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シンドバッド黄金の航海
The Golden Voyage of Sinbad
    1973年、UK・USA 
 監督   ゴードン・ヘスラー 
撮影   テッド・ムーア 
 編集   ロイ・ワッツ 
 プロダクション・デザイン   ジョン・ストール 
 美術   フェルナンド・ゴンサーレス 
 視覚効果   レイ・ハリーハウゼン 
    約1時間45分 
画面比:横×縦    1.66:1 * 
    カラー 

ケーブルTV で放映
* [ IMDb ]によると劇場版は 1.85:1

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 『シンバッド七回目の航海』(1958)に続いて15年ぶりとなったレイ・ハリーハウゼンのストップ・モーション・モデル・アニメーションによる、アラビアン・ナイトもの第2弾です。超自然現象は大いに起こりますが、怪奇映画とは言えますまい。前回同様この作品を取りあげるのも贔屓の引き倒しという気がしないではありませんが、ハリーハウゼンのシンドバッド連作には他の主題の場合以上に、おかしな建物が登場します。今回はいんちきインドということで、『バグダッドの盗賊』(1940)が思い起こされるところです。それに加えて、残念ながら通りすがり扱いではあるものの、スペインのマンサナーレス・エル・レアル(新)城でロケされています。ちなみに『七回目の航海』ではアルハンブラ、次回作『シンドバッド虎の目大冒険』(1977、監督:サム・ワナメイカー)ではペトラが登場しました。

 前作と本作の間にハリーハウゼンは、『ガリバーの大冒険』(1960、監督:ジャック・シャー、未見)、『SF巨大生物の島』(1961、監督:サイ・エンドフィールド)、『アルゴ探検隊の大冒険』(1963、監督:ドン・チャフィ)、『SF月世界探検』(1964、監督:ネイザン・ジュラン)、『恐竜100万年』(1966、監督:ドン・チャフィ)、『恐竜グワンジ』(1969、監督:ジェイムズ・オコノリー)と手がけてきました(後に続いたのは『虎の目』と『タイタンの戦い』(1981、監督:デスモンド・デイヴィス)の2本となります)。
 以上の作品群を踏まえた上で『七回目の航海』と本作を比べると、しかし、技術的な側面はさておき、いさかか潑溂さを減じているような気がしないでもない。演出の歯切れがもう一つなのは『バンシーの叫び』(1970)同様監督のゴードン・ヘスラーによるところもあるのかもしれません。上映時間が前回より17分増えたのも、締まりをよくしてはいますまい(『虎の目』では約1時間52分、『タイタンの戦い』は約1時間58分と、続く2本はさらに長くなる)。照明などによる画面設計が70年代のリアリズム風なのも無関係ではない(もっともこれは意図されたものだという、下掲『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.232 参照。また洞窟内は除く)。
 ただ特撮だけをとっても、前作のように人形がお日様の下で動き廻る場面が見られない点に加えて(個人的な好みでしかありませんが、怪獣映画や西部劇などなどのクライマックスは昼間であってくれた方がうれしい。特撮の場合とりわけ、夜や屋内という設定の方がコントロールしやすいのでしょうが)、後半の見せ場で活躍するケンタウロスやグリフォンが毛の生えた温血動物系なのも、齣撮り人形アニメ固有の時間ががくがくする感触と必ずしも合っていないのではないでしょうか(そんなことを言っては、ハリーハウゼンではありませんがウィリス・H・オブライエンの『キング・コング』(1933、監督:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードサック)はどうなるということになってしまいますが)。色も茶色系でした。前半のホムンクルスや中盤のカーリーを思えば、ハリーハウゼンの人形アニメには冷血で硬質な存在がよく似合う。ホムンクルスを除いて、今回登場する怪物たちがいずれも、やや手脚が短そうで寸詰まりに見えるのも関係しているのかもしれません。
 とはいえハリーハウゼンです。よしとしましょう。本人の視点からとはいえ、『レイ・ハリーハウゼン大全』第9章に製作の経緯は詳しく記されています。手短かに取りあげましょう。


 実質的な主役である悪役クーラ(トム・ベイカー)のイメージは『バグダッドの盗賊』(1940)に由来し(『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.228)、音楽がミクロス・ローザなのも同じ作品がらみでした(同、p.242)。脚本のブライアン・クレメンスは翌年ハマー・フィルムで『キャプテン・クロノス 吸血鬼ハンター』(1974)の脚本・監督をつとめています。今回のヒロイン、キャロライン・マンローも同作に出演しました。撮影のテッド・ムーアは続いて『虎の目』と『タイタンの戦い』に参加する他、先だっては007シリーズの『ドクター・ノウ』(1962、監督:テレンス・ヤング)や『ロシアより愛をこめて』(1963、同)他を手がけています。編集のロイ・ワッツも『虎の目』で続投する。プロダクション・デザインのジョン・ストールは『アラビアのロレンス』(1962、監督・デヴィッド・リーン)や『コレクター』(1965、監督:ウィリアム・ワイラー)で美術監督をつとめていました。ピーター・クッシング(カッシング)が出演した『スリラー・ゲーム/人狼伝説』(1974、監督:ポール・アネット)を手がけていたりもする。本作での美術監督フェルナンド・ゴンサーレスも『虎の目』と『タイタンの戦い』に参加する他、リチャード・レスターの『三銃士』(1973)および『四銃士』(1974)に携わっています。
 タイトル・ロールのジョン・フィリップ・ローには本サイトでは『バーバレラ』(1968)でお目見えしました。その片腕ラシッド役のマーティン・ショウは『マクベス』(1971)でのバンクォー役です。名もなく、最後近くまで仮面をつけたままの宰相を演じたダグラス・ウィルマーは『アルゴ探検隊の大冒険』で冒頭のみ登場の悪役の他、『バンパイア・ラヴァーズ』(1970)では冒頭と末尾近くに出てくるフォン・ハルトーク男爵役でした。さらに日本語字幕では「全知の預言者」、[ IMDb ]によると"The Oracle of all knowledge "と呼ばれる存在の声は、ロバート・ショウが当てたとのことです(『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.237 参照)。『ロシアより愛をこめて』の殺し屋はじめ、『スティング』(1973、監督:ジョージ・ロイ・ヒル)や『ジョーズ』(1975、監督:スティーヴン・スピルバーグ)などで顔馴染みの気がする俳優です。

 前回同様シンドバッドの船で幕を開けます。開幕早々、空を何やら蝙蝠型の翼のものが飛んでくる。それが運んでいた銘板を手にとると、シンドバッドは幻を見ます。雷つきの嵐に見舞われた際は、同様の悪夢を見る。
 約8分、マラビア Marabia の岸辺が見えてきました。シンドバッドはお先にと、海に飛びこんで泳いでいく。林でクーラとその従者(後に名がアクメドと知れます、タキス・エマヌエル)に銘板をよこせと因縁をつけられます。
 約11分、馬を奪って逃げだしたシンドバッドの向かう先、入江越しにマラビアの都が見えてくる。城壁の向こうにドームや塔が聳えています。これはエミリオ・ルイス・デル・リオによるマット画とのことでした(『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.232)。
 シンドバッドが城門に駆けこみ、クーラも追ってきますが衛兵たちがやって来たのを見て、魔法で城門の落とし戸を閉じます。シンドバッドは黄金仮面の宰相に出会う。城門はさほど大きなものではなく、その先の街路も幅が広くはありません。ただし賑やかです。


 約12分、クーラの城の外観がやや下から眺められる。鋸歯型胸壁をいただく城壁の角の1つが手前に来、左右に後退していく。角には塔が聳えていますがいずれも尖り屋根ではなく、上で少し狭くなってやはり鋸歯胸壁付きです。手前と左の塔は円塔、右奥の塔は六角形でしょうか。城壁手前の下方にも低い壁や円塔があり、この間に城門があるらしい。塔の上の方の壁には丸石が規則的に埋めこまれており、特徴となっています。マドリード州北部のマンサナーレス・エル・レアル(新)城 Castillo nuevo de Manzanares el Real にほかなりません(『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.233。→英語版ウィキペディアの該当頁。また『別冊みずゑ スペインの城』、1959、pp.3-9、45-46、54-55。太田静六、『スペイン・ポルトガルの古城 世界の城郭(新装版)』、1991/2010、カラー図版1、3、写真12-15、pp.19-22)。
 城の手前でクーラと従者が話します。何度か視角が変わる。クーラは魔法を使うとからだが老化してしまう。従者は心配します。なおこの後も従者はクーラの身を気遣い、とても悪漢には見えませんでした。


 市内の広場です。ここはパルマ・デ・マリョルカ島のヘネラリーフェ・パルマ宮殿 Palace Generalife, Palma, Mallorca で撮影されたとのことです(『レイ・ハリーハウゼン大全』、pp.232-233)。この名の宮殿についてはわからないでいるのですが、「ムーア様式を模した村に囲まれており」(p.233)とのことで、ムーア式城館(アルカーサル)に基づくというラ・アルムダイナ王宮 Palacio Real de La Almudaina のことでしょうか(英語版ウィキペディアの本作の頁ではそうなっていました。ラ・アルムダイナ王宮について→スペイン語版ウィキペディア該当頁)。
 広場を囲む建物へ広場から直接幅の広い階段がのぼっています。左手にも2階の高さの回廊が見える。階段の上、少し進んで数段あがり、そこから右へまた階段が続きます。こちらも1階分はあるようです。続いて中央に方形の池がある回廊を通りぬける。
 次に屋内です。手前のアーチの奥、数段あがって扉となる。扉を開くとすぐ、大きな岩を積みあげた壁が塞いでおり、中央部分だけ不規則に岩が抜いてありました。蜘蛛の巣がかかっています。
 不規則な開口部の中に入ると、すぐに左下がりの階段となります。視角が下の部屋からに切り替われば、階段が湾曲していたことがわかります。手前に低くゆるいアーチがかぶっている。
 アーチの手前へ進んだ先の部屋では、向かって左の壁で左右を柱にはさまれた凹みに円形の壁画が描かれています。その右の壁にも古びてよく見えない壁画の痕跡、そして図版でよく見かけるメソポタミアの人面有翼獅子像を真似た浮彫となる。
 この部屋に銘板の片割れがありました。合わせて3分の2、まだ完全ではない。銘板の影が円形壁画に重なると、それが海図であることにシンドバッドは気づく。クーラの有翼ホムンクルスがその様子をうかがっていました。


 約22分、広場を囲む2階回廊が半円アーケードであることがわかります。シンドバッドは路地に入る。尾行者がいました。誰何すると店の主人ハキムで、息子のハロウン(カート・クリスチャン、『虎の目』にも出演します)を船に乗せてくれという。断ろうとしたシンドバッドは、しかし酒を運んできた奴隷の手に幻で見たのと同じ、目を象った入墨があることに気づく。日本語字幕ではなぜかマリアンナとなっているマルギアナ(キャロライン・マンロー)でした。
 ちなみにマルギアナないしモルギアナは、『千夜一夜物語』中の『アリババと40人の盗賊』の登場人物です。個人的には山岸涼子の『アラベスク』(1971-75)が思いだされずにいません。

 約26分、出航です。目ざす先はレムリア島だという。クーラが雇った船も尾行してきます。
 約36分、〈霧の海域〉に入る。夜です。クーラの呪文でシンドバッドの船の船首像が動きだします。2m半ほどの身の丈でしょうか。ぎしぎし軋む音を立てる。舳先から引きはがした痕が背中に残っていて痛々しい。若干の活劇の後、海図を奪って海に飛びこみます。
 魔法を働かせている間もクーラは苦しそうで、終わると文字どおり老けこみます。闇の悪霊たち Demons of Darkness に力を借りる代償とのことですが、割に合うとは思えないその苦闘ゆえ、クーラこそが本作の実質的な主役と見なせるかもしれません。従者は大いに心配します。
 約46分、あっさりレムリアの島影が見えてきます。


 約47分、クーラが有翼ホムンクルス2号を創造します。マンドレイクの根にわずかな薬、そして自分の血が材料だという。誕生した2号は1号と少し色味が違うでしょうか。生まれたての2号が示す身振りの表情の豊かさは、ある意味で本作におけるハイライトかもしれません。『地球へ2千万マイル』(1957、監督:ネイザン・ジュラン)の金星竜が思い起こされもしますが、動きだした2号を見つめるクーラと従者の姿はまた、『フランケンシュタインの花嫁』(1935)でのプレトリアス博士の実験室を連想させなくもない。

 約51分、島の入江に渡し舟で上陸します。奥の崖には目を閉じた巨大な顔、その左に群像の浮彫が刻まれている。さらに左に紡錘形の建物が2つ建っています。入江の手前にも円形屋根が3つ見える。いずれもインド風ということなのでしょう。『レイ・ハリーハウゼン大全』、pp.234-235 に掲載された図版2点も参照ください。
 先には崖にはさまれた谷があり、『7回目の航海』が思いだされましたが、実際同じマリョルカ島のトレンテ・デ・バレイス川で撮影されたとのことです(『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.233)。
 いつの間にやら山道を進んでいます。向かいの山腹にも巨顔が刻まれている。クーラと従者も上陸、つけてきます。
 森に入ると人影が見える。追うと約55分、岩の上にエレファンタ島の三面シヴァ像を思わせる多面像が聳えていました。右下には坐像、その右にも上に坐像を戴いた小塔が見える。「多くの顔のある寺院 Temple with many faces」とのことです。
 台座状の岩に入口がありました。左右を少し斜めになった石積み柱にはさまれたその幅は広くありません。
 中は鍾乳洞です。ここも『7回目の航海』と同じマリョルカ島のアルタ洞窟で撮影されました(『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.233。また p.236 にキー・ドローイングが掲載)。赤、青、緑の照明が当てられています。
 入口から右下がりの湾曲階段がおりていく。さらに下に丸井戸がある。黒フードに黒マントの「番人 guardian」が寄りかかっています。井戸の縁の上面には何やら記号が刻まれている。
 井戸から火の玉が湧き上がったと思ったら、4つ角のある山羊人間の頭部に変じます。喋る間に口だけのアップになったりする。北へ行け、多くの手をもつ女神の地に第3の銘板があると告げます。
 クーラが入口を爆破、多面像も崩れ落ちます。
 かなり高い天井に丸い穴が開いていました。地上部分は下に膨らんで丸まる井戸風です。ロープをかけてよじ登ろうとすると、有翼ホムンクルス2号が襲ってきます。


 夜の岩山です。クーラと従者が緑色族に取り囲まれる。徒歩で行き着ける距離なわけです。
 約1時間8分、緑色族の寺院に着きました。地面から10段ほど幅の広い階段をのぼると、左右に柱廊が伸びている。太い円柱が何本か、石の梁を受けています。円柱の台座は方形です。列柱の少し奥にギザギザ半円アーチがのぞいている。
 切り替わると右からの眺めになり、梁の上が直接山の岩肌につながっていることがわかります。岩山を刳りぬいた石窟寺院ということらしい。また左に伸びた柱廊は、やはり岩の崖にぶつかる。崖は柱廊と直角に伸び、壁龕が穿たれて巨大な坐像を擁している。『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.235 に図版が載っています。


 約1時間9分、方形扉の奥からの視角に換わると、扉口の向こう左から一行が入ってくる。扉口の左右、少しあけて手前に巨柱が控えています。一行は扉口をくぐると右へ進む。
 巨柱は上が丸みを帯び、その上に丸石状のものを載せて梁を支えています。奥へ並んでいますが、右手でも列をなしていました。突きあたりで10段ほど上り、その上に輪の中で踊る神の像が据えてある。図版などでよく見かけるのは舞踏の王(ナタ・ラージャ)ことシヴァ神かと思いますが、ここではカーリー女神とのことです。六臂で青紫を帯びている。クーラが試験管のようなものを投げつけると動きだします。シタールか何かの旋律が鳴り、踊りだす。終始がに股ですが、それで2m強ほどでしょうか。
 約1時間14分、シンドバッドたちが到着します。クーラと一対一で勝負をつけようとするも、クーラは剣をカーリーに投げる。カーリーが一本の腕で受けとるや、他の5本の腕もそれぞれ剣を手にしているのでした。これはなかなかかっこうがいい。続いて見得を切るのもさまになっています。チャンバラが始まります。『レイ・ハリーハウゼン大全』、pp.236-237 の図版も参照ください。
 奥に右上がりの階段があり、のぼると中2階歩廊が左へ伸びている。こちらにもずんぐり柱がありますが、天井は同じなので高さが半分ほどになっています。手前にエジプトのベス神を思わせる神像がこちら向きで配されている。『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.226 に掲載されたキー・ドローイングでもこの神像は描かれていました。
 カーリーは中2階から落ちてばらばらになります。その中に3つ目の銘板がありました。すかさず従者と緑色族が現われます。岩壁に緑の光があたっている。〈運命の泉〉は近くにあるという。


 クーラと従者は寺院の外へ出ます。従者は船に戻される。忠実な従者とのお別れです。
 他方寺院の中ではシンドバッドの首が刎ねられようとしている。しかし突きだされたマルギアナの手のひらに目の入墨を見た緑色族は、彼女を吊り籠に乗せ大きな竪穴の底におろします。そこには大きな横穴が開いており、約1時間22分、パッカパッカと蹄の音が聞こえてくる。一つ目ケンタウロスの登場です。マルギアナを連れ去ります。
 シンドバッドは宰相に黄金仮面を外すよう頼む。焼けただれた素顔を見た緑色族がひるんだ隙に、一行は竪穴をおり横穴に入ります。
 クーラが岩山をのぼる一方、シンドバッドはまたしても巨大鍾乳洞にやって来ました。またしても緑、赤、青、紫の光が射している。マリョルカ島のアルタ洞窟再びであります。
 クーラは入口を見つけ、鍾乳洞に入ってくる。狭い開口部を経て巨大な広間にたどり着きます。数段のぼった上にストーン・ヘンジがありました。中央で泉が吹きだしている。上からは金色の何かが垂れ下がっています。〈運命の泉〉です。『レイ・ハリーハウゼン大全』、p.239 の図版を参照ください。洞窟の地図も載っています。
 シンドバッドがマルギアナを見つけ、〈運命の泉〉まで来ると、クーラは若返っていました。横穴から一つ目ケンタウロスが出てきます。棍棒を手にしている。約1時間33分、別の横穴から何やら吠え声が聞こえてきます。グリフォンの登場です。一つ目ケンタウロスとグリフォンの対決、クーラの一つ目ケンタウロスへの加勢、勝ち残った一つ目ケンタウロスとシンドバッドたちとの戦い、〈暗黒の盾〉によって透明化したクーラとシンドバッドの決闘と続くのでした。

Cf.,  レイ・ハリーハウゼン/トニー・ダルトン、矢口誠訳、『レイ・ハリーハウゼン大全』、2009、pp.225-244:「9 伝説への帰還」
 2016/6/22 以後、随時修正・追補
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