/マニエリスム庭園Ⅱ-フランシス・ベーコンとその周辺/折衷式庭園-イサク・ド・コー/折衷式庭園Ⅱ-イニゴ・ジョーンズ、サー・ジョン・ダンヴァーズ、アンドレ・モレ/結論-ルネサンスからバロックへ、そして魔術から科学へ//
観念を盛る幾何の器-初期インテレクチュアル・ヒストリーとしてのルネサンス庭園史研究(桑木野幸司)/花道を飾るデザイナー-庭園はルネサンスの爛熟を記号化する(圓月勝博)など、512ページ。


川崎寿彦、『マーヴェルの庭』、研究社、1974
序章 ホモ・ホルトゥーラヌスからクロムウェルまで/マーヴェルと17世紀の庭/庭に自閉する-「子鹿の死を悲しむニンフの歌」-/庭を賛える-「庭」-/庭を責める-「庭を責める草刈人」-/庭でためらう-「アプルトン屋敷を歌う」-/庭から歩み去る-「バーミューダ島」そのほか-/結章 〈世界〉から〈歴史〉へ、など、348ページ。

川崎寿彦、『庭のイングランド 風景の記号学と英国近代史』、名古屋大学出版会、1983
中世からルネサンスへ/17世紀の宮廷の庭/17世紀の田舎屋敷とその庭/マーヴェルのアプルトン屋敷/庭と牧場の力学/庭と森/海のなかの庭/ミルトンのエデン/新古典主義と庭園/庭園と洞穴(グロットー)/その後の英国庭園とロマン主義/エピローグなど、386ページ。

川崎寿彦、『楽園と庭 イギリス市民社会の成立』(中公新書 723)、中央公論社、1984
はじめに/パラダイスのパラダイム-楽園から庭園へ/洋上楽園発見か?/楽園を壊す力/荒野へ降り立つ者たち/開かれた庭へ、そしてその外へ/おわりに、など、224ページ。

田路貴浩、『イギリス風景庭園 水と緑と空の造形 建築巡礼 47』、丸善株式会社、2000
ウト・ピクトゥラ・ポエシスと庭園/エンブレマティック・ガーデンの成立/エクスプレッシヴ・ガーデンの兆候/ランドスケープ・ガーデンの展開/ピクチャレスクと庭園など、112ページ。

遠山茂樹、『森と庭園の英国史』(文春新書 266)、文藝春秋、2002
英国庭園のルーツ/植物の狩人(プラント・ハンター)物語/森と兎のいる風景/ジェントルマンと狩りなど、208ページ。

横田克己、写真:松本学ほか、『フランスの庭 奇想のパラダイス』(とんぼの本)、新潮社、2009
プロローグ/逸脱の小宇宙/愛の洞窟、恋の泉/エディフィスの庭/幾何学の迷宮/見果てぬ夢の異境/都市(パリ)を癒す庭など、128ページ。

ミヒャエル・ニーダーマイヤー、濱中春・森貴史訳、『エロスの庭 愛の園の文化史』、三元社、2013
原著は Michael Niedermeier, Erotik in der Gartenkunst, Ein Kulturgeschichte der Liebesgärten 1995/2011
緒言(ハリー・ギュンター)/序文/原史時代と古代の豊饒崇拝、エロティックな庭と神殿の森/ギリシア・ローマ時代の豊饒の森、神殿の庭、愛の園/騎士、放浪芸人、貴婦人への愛、中世の愛の園/ルネサンスの官能のよろこびに満ちた愛の園/太陽王の時代から艶なる庭園まで/シテール島への船出-艶なるロココ/庭園革命の時代における愛と官能の発見/エロスとデッサウ=ヴェルリッツ庭園王国/ウィンター・ガーデン、シュレーバー・ガルテン、自然の庭、愛の園-19・20世紀への展望など、448ページ。
こちらでも挙げています

小林頼子、『庭園のコスモロジー 描かれたイメージと記憶』、青土社、2014
序章 地上の楽園としての庭園/門 楽園の門・天国の門・地獄の門/囲うこと その1 公の世界の場合/囲うこと その2 私の世界の場合/水と泉 命と権力のシンボル/迷宮(ラビリンス) 惑わしの空間・導きの糸洞窟 その1 自然と芸術の融合としてのルネサンス洞窟/洞窟 その2 古代とキリスト教中世/庭師 癒しの場所を手入れする者/花・樹木・果実 小プリニウスからモネまで/むすびに代えて-「オランダの庭」、メタファーとしての庭など、296ページ。

John Harvey, Medieval Gardens, B. T. Batsford Ltd., London, 1981/1990
『中世の庭園』
序論/古典的造園術の遺産/千年紀以前:紀元500-1000年/南ヨーロッパの庭園/ノルマン人のもとでの庭園/中世盛期の庭園/庭園とその植物/序-植栽師のパレット/エピローグ-終わりと新たな始まりなど、216ページ。


Georgina Masson, Italian Gardens, (The World of Art Library: Architecture), Thames and Hudson, London, 1961/1966
『イタリアの庭園』
序/ローマの庭園/中世と初期人文主義の庭園/トスカナの庭園/ローマ・ルネサンスの庭園/マルケとヴェネトの庭園/来たイタリアの庭園など、288ページ。


Lucia Impelluso, translated by Stephen Sartarelli, Gardens in Art, (A Guide to Imagery), The J. Paul Getty Museum, Los Angeles, 2007
イタリア語原著は2005年刊
『芸術における庭園』
序/聖なる庭園と世俗の庭園/教皇と領主たちの庭園/王たちの庭園/解放された庭園/庭園は公けのものとなる/庭園の諸要素/庭園における生活/象徴的な庭園/文学的庭園など、382ページ。


Magnus Olausson, "Freemasonry, Occultism and the Picturesque Garden towards the End of the Eighteenth Century", Art History, vol.8 no.4, December 1985, pp.413-433
「フリーメイスン、隠秘学と18世紀末頃のピクチャレスク庭園」

中野美代子、「Ⅱ-1 アルンハイムの地所」および「Ⅱ-2囲まれた庭」、「Ⅲ-4 春画のなかの庭園」、『龍の住むランドスケープ 中国人の空間デザイン』、1991、pp.115-132、
アルンハイムの地所;エリソンの風景観/アルンハイムの地所/ランダーの別荘/ヴァテックの風景観/鉄道旅行による風景の変質//
囲まれた庭;理想的な閉空間/「友松図巻」のなかの閉空間/岩に囲まれた母胎
春画のなかの庭園;中国春画における肉体不在/纏足のままの性戯/無表情の男女/「褻視」的な日本の春画/中国春画の空間/春画のなかの虚構の風景/春画の記号論/小を以て大を観る/芥子に須弥を入れる/春画空間の二重構造/「重屏」のなかの性戯


また

中野美代子、『奇景の図像学』、角川春樹事務所、1996
奇景漫歩;内臓の風景/謎の西洋楼/西洋鏡/重屏(ちょうへい)の山水/ダンス・マカーブル/書を読むサル/余白のカニバリズム/山中の太湖石-呉彬(ごひん)の岩(上)/増殖する太湖石-呉彬(ごひん)の岩(下)/樹上の家/(しょく)の桟道/ロンドンの怪獣/ビザールな怪物たち-『アンドロメダの解放』(上)/三人のペルセウス-『アンドロメダの解放』(下)/ティモール島の墓//
スウィングする園林;シナふうパゴダの恐怖/
鞦韆(ぶらんこ)のシンボリズム ポルノグラフィーと中国庭園/石に刻む/太湖石のある風景/園林をつくる視線 壺中天から些小景へ/絵のある石たち/噴水のある庭 澁澤龍彦の庭園論を追って/天の井戸と地の井戸 境界としての幻想空間/桃源郷をめぐる風水 竪坑と井戸と「天井」//
風景のプレパラート;
法螺(ほら)のある風景 地理におけるユーモアとまじめ/二つの方位軸について/秘められたルート 日本の北方と中国の西南と/平安建都の神聖地理学、風水思想/龍の泳ぐ空間/壁のうちそと/風俗図巻のなかの園林/逆さ地図/フローラの時間 マリアンヌ・ノースの旅と植物画など、320ページ。

同じ著者による→こちらを参照

稲次敏郎、「中国庭園の研究-住居と庭園の関係について-」、『東京芸術大学美術学部紀要』、no.22、1987.3.31、pp.1-30

森蘊編、『庭園とその建物 日本の美術 No.34』、至文堂、1969.2
日本庭園の特性/庭園の鑑賞/日本庭園の変遷史/日本庭園様式/日本の庭園作者の系統と作風//
図版解説/日本造園法秘伝書とその系統など、130ページ。


また

『庭~自然との対話、自己との対話~ INAZAWA・現在・未来展 2』図録、稲沢市荻須記念美術館、1992
〈大地〉が主役の美術(中村英樹)//
久野利博/味岡伸太郎/磯部聡/溝口一三//
"人あっての庭"のすすめ(龍居竹之介)など、36ページ。


『GARDENS』展図録、豊田市美術館、2006
ガーデンズ-さまざまな経験と問いかけ(カトリーヌ・グルー)/ガーデンズ-小さな秘密の庭へ(能勢陽子)//
展示風景/作家解説など、136ページ。


漫画から;

横山裕一、『NIWA The Garden』、イースト・プレス、2007

横山裕一、『アウトドアー』、講談社、2009
………………………

グロッタ(グロット)など-grotta はイタリア語(女性名詞)ですが、同じイタリア語に grotto (男性名詞)もあり、『小学館伊和中辞典』(1983)によると、前者(「洞窟、岩屋……」)は仏語 grotte (女性名詞)を経て英語 grot (grotto の詩語) に、後者(「小洞窟……」)は英語 grotto 「洞窟」「岩屋」となるとのことです。ちなみに、スペイン語では gruta (女性名詞)、ドイツ語では Grotte (女性名詞);

原研二、『グロテスクの部屋 人工洞窟と書斎のアラベスク』(Serie Meraviglia No.2)、作品社、1996
生成の暗室;グロッタ・グランデ ヘルメティズムの洞窟/観念を盛る器 表象攪乱の世紀/火からくりの男 祝祭アレンジャー、ブォンタレンティ/陶工パリシーの蜥蜴 田舎ぶりのマニエリスム/貝殻館 人工とまごう自然/アルカディア・グロッタ 黄金時代をフェイク/オルペウスの祠 ヴィラ・プラトリーノ、「常春の庭」/機械庭園 ディオラマ・ムジカーレ/ミメーシス 神の御業を盗む//
魔術の庭;サロモン・ド・コー 魔術庭園師/晴れやかなる俯瞰 ホルトゥス・パラティヌス//
ストゥディオロ(書斎/実験室);ムーサエウム 水の精の司るところ/洞窟をなぞる書斎 イザベラ・デステの二重洞窟/ストゥディオロ・アイドル ペトラルカに倣いて/パズリングの密室 ウルビーノ公書斎、寄木細工の透視空間/田園の換喩装置 ヴェッキオ宮のスクリットイオ/四大の集う部屋 フランチェスコ一世の書斎/実験室/叡知の天蓋 ウフィツィ宮のトリブーナ/繁茂するグロッテスカの華やぎ 生成する怪物たち//
むすび;驚異/恩寵//
暗夜行路 あとがきに代えて、など、262ページ。


鳥居徳敏、「グロテスク grotesque とロカイユ rocaille -建築における洞窟空間の系譜-」、『麒麟』、no.13、2004.3.25、pp.114(1)-94(21) [ < 神奈川大学学術機関リポジトリ

Naomi Miller, Heavenly Caves. Reflections on the Garden Grotto, George Braziller, New York, 1982
『天上の洞窟 庭園グロッタについての省察』
序論-古典的主題の変容/宇宙の隠喩-古典的トポス/聖書の典拠とキリスト教的密儀/人文主義綺想-ルネサンス庭園/想像の諸世界-バロックのスペクタクル/壮麗な不適切さ-風景の中の絵/折衷的逸脱-白鳥の歌/エピローグ-イリュージョンの建築など、142ページ。


Liliane Lange, "Le grotte de Thétis et le premier Versaille de Louis XIV", Art de France, no.1, 1961, pp.133-148
「テティスのグロッタとルイ14世の最初のヴェルサイユ」

Lucile M. Golson, "Serlio, Primaticcio and the Architectural Grotto", Gazette des Beaux-Arts, no.1225, 1971.2, pp.95-108
「セルリオ、プリマティッチョと建築グロッタ」

中野美代子、「人工洞窟(グロットー)」、『仙界とポルノグラフィー』、1995、pp.191-219

小林頼子、『庭園のコスモロジー 描かれたイメージと記憶』、2014、pp.137-159:「第6章 洞窟 その1 自然と芸術の融合としてのルネサンス洞窟」/pp.161-181:「第7章 洞窟 その2 古代とキリスト教中世」
………………………

劇場とその舞台セットというのは映画のセットだけでなく、ルネサンス以来の透視画法の展開ともつながっているのですが、あまり資料を集められずにきてしまいました。とりあえず;

福原麟太郎、「彫刻的と絵画的[前]-舞台構造の歴史と文学の変遷-」、『美術手帖』、no.45、1951.7、pp.52-57
  同、  「彫刻的と絵画的[後]-舞台構造の歴史と文学の変遷-」、『美術手帖』、no.46、1951.8、pp.52-56

菅原太郎、「近世劇場の誕生-覚書(1)」、『美學』、no.21、1955.6、pp.14-26
  同、  「近世劇場の誕生-覚書(2)」、『美學』、no.24、1956.3、pp.13-25
  同、  「近世劇場の誕生-覚書(3)」、『美學』、no.46、1961.9、pp.28-38

清水裕之、『劇場の構図』(SD選書)、鹿島出版会、1985
芸能空間論序説;はじめに/観ること、観られること/芸能空間の基本型/視軸/芸能空間の異化と同化/芸能空間の複合型/二重の正面性/二重の正面性の同化/横から観ること、或いは視軸の三角形/観客の意識による芸能空間の変容//
劇場形態の歴史的展開;ギリシア劇場とローマ劇場/聖史劇の宇宙/ルネサンス/バロック劇場の成立と解体/近代プロセニアムステージの完成とオープンステージの挑戦/近代劇場の解体と重合的劇場空間意識の芽生えなど、266ページ。


高山宏、「星のない劇場」、『目の中の劇場』、1985、pp.15-40
 同、 「王権神授のドラマトゥルギー 遠近法の政治学」、同上、pp.41-67

ジョージ・R・カーノードル、佐藤正紀訳、『ルネサンス劇場の誕生 演劇の図像学』、晶文社、1990
原著は George Riley Kernodle, From Art to Theatre. Form and Convention in the Renaissance, 1944
序論 ルネサンス演劇の問題//
劇場の形式とコンヴェンションとのルーツ-絵画、彫刻及び「タブロー・ヴィヴァン」 舞台的背景ののはじまり-原始的儀礼、ギリシア演劇及び中世美術;時間、空間及び背景の組織化。原始的解決-フリーズと行列/ヘレニズムの寄与-ギリシア演劇及びヘレニズム美術の統一されたアーケード・スクリーン/中世的発展-中世及び初期ルネサンスの絵画及び彫刻における背景の三つのタイプ//
  ショウ・ピクチャーとショウ・アーキテクチャー-「タブロー・ヴィヴァン」;ショウ・ピースとしての祭壇及び墳墓/追憶による王の歓迎-タブロー・ヴィヴァンの主題と演劇的形式/街頭演劇-タブロー・ヴィヴァンの舞台形式//
建築的シンボルの劇場-テレンティウス・アカデミーのファッサード、フランドル、エリザベス朝及びスペインの民衆演劇 第一の舞台ファッサード-ネーデルラントにおける雄弁家団体の舞台;雄弁家団体/雄弁家団体の戯曲/雄弁家団体の舞台/フィフーレン、すなわちタブロー//
  第二の舞台ファッサード-エリザベス朝舞台;美術及びページェントに由来する場面的趣向/舞台ファッサードの外観/エリザベス朝舞台の上のページェント・ショウ/ファッサードの前及び内部でのタブローとダム・ショウ/ファッサードのコンヴェンション/ファッサードの形式//
  アーケード・ファッサード及びカーテン・ファッサード-ドイツ及びスペインのカーテン舞台、学校、イエズス会の舞台、テアトロ・オリンピコ;ドイツ及びスペインにおけるカーテン・ファッサード/テレンティウスの舞台/イエズス会のファッサード/テアトロ・オリンピコ/建築的シンボリズムの原理//
絵画的なイリュージョンの演劇-イタリアの遠近法的場面、フランス及びイギリスにおける妥協、ウィング及びバック・ドロップ、プロセニアム及び描かれた絵画のバロック装置 イタリアの遠近法的舞台;絵画的なイリュージョン/遠近法的舞台背景のはじまり/遠近法的舞台装置の諸原理//
  遠近法的舞台の枠-内舞台、プロセニアム、フロント・カーテン;形式的な要素及びイリュージョニスティックな要素/バック・シャッター及び内舞台/部分的な枠及び形式的なサイド・ハウス/街頭演劇からの枠の趣向-城、アーケード、パヴィリオン、そして凱旋門/遠近法的場面のための完全なプロセニアム・フレーム/フロント・カーテン//
  フランス及びイギリスにおける妥協-バロック舞台;フランス宮廷での上演における遠近法/オテル・ド・ブルゴーニュ座における、中世から近代へ/場所の統一をめぐる論争及びフランス流の解決/イギリスにおける妥協//
結論 劇場の絵画的遺産など、470ページ。
邦訳は時間切れ提出の感ありとの印象が残っています。


フランセス・イエイツ、『世界劇場』、1978
ジュリオ・カミッロ、『劇場のイデア』、2009
なども参照

Jeanne Bouché, "Servandoni (1695-1766)", Gazette des Beaux-Arts, no.638, 1910.8, pp.121-146
「セルヴァンドーニ(1695-1766)」

Yves Bottineau, "Architecture éphémère et baroque espagnol", Gazette des Beaux-Arts, no.1191, 1968.4, pp.213-230
「仮設建築とスペイン・バロック」

Jeanne Lejeaux, "Quelques décors de théâtre du XVIIe siècle", Gazette des Beaux-Arts, 1952.7-12, pp.37-46
「17世紀フランスのいくつかの舞台装飾」

『新興の烽火 築地小劇場とその時代 舞台・美術・写真』展図録、名古屋市美術館、1999
〈場〉としての劇場、再考-村山知義に即して(池田浩士)/構成・舞台-大正期新興美術と演劇(五十殿利治)/舞台写真の成立と展開-築地小劇場を中心にして-(金子隆一)/“何が彼等をそうさせたか”-築地小劇場の舞台の上で(竹葉丈)//
演劇的光景・表現としての舞台写真/女優の肖像・花柳はるみと芸術家群像/拡張する実験・劇場の三科と形成芸術など、120ページ。


また杉本博司の《劇場》シリーズも参照のこと;

『SUGIMOTO 杉本博司写真集』、リブロポート、1988
真木悠介「水の黙示録」を収録

『杉本博司』展図録、森美術館、、ハーシュホーン美術館・彫刻庭園、スミソニアン・インスティテュート、ワシントンD.C.、2005-2007
幼少の砌(杉本博司)/不可能な写真(ケリー・ブラウアー)/杉本博司 無限の相貌(デヴィッド・エリオット)//
図版など、368ページ。

………………………

地下など

ロザリンド・ウィリアムズ、市場泰男訳、『地下世界 イメージの変容・表象・寓意』、平凡社、1992
原著は Rosalind Williams, Notes on the Underground. An Essay on Technology, Society and the Imagination, 1990
まえがき/技術的未来像としての地下社会/発掘-真実を求めて地下を掘る/掘削-現代生活の下部構造を造る/地下の美学-崇高さからファンタジーへ/地下社会における退化と反抗/社会的地下世界への旅/地下に安全を求めて、など、360ページ。

is、no.57、1992.9;「特集 地下世界」

武澤秀一、『インド地底紀行 建築探訪 9』、丸善、1995
序 インドの地底空間へ//
地底空間の諸相;原初のステップウェル/地下寺院・地下神殿/水を包み込む階段/地底から立ち上がるタワー群/地底に跳梁するアーチ群/立体格子の地下空間/階段が結ぶ水と大地と空//
地底建築紀行;地底の光と霧/通過儀礼としての階段/地底聖所の水と月/生きているステップウェル/ステップウェルの死(その1)/ステップウェルの死(その2)//
あとがき-インド地底建築が示唆するものなど、112ページ。

同じ著者による→こちらを参照

ギュンター・リアー+オリヴィエ・ファイ、古川まり訳、『パリ 地下都市の歴史』、東洋書林、2009
原著は Günter Liehr + Olivier Faÿ, Der Untergrund von Paris. Ort der Schmuggler, Revolutionäre, Kataphilen, 2000
はじめに-地下に潜む不穏/最初の冒険/石灰岩の採石場(カリエール)/採石場監督局の創立/カタコンブ/丘陵の下で/大溝渠(クロアカ・マクシマ)-下水道の冒険/コミュナールと怪人/19世紀の地下利用/メトロポリス/地の底での戦争/ふたたび、カタフィルたち//
解説-パリの経歴とその石切り場(奥本大三郎)など、242ページ。


ジュリア・ソリス、綿倉実香訳、『ニューヨーク 地下都市の歴史』、東洋書林、2011
原著は Julia Solis, New York Underground, 2002
もうひとつのニューヨークの魅力/マンハッタンの生命線/地下鉄システム/地下の巨大建造物/秘密に満ちたトンネル/逃げ道と配管シャフト/迷宮と丸天井/地下世界の魅力//
解説-ニューヨーク・アングラ・ツアー(海野弘)など、242ページ。


写真集;

畠山直哉、『Underground』、メディアファクトリー、2000
68ページ。
同じ写真家による→こちらを参照


内山英明、『Japan Underground』、アスペクト、2000
160ページ。
  同、  『Japan Underground II』、アスペクト、2003
136ページ。
  同、  『Japan Underground III』、アスペクト、2005
168ページ。

西澤丞、『Deep Inside』、求龍堂、2006
124ページ。

『ナショナル ジオグラフィック 秘密の地下世界』、日経ナショナル ジオグラフィック社、2015
人の営みの足下で;都市の地下に広がる秘密の世界/命をかけた秘密の通路/Column 地中の空洞 世界の洞窟//
地中ではぐくまれる自然の姿;地中で密かに生みだされた奇岩/足の下のマグマ/海の底の楽園/Column 地中・水中からよみがえった秘宝//
遠い世界、遠い暮らし;断崖に残された古代からの記憶/死者との交感など、112ページ。


Photographs by Peter Seidel, translated by Christina Rathgeber, Underground. Site of Concealment, Ernst Wasmuth Verlag, Tubingen/Berlin, 1993
フランクフルト=アム=マイン市科学・芸術局が組織した巡回展 Unterwelten 展図録にあたるとのことです
『地下世界 隠匿の現場』
大地のはらわたからのメッセージ(マンフレート・ザック)//
図版//
ペーター・ザイデルの写真に(クラウス・クレンプ)など、144ページ。


前掲の
忠田友幸、『下水道映画を探検する』、2016
も参照

………………………

橋など;

ベルト・ヘインリッヒ編著、宮本裕・小林英信訳、『橋の文化史 桁からアーチへ』、鹿島出版会、1991
原著は Bert Heinrich, Brücken. Vom Balken zum Bogen, 1983
まえがき/向こう岸へ渡ること/石を積み上げたものから疑似アーチまで/疑似アーチから真のアーチへ/渡し船から石橋まで/半円アーチから籠手型アーチへ/ジャン・ロドルフ・ペロネとヌイイ橋/技術者にとっての新しい問題/そして鋼とコンクリートの時代がきた/ドイツ博物館における橋梁建設の学習について、など、312ページ。

平林章仁、『橋と遊びの文化史』、白水社、1994
序 不思議な橋/鬼が出る恐ろしい橋/神が立つ神聖な橋/神が渡る神聖な橋/柱の信仰と儀礼/妖しげな女の立つ橋/つめの遊び/古代の遊び/橋と宗教儀礼など、192ページ。

『日本の美学』、no.28、1998.12、pp.4-120;「特集 橋 つなぐもの、わけるもの」
鼎談 橋と象徴-記憶としての文化・市場(山口昌男・高階秀爾・田中優子)//
宇治橋の歌-薫大将と浮舟(秋山虔)/橋-文明の象徴・想像の場(橋本典子/日本の橋(大橋良介)/天の橋と地の橋-中国の場合(中野美代子)//
渡れない橋(田中優子)/象徴としての橋-それは縄文人の密会場所から始まる(上田篤)/橋上に立つ-橋は渡るためではなく(タイモン・スクリーチ)/橋懸りと花道(河竹登志夫)/近松の心中道行と橋(日暮聖)/結び隔てるもの-橋をめぐる断片(淺沼圭司)など。


川田忠樹、『橋と日本文化』(日本を知る)、大巧社、1999
初めに「はし」ありき/橋の語源考/橋は神々の通い路/記録に残る最初の橋/石橋と打橋-『万葉集』にみる橋/船と舟橋/祈りの橋/戦いの橋-瀨田の唐橋/妖異の橋/出会いと別れの橋など、194ページ。

『リビング・ブリッジ|居住橋 ひと住まい、集う都市の橋』展図録、パステルホール(小倉井筒屋新館、北九州)、サントリーミュージアム[天保山]、郡山市立美術館、1999
屋根付き橋に想う(伊藤孝)//
橋と都市(ピーター・マレー)/居住橋の過去、現在、未来(ジャン・デティエールとのインタヴュー)//
中世から18世紀まで(ルース・イートン)/19世紀(同)/20世紀(同、ピーター・マレー)//
テムズ川居住橋コンペティション;21世紀における居住橋実現の可能性(スチュアート・リプトン/デイヴィッド・カドマン)/コンペティション概要(ピーター・マレー)など、156ページ。


D.P.ビリントン、伊藤學・杉山和雄監訳、(財)海洋架橋調査会訳、『塔と橋 構造芸術の誕生』、鹿島出版会、2001
原著は David P. Billington, The Tower and the Bridge. The New Art of Structural Engineering, 1983
隠された伝統:工学における芸術//
鉄の時代;トーマス・テルフォードと新しい芸術形態/ブルネル、スチブンソン、鉄道構造物の形態/グスタフ・エッフェルと三日月形アーチ橋/ジョン・ローブリングと吊橋/ブルックリン橋とエッフェル塔//
鋼とコンクリートの新しい時代;ジェニー、ルート、第一シカゴ派/イーズからアンマンまでの巨大鋼橋/ロベール・マイヤールと鉄筋コンクリートによる新しい形態/ヴォールトの国別の様式/フレシネーが目指した理念/規律と遊び心:コンクリートの新しいヴォールト/新しい高層建築物、新しい橋梁/エピローグ:構造芸術の理念など、304ページ。


石井信行、『構造物の視覚的力学 橋はなぜ動くように見えるか』(景観学研究叢書)、鹿島出版会、2003
序章//
認知科学とデザイン;力動性の認知/美学における心理学/認知科学とデザインのまとめ//
構造物と力のイメージ;構造物のデザイン論/構造物形態と力のイメージ/力学の知識と力のイメージ/力が表現された橋梁/構造物と力のイメージのまとめ//
理論モデルと方法論;認知科学における方法論の分類/理論およびモデル構築の方法論/方法論のケーススタディー/理論モデルと方法論のまとめ//
力と動きの認知;認知モデル作成の考え方/初期認知/認知の確定/構造物力動性認知モデル/力と動きの認知のまとめ//
視覚的力学のメカニズム;視覚的力学の対象範囲/視覚情報から力と動きの認知への過程/力と動きのイメージとその要因に関する仮説/認知モデルと仮説による既存形態論の統一的再解釈/視覚的力学のメカニズムのまとめ//
彫刻と橋梁の力動性認知;形態分析の考え方/彫刻の分析・解釈/橋梁の分析・解釈/彫刻と橋梁の力動性認知のまとめ//
終章など、200ページ。


鈴木理生、『江戸の橋』、三省堂、2006
隅田川の橋/橋はどのように造られたか/日本橋界隈の橋/堀と橋/銀座界隈の橋/橋の昔と今など、272ページ。

福永素久、「近世城郭における『廊下橋』考~城郭史研究の視点から見る、本丸・天守へ続く不思議な橋~」、『史学論叢』、no.41、2011.3、pp.67-92

中野京子、『中野京子が語る 橋をめぐる物語』、河出書房新社、2014
序章 虹を駈けのぼる//
奇;悪魔の橋/味噌買い橋/犬の飛び込み橋/エッシャーの世界のような/透明な橋/行きどまりの断橋/小役人の幽霊//
驚;金門橋/水面下の橋/ペルシャ王の舟橋/ブルックリン橋/暗殺者の橋/樵のろうそく橋/ツイン・タワーに架けられた橋//
史;ポンテ・ヴェッキオ/鳴門ドイツ橋/古城の跳ね橋/ロンドン橋、落ちた/美妃の橋/橋の要塞化/レマゲン鉄橋/印象派が描いたポン・ヌフ/双体道祖神//
怖;流刑囚の渡る橋/若きゲーテの渡った橋/地獄も何のその/アントワネットは渡れない/グリム童話「歌う骨」/テイ鉄道橋/祈願の橋など、216ページ。


John Sweetman, The Artist and the Bridge 1700-1920, Ashgate, 1999
『芸術家たちと橋 1700-1920』
序論:アプローチ/景観と見晴らしの良さ 1700-1800/新たな出会い、新たな効果 1750-1800/遙かな目標、見落とされたつながり 1800-1850/現実と理想 1800-1920など、214ページ。

………………………

建築と写真など;

『10+1』、no.23、2001.3、pp.61-172:「特集 建築写真」
現代日本建築写真の系譜(インタビュアー+テキスト:磯達雄)/転位する建築写真 リアリズムからスーパーフラットまで(磯達雄)/Ruin/Desolatio Row 廃墟と写真をめぐって(倉石信乃)/ボルドーの住宅(ホンマタカシ)/建築写真のヴァーチュアリティ(大島哲蔵)/メディアと建築 建築史の中の写真(五十嵐太郎)/コンビニ/パースペクティヴ(阿野太一)/瞬間としての保存=写真 保存の始まりと建築の記憶(清水重敦)/網目状の…… 建築と都市への接点/森山大道と荒木経惟(飯沢耕太郎)/Under construction 首都圏外郭放水路(新良太)/すっきり空っぽ ホンマタカシの写真(トーマス・ダニエル)/建造物のイメージ(ロルフ・ザクセ)/ロバート・ヴェンチューリとパオロ・ポルトゲージにおけるローマの写真(デボラ・ファウシュ)

『建築写真 X-Knowledge HOME 特別編集 No.8』、エクスナレッジ、2006.12
巻頭グラビア 建築へのまなざし、空間へのまなざし ヴォルフガング・ティルマンス/写真家・上田義彦が語るフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ(後藤繁雄)/20世紀建築写真史 空間の経験と創出(伊藤俊治)/Special Interview 20世紀建築写真の巨匠、ジュリアス・シュルマンをLAに訪ねて(豊田啓介)/複製技術時代における「アウラ」 建築/メディア/写真(菊地誠)//
建築家のメディア戦略;建築家・入江経一が語る「本当の建築」(豊田啓介)/写真によって拡張される建築(松田達)//
伝わる写真/伝わらない写真 もうひとつのまなざしを探して(横山優子)//

Photographs & Architecture(撮影:在本彌生);ノマディスト、エットーレ・ソットサス(後藤繁雄)/カルロ・モリーノのカメラ・オブスキュラ(田代かおる//
Interbau, Berlin, 1957(撮影:野口里佳) 「はたして建築は写るだろうか」という、美しい問い(後藤繁雄)//
打算のない建築写真(エレン・プライス)//
建築史のなかの一コマ/
X-Knowledge HOME : reprise グラビア・アンコール//
現代写真の牽引者たち;歪んだ四角形-ヴォルフガング・ティルマンスと写真の空間性(清水穣)/「建築写真」を問え(竹内万里子)//
建築雑誌に見る写真 建築と写真がはじめて遭遇するとき(五十嵐太郎)/戦後日本の主要な建築写真家たち(チャート付)(磯達雄)/ルシアン・エヴィル×ル・コルビュジェ 写真家と建築家の協奏(林美佐)など、160ページ。


『建築の記憶-写真と建築の近現代-』展図録、東京都庭園美術館、2008
序 庭園美術館のアルバム コラム:交錯と継承-建築と写真との関わり-(森仁史)/建築と写真との出会い コラム:写された江戸城/近代建築へのまなざし コラム:明治期の宮内省と写真師たち(中村一紀)/建築史学構築のための写真 コラム:建築史学の構築と写真-伊東忠太の業績と写真の関係より-(山口俊浩)/写真がとらえたモダンの相貌 コラム:岸田日出刀のカメラアイ-1930年における「構成(コンポジション)」の位相-(梅宮弘光)/写真家の目、建築家の仕事 コラム:建築写真来歴(村井修)/日本建築の美 コラム:桂離宮の美(石元泰博)/現代写真の建築 コラム:写真に撮りにくい建築になってしまうのは、(青木淳)//
建築の記憶-写真と建築の近現代-(岡塚章子)など、342ページ。


L'Opéra de Paris, (Photo Poche), Centre National de la Photographie, Paris, 1985
『パリのオペラ座』
建物の肖像 抒情的な適性
Bruno Foucart//
図版62点//
オペラ座の建造/建築と装飾/シャルル・ガルニエ年譜/オペラ座の写真家たち(以上
Martine Kahane
昔の写真(no.1-no.34)は Delmaet et Durandelle, Marville, Chevojon, Le Deley, Liébert, Solignac
現代の写真(no.35-no.62)は André Martin による
こちらにも挙げておきます

Le photographe et l'architecte. Edouard Baldus, Hector-Martin Lefuel et le chantier du Nouveau Louvre de Napoléon III, (Le dossiers du musée du Louvre. Exposition-dossier du département des Sculptures 47), Musée du Louvre, 1995
『写真家と建築家 エドゥアール・バルデュ、エクトール=マルタン・ルフュエルとナポレオン三世の新たなルーヴルの建設現場』
エドゥアール・バルデュとエクトール=マルタン・ルフュエルによる新たなルーヴルの複製(フランソワーズ・エルブラン)/新たなルーヴルの建設現場:年譜(エマニュエル・ジャカン)/ナポレオン三世のルーヴルの屋外装飾彫刻(マリー=フランス・ルモワーヌ=モリマール)/ナポレオン三世のルーヴルの屋内装飾彫刻(ジュヌヴィエーヴ・ブレ=ボーティエ)/カタログ(ジュヌヴィエーヴ・ブレ=ボーティエ、フランソワーズ・エルブラン)など、136ページ。

………………………

背景用資料集その他-「iv. 城など」のところで2冊挙げましたが(→こちらを参照)、加えて;

かさこ、監修:木村俊幸、『奇観建築・王宮・産業遺産・廃墟 背景ビジュアル資料 8』、グラフィック社、2009
192ページ。
650カット以上収録とのこと


かさこ、監修:木村俊幸、『ヨーロッパの街並・路地裏・村 背景ビジュアル資料 11』、グラフィック社、2011
192ページ。
600カット以上収録とのこと


他方、「主に19世紀末の本や雑誌に掲載された古代から近代にかけての歴史的建物の版画を地域別に分類し収録した」(Ⅰ、Ⅱともにp.3)というのが

ジム・ハーター編、『建物カット集Ⅰ ヨーロッパ・アジア』、マール社、1997
ジム・ハーター編、『建物カット集Ⅱ ヨーロッパ・アメリカ』、マール社、1997
原著は Jim Harter, Images of World Architecture. 1990
 VOLUME 1 古代世界 1;先史時代と古代/古代ギリシャ、ローマ/アフリカ/中東/アジアと太平洋//
   VOLUME 2 古代世界 2-(1)など、336ページ。
 VOLUME 2 古代世界 2-(2)//
   VOLUME 3 近代世界;先住アメリカ/アングロアメリカ/ラテンアメリカなど、308ページ。


そうした資料から出発して、先に進むための技法書ということで、こちらもいろいろとあるのでしょうが、とりあえず目にとまったもの;

Rob Alexander、株式会社Bスプラウト訳、『ファンタジーの世界を描く 建造物編』、ボーンデジタル、2011
原著は Rob Alexander, How to Draw and Paint Fantasy Architecture: From Ancient Citadels and Gothic Castles to Subterranean Palaces and Floating Fortresses、2010
建築入門;中近東建築/中近東のディテール/ロマネスク建築/ロマネスクのディテール/ゴシック建築/ゴシックのディテール/メソアメリカ建築/メソアメリカのディテール/バイキングの建築/アジアの建築/アジアのディテール/現代建築と未来建築/現代建築と未来建築のディテール//
イメージ制作のテクニック;光、影、明暗、形状/遠近感、距離、奥行き/構図とコンセプト/色彩理論と色の使い方/雰囲気とドラマ//
ディテールとテクスチャ;従来の画材/デジタルの画材//木材/木材の接合部/石造りとレンガ造り/草ぶき/漆喰/大理石/風化と老朽化/モザイクと絵タイル/火と煙によるダメージ//
独創的な世界を目指して;明暗の層を作成する/雰囲気を描き出す/光を描く/アイデアを練る/奥行きを設定する/ドラマを作る、など、128ページ。

 2014/08/02 以後、随時修正・追補
怪奇城の外濠 Ⅲ
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