ミケランジェロ《聖家族(トンド・ドーニ)》1503-04

ミケランジェロ・ブオナロティ(1475-1564)
《聖家族(トンド・ドーニ)》
1503-04年
テンペラ・板
直径120cm
ウフィッツィ美術館


Michelangelo Buonarroti
Tondo Doni
1503-04
Tempera grassa su tavola
d. 120cm
Galleria degli Uffizi, Firenze


* 細部
ミケランジェロ《聖家族(トンド・ドーニ)》1503-04(部分)
Cf., 若桑みどり編、ミケランジェロ リッツォーリ版 世界美術全集 4』、集英社、1974、pl.1 pp.91-92 / cat.no.8

ハワード・ヒバード、中山修一・小野康男訳、『ミケランジェロ』(叢書・ウニベルシタス)、法政大学出版局、1986、pp.67-70、p.383/図33

中江彬、「ミケランジェロ作『ドーニの聖家族』の背景について」、『大阪府立大学紀要(人文・社会科学)』、vol.36、1988、pp.1-17

アンソニー・ヒューズ、森田義之訳、『岩波 世界の美術 ミケランジェロ』、岩波書店、2001、pp.90-96(p.91/図60)
おまけ  ダグラス・アダムス、安原和見訳、『長く暗い魂のティータイム ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所』(河出文庫)、河出書房新社、2018
 に次のくだりがありました;


「しまいにそうかと思いついたのが、ミケランジェロの『聖家族』で聖家族の背後に固まって立っている数人の裸の男たちだった。ミケランジェロが気が向いたから描いたという以外には、そこにいる理由がまったくなさそうな連中だ」(10章、p.117)。
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