ホーム 宇宙論の歴史、孫引きガイド 古城と怪奇映画など 美術の話 おまけ
血を吸う薔薇

    1974年、日本 
 監督   山本迪夫 
撮影   原一民 
編集   池田美子 
 美術   薩谷和夫
    約1時間23分 
画面比:横×縦   2.35:1 
    カラー 

ケーブルテレビで放映
………………………

 『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』(1970)、『呪いの館 血を吸う眼』(1971)に続く『血を吸う』三部作第三弾です。前作に続いて岸田森が吸血鬼役を演じています。前作同様初登場は階段をおりてくるところで、やはり役どころに固有名はつけられていないらしく、「学長」とされています(下掲の泉速之、『銀幕の百怪』、p.301)。
 三作皆勤賞の二見忠男は駅員役で冒頭に顔を出します。また学長夫人役の桂木美香は第二作で病院に担ぎこまれた吸血鬼の犠牲者を演じていました。主役の黒沢年男と助演の田中邦衛はあちこちで見かけた顔でしょう。とりわけ後者は怪奇映画には似合いそうにない気もしますが、前者のやや一本調子な台詞回しに抑揚豊かな語り口で対比されています。
 音楽の真鍋理一郎はやはり皆勤賞、撮影の原一民は第一作からの復帰です。助監督の小栗康平はその後何かと名前を見かける監督になりました。美術の薩谷和夫は『HOUSE ハウス』(1977)以降の大林宣彦監督作品でしばしば名前を見かけることになります。本サイトでもいずれ出くわすこともあるでしょう。

 泉速之『銀幕の百怪』によると、主要な舞台となる学長邸は「玄関の車寄せのみ現在の古河庭園で撮影された」とのことです(p.40)。日本語版ウィキペディアの「旧古河庭園」の頁(→こちら)を開いてみれば、車寄せだけでなくコンドルが設計した洋館の外観も登場します。ただし外観の別のショットはミニチュアらしく見える。
 また二度ほど正面からの外観が映される校舎、外観の一部が出てくる寮も現存する建物のようですが、どこでロケしたのでしょうか?

 もうすぐ春休みになろうかという頃、心理学を講じる白木(黒沢年男)は聖明学園に着任してきます。創立80年と後に語られる聖明学園は女子大学でしょうか、日本語版ウィキペディアの本作の頁(→こちら)によると「長野県字魔ヶ里村」にあるとのことで、雪をかぶった山に囲まれたところに駅はありました。無愛想な駅員(二見忠男)が顔を出した窓口のすぐ横には、何やら大きな赤い花が飾ってあります。
 夜までバスの便はないとのことで手持ちぶさたにしていると、迎えの車がやってきました。この時名乗らなかったのですが、車を運転していたのは後に学長の助手でフランス文学を担当する吉井(佐々木勝彦)であることがわかります。途中の道の脇に事故にあったタクシーがそのまま残されており、二日前の事故で学長夫人が亡くなったという。
 学長邸に招き入れられると、学長(岸田森)からいきなり次期学長候補に指名されます。勧められるままにブランディーをきこしめし、夜中に目を覚ますと何やら歌声が聞こえてきます。誘われるようにして廊下を進んだ先の部屋で、はだけた胸から血を流す青い寝衣の娘(麻里とも恵、後に阿川泰子)と出会うのでした。そこにもう一人禍々しい女(桂木美香)が現われます。
 翌朝ベッドで目覚め、夢かと思いつつ勝手に地下室へ降りて学長に叱られ、テニス・コートでは1年A組、寮で同室の三人娘と知りあいます。三田村雪子(太田美緒)、林杏子(荒牧啓子)、西条久美(望月真理子)です。吉井は三人娘から気味悪がられていますが、白木が近づくとボードレールの「吸血鬼」を暗誦し、「ボードレールは素晴らしい」と言います。寮の舎監室では校医の下村(田中邦衛)と顔を合わせ、毎年学生から蒸発する者が出ると聞かされる。
 そうこうする内にまず杏子の様子がおかしくなり、その胸もとに残された二つの小さな傷に不審を抱いた白木は、村の内科医でもある下村を訪ね、200年前の異人のものだという柩が残された墓地に案内されたり、二人で赤提灯を囲んだりします。
 寮に下村も合流、しかし怪人が三人娘の部屋に現われては窓を突き破って逃走、杏子は自殺するかのように二階から下へ落ち、怪人を追った下村は行方知れず、今度は雪子の様子がおかしくなる。
 通報するも刑事(伊藤雄之助)にはとりあってもらえず、下村から聞いた、以前次期学長に指名され、しかし今は「山の向こうの精神病院」に収容されたという島崎(片山滉)を訪ねると喉に傷跡があって何も語れないのでした。
 その間に三人娘の部屋に吉井が訪れ、ボードレールの「吸血鬼の変身」を暗誦します。久美が喪神した隙に雪子は学長邸の地下室に向かい、寮に戻ってくると中身が入れ替わっている。戻ってきた白木は夜の林で変貌した吉井と対決します。
 雷と雨の中を学長邸へ、地下室へ降りて久美と合流するも、最後の脅威が迫ってくるのでした。


 以上が大まかな粗筋です。
 まず登場するのは学園の校舎らしき建物で、約4分、白木を乗せて吉井が運転する車の進行方向まっすぐ、中央に少し突きでた胸、その左右に少し奥まって二階分の翼が伸び、左右両端で手前に折れているらしい。中央は一階部分がさらに前に出た車寄せ、その上に二階分と左右より少し高く、上に時計塔を頂いています。
 中央、左右の翼ともに、細長い半円アーチの内側に少し凹んで縦長の窓が二つずつ並ぶという体裁でした。
 後に約27分、鐘のアップに続いて、鐘楼が斜めにとらえられ、校舎がまた引きで再登場します。そして授業の場面、カメラが左から右へ動いて生徒たちを映しますが、校内の場面はここだけでした。


 校舎に向かうのかと思いきや、車は手前で左に折れ、すぐに見えてくるのが学長邸です。暗くなりかけた空の下、黒っぽい壁で、三角屋根が二つ隣りあって並んでいるように見えます。二階分プラス屋根で、この時はミニチュアのように映りました。
 車はゆるいアーチの車寄せに入ります。これは先に触れたように旧古河庭園の洋館をロケしたものなのでしょう。
 他方約9分、学長邸の外観がやや下からの視角でとらえられます。車寄せの左右が少し迫りだし、右は平坦なのですが、左は半六角形となっていました。その左で奥まって壁が続きます。こちらも旧古河庭園洋館の実写らしい。
 約54分にも館の外観が登場、「山の向こうの精神病院」訪問の場面をはさんで、三人部屋での吉井によるボードレールの「吸血鬼の変身」暗誦を機に抜けだした雪子は、学長邸の壁沿いに走ります。ここも実物のようでした。その後上から見下ろされた地下室への階段をおります。この時点ではよくわからなかったのですが、ここでの階段は後に出てくる屋内からの降り口とは別に、屋外から直接地下室に行けることが、後に白木が同じ経路をたどることでわかります。その際、地下室の扉の上部は半円アーチをなしていました。

 車寄せの床から玄関へは2~3段上がります。玄関扉は幅が広く、木造で、上部のみガラスがはまっている。扉の左右の壁は手前に張りだしており、左右ともアーチが見えるようでもありますが定かではない。
 屋内に入るとまずは玄関間で、向かって左に扉口があり、向こうの部屋がのぞいています。玄関間も左の部屋も壁は上半が白く、下半は腰板でした。
 左の部屋に入ると、カメラは上から見下ろします。そこそこの広さで、客間か居間らしい。入ってきた入口を左奥として、一番手前は右上がりの階段、梁をはさんですぐ左にガラスのはまった扉となります。正面奥の壁には窓がある。向かって右、入口の正面には暖炉、その上にいくつも肖像画が掛けられていました。その内の一つ、学長夫人の肖像の前には白い薔薇が一輪置いてあります。
 奥に階段を見る位置に切り替わります。梁の向こう、階段は正面から奥へ、踊り場を経て左に折れていました。折れて左上がりになった部分の奥の壁には、緑を主にしたステンドグラスが見えます。また踊り場周辺や左下の壁は、風景を描いたセピアの壁画に覆われています。左下の壁にはさらに、上辺が右下がりに切れた黒っぽい扉がついていました。これはすぐに地下室への扉であることがわかります。随所に斑いり大理石の円柱がある。
 ここをシルエットの状態で降りてくるのが、学長の初登場となります。今回はうなったりせず、普通に白木を歓待します。ますますハマーの『吸血鬼ドラキュラ』(1958)に近づいたわけです。

 夜中に目覚めた白木にあてがわれた部屋には、黄薔薇の束が飾ってありました。
 廊下に出ると、出て来た扉は左、少し奥に進むと突きあたりです。白木は手前に進み、右へ曲がります。カメラはわずかに前進しつつでしょうか、左から右へ振られる。
 角からさらに奥へ廊下が続いています。突きあたりに窓が見える。その中間あたりで2~3段高くなっています。この廊下は天井がゆるく右に下がっており、梁からさらに右下の壁まで斜めに浮いた支え柱が配されています。この斜め梁は寮の廊下でも見られることでしょう。同じセットを模様替えしたのでしょうか?
 とまれ背を向けて奥へ進んだ白木は、切り替わると手前に向かってきます。右下がりだった斜め梁が左下がりになっている。『血を吸う人形』でも何度か見られたカットつなぎです。後に寮の二階廊下でも変奏されることでしょう。
 左手前の扉を開きます。割れた鏡が画面いっぱいを占める。部屋の奥にはフランス窓があってバルコニーに続いている。壁はタイルらしきもので飾られています。
 怖ろしい体験に気を失ない、白木は翌朝前の部屋で目覚めます。鏡に絵が映っており、左半に女性、右半にノイシュヴァンシュタイン城というものでした。どこかで見たような画風です。
 再び廊下行を反復します。その際斜め梁が影とつながってジグザグをなしていました。さらに奥の壁にも、斜め十字をなす窓の桟の影が落ちています。同じ廊下でも夜と朝で見え方が変わるという、好感を大いに呼び起こす点というべきでしょう。
 昨夜の部屋に入ると、割れ鏡の他に、大きな白薔薇が数本飾ってありました。

 主階段を降ります。下からのカメラが左から右下へ振られる。この時は踊り場が二つあったように見えました。
 階段の左下の壁の上辺右下がり扉が勝手に開きます。壁にはさまれた幅の狭い階段が下へ続いていました。『血を吸う人形』での地下への階段が思いだされるところです。おりると左へ折れ、すぐ鉄の扉にぶつかります。
 あけると手すりのついた踊り場で、すぐ右へ木の階段がおりていく。下は酒蔵でしたが、奥の幅広半アーチの手前に柩が安置されていました。

 約19分、寮の外観が映ります。ここも実物のようです。外からの寮の眺めは約39分のところでも映る。
 一階には舎監室があり、そのガラス窓の向こうにある階段で二階へ上がれます。上から階段が見下ろされると、途中で一度折れていました。
 あがった先は二階廊下で、壁は白、柱や扉は緑、床は板張りですが、やはり斜めの浮き梁があります。
 見回りの白木は廊下の手前右の部屋に入ります。行方不明になった野々宮敬子の部屋に他なりません。
 他方三人娘の一人杏子が廊下に出ると、床に白薔薇が落ちていました。また壁には垂直の柱の途中で斜めの線が左右に上昇するという影が落ちています。『白い肌に狂う鞭』(1963)の一齣が思いだされるところです。
 廊下の一方からの視角と反対側からの視角が切り換えられ、敬子の部屋に入っていきます。窓からは学長邸が見えます。
 白木の村訪問をはさんで、三人部屋への怪人の来訪、そして杏子が二階の階段をあがったところから欄干を超えて下へ落下します。『呪いの館 血を吸う眼』で吸血鬼に咬まれた娘が階段から落ちるというモティーフの繰り返しとなるわけです。下からの視角になった際には、壁に欄干の影、また階段右下には十字の影が落ちています。
 最後に「山の向こうの精神病院」から車で夜道を戻ってきた白木が、寮の階段を駆けあがることでしょう。


 冒頭の駅から学園までの道行きをのぞけば、学園の外はまず約30分、バスから白木がおり、下村の医院を訪れます。壁に白黒写真がたくさん貼ってありました。
 三人部屋の場面をはさんで、墓地、飲み屋と続きます。
 三人部屋への怪人来訪の一幕、刑事との学長邸の客間ないし居間訪問、吉井の地下室行、山並みのカットに続く赤く染まった現像室などをはさんで、約59分、白木は車を走らせ「山の向こうの精神病院」を訪ねます。門の木の看板には「…浜精神病院」とだけ見えます。面会先である島崎の部屋は薄暗く、奥行きがいやに強調されている。
 この他『呪いの館 血を吸う眼』同様、寮の周辺の林を寝着姿の娘が走ったりします。林が登場するのはほとんどが夜の場面なのですが、いささか暗すぎるように見えるのは手もとの録画のせいなのかどうか、とまれ前作前々作に続いて、シネスコの横長の画面の左右に人物が配されたりするのでした。


 終盤近く、屋内から地下室への階段は、途中で一度折れていることが再確認されます。そこから客間ないし居間に出て一暴れとなると、きっちり次期学長としての白木の肖像画が用意されていました。
 その間久美は主階段を登り、廊下を通って割れ鏡の部屋に入ります。また廊下に出ると向こうから白木が現われて落ちあう。二人で主階段を駈けおりる際には、壁に装飾的な欄干の影が落ちていました。
 かくしてクライマックスを迎え、事終われば能楽風の音楽が流れる中、生者二人が死者二人の姿に圧倒されたかのようなさまをもって、終幕となるのでした。


 タイトルからして本作は、ハマー・フィルムのドラキュラものだけでなく、『血とバラ』(1960)をも意識していたであろうことが察せられます。この点では『ÉMOTION 伝説の午後 いつか見たドラキュラ』(1967、監督:大林宣彦)や『HOUSE ハウス』(1977、同)、萩尾望都の『ポーの一族』(1972-76、2016~)にも連なることになるのでしょう。
 白木の講義の場面で、すでに吸血鬼に咬まれていた杏子の眼だけに、モノクロのロールシャッハ・テストのスライドに真っ赤な染みがひろがるという場面もさることながら、全篇を通じてまぎれこむ薔薇のイメージが『血とバラ』とのつながりを物語ります。ただしあちらでは吸血鬼に触れられた薔薇が色褪せていたのに対し、本作では白薔薇が赤く染まるという設定に変えられました。まずは学長夫人の肖像画の下の白薔薇に始まり、二階割れ鏡の部屋の白薔薇、寮の廊下の床に落ちていて杏子のくるぶしあたりを刺した白薔薇、その間白木と話していた久美が三人部屋に戻ってくると、杏子の枕元に白薔薇が一輪挿してありました。後にはこの白薔薇の棘で雪子が指を刺されます。林に学長を追ってきた雪子が咬まれると、どこにあるのか、白薔薇が赤く変じます。また刑事登場の場面でも赤薔薇が前にあった、などといった次第です。この他、駅の窓口の隣に薔薇ではないらしき赤い花、学長邸客用寝室に黄薔薇などが飾られていました。
 なお吸血鬼が生者と入れ替わるというモティーフも、『血とバラ』と共通します。細部に異同はあれ、類した設定は『血ぬられた墓標』(1960)や『ドラキュラ血のしたたり』(1971)、吸血鬼に限らなければ『怪談呪いの霊魂』(1963)などにも見られました。
 そうした中とまれ、学長邸は玄関から控えの間を介して客間、その奥の階段から二階へ、二階廊下は折れ曲がっており、また一階客間からは地下の酒蔵に通じています。寮も一階の舎監室前の階段を登って二階廊下へと、三部作第二弾ではやや少な目だった館成分が、第一弾ほどではないにせよ、そこそこ増量されているのは悦ばしいかぎりです。


 本作から25年を経て制作されたTV『学校の怪談 春のたたりスペシャル』(1999/3/30放映)中の第四話「呪われた課外授業」に少しだけ触れておきましょう。田中文雄が脚本、山本迪夫監督です。約1時間32分の番組の内、約1時間5分から29分までと、約24分の短尺で、お話を充分展開できたとはいいがたいのですが - 充分展開できないのを承知で無理矢理詰めこんだ気がしなくもありませんでした。それだけ何とかやりたかったということなのでしょうか -、「鬼里町」、「鬼里山」といった場所が舞台となり、〈鬼〉が200年前の転び伴天連と結びつけて伝説と化している点は、そのまま採用されています。加えて吸血鬼(市川染五郎)は黒衣に白マフラー姿です。
 ホテル(「東海園」)の夜の廊下が出てきたり、画面の左右で二人の人物を向かいあわせる構図も二度用いられますが、何より館が登場します。タイトル・バックでは夜の雷光とともに、森に埋もれるようにして、次いで約1時間15分、あらためて昼間の外観となります。二階建て、茶色の壁に屋根は緑で、しかし塔が聳えていました。これはミニチュアですが、木の柱に支えられた玄関ポーチと壁沿いはロケらしい。玄関扉のガラスは曲線の装飾桟つきで、壁は煉瓦積みです。地面より数段分高い裏口を見つけます。外側の煉瓦は濃い赤系、少し奥まった裏口付近の煉瓦は白く見えるのですが、後の場面からすると白いのは斜め格子の仕切りだったようです。石上執事(仲谷昇)に体よく追い払われるのですが、転校したクラスメート・不帰(フキイ)チアキ(黒須麻耶)が少し前に亡くなったと告げられる点は、『血を吸う人形』をもなぞっているわけです。
 教師一人(石丸謙二郎)を引率に、男子生徒二人、女子生徒二人からなる「大藪高校裏郷土史研究会」の内、夜になってチアキと付きあっていたらしきヒョウドウ少年と彼のことが気になるらしい少女が、館に忍びこみます。裏口から廊下を経て幅の狭いのぼり階段を俯瞰で、次いで二階廊下から扉を開ければチアキの部屋でした。鍵穴から揺れ椅子が見えるところも『血を吸う人形』同様です。部屋には脇にもう一つ扉があります。とまれけっこう豪華な屋内はどこかでロケしたのでしょうか?
 ゴシック・ロマンスの定道にのっとって最後に館は炎上するのですが、「ほら、皆が助けに来てくれた」という台詞と裏腹にと解するべきなのか、無表情な面々が道を進んでくるのでした。

Cf.,  ジョン・L・フリン、『シネマティック・ヴァンパイア 吸血鬼映画B級大全』、1995、pp.166-167/nos.142-144
* キャストや設定が変なことになっています


日本特撮・幻想映画全集』、1997、p.235

泉速之、『銀幕の百怪 本朝怪奇映画大概』、2000、pp.39-40、301

浦山珠夫、「血を吸うシリーズ」、『最恐ホラー大全【邦画編】』、2004、p.68
「山本((ママ))夫インタビュー」、同上、pp.70-71


篇中吉井によって暗誦されるボードレールの詩の別訳が、まず;

ボードレール、堀口大學訳、「吸血鬼」、『悪の華』(新潮文庫 黄6C)、新潮社、1953、pp.75-77

ボードレール、鈴木信太郎訳、「吸血鬼」、『悪の華』(岩波文庫 32-537-1)、岩波書店、1961、pp.102-104

原詩は;

Charles Baudelaire, "Le vampire", 1 juin 1855, Les fleur du mal, 1857/1861/1868

次いで;

堀口大學訳、「吸血鬼の轉身」、同上、pp.331-332

鈴木信太郎訳、「吸血鬼變身」、同上、pp.367-369


Baudelaire, "Les métamorphose du vampire", 1852, Les fleur du mal
 2017/10/09 以後、随時修正・追補
   HOME古城と怪奇映画など血を吸う薔薇 1974