《片輪車蒔絵螺鈿手箱》平安時代、12世紀

《片輪車蒔絵螺鈿手箱》
平安時代、12世紀
木製漆塗
縦22.4 x 横33.3 x 高13.0 cm 
東京国立博物館


Tebako (cosmetic box).  Design of wheels half-submerged in stream in maki-e lacquer and mother-of-pearl inlay
Heian Period, 12th century
lacquered wood
L. 22.4 x W. 30.6 x H. 13.5 cm
Tokyo National Museum

Cf., 衛藤駿、「平安朝工芸のシンボリズム 流水片輪車螺鈿蒔絵手筥」、『絵画の発見 〈かたち〉を読み解く19章』(イメージ・リーディング叢書)、平凡社、1986、pp.201-208、口絵10

鶴岡真弓、『装飾する魂 日本の文様芸術』、平凡社、1997、pp.201-213:「第12章 車」

須藤弘敏、「荘厳と寓意 - 流水片輪車蒔絵螺鈿経箱をめぐって」、『講座 日本美術史 2 図像の意味』、東京大学出版会、2005、pp.141-167

伊藤哲夫、『器財の意匠 - 器物文様 日本の美術 No.517』、ぎょうせい、2009.6、pp.62-63/第84図

河上繁樹、「片輪車をめぐる文様史」、『人文論究』、69巻3/4号、2020.2.20、pp.1-24 [ < 関西学院大学リポジトリ
Permalink : http://hdl.handle.net/10236/00028805



 Cf.cf.,

江上綏、『日本の美術 No.278 装飾経』、至文堂、1989、p.75/第115図、p.79、およびp.10/第13図(『扇面法華経冊子』 巻第六)、p.74/第113図(同、別の部分)・第114図(『和漢朗詠集(葦手朗詠集)』)

河上繁樹、「『和』の表象としての服飾模様」、『美術フォーラム21』、vlo.41、2020.5:「特集 図像の誕生と伝播」、pp.24-29 中の pp.28-29
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