マイアー『逃げるアタランテ』、寓意画Ⅷ〈卵を取り、炎の剣でこれを打て〉 1618
寓意画Ⅷ〈卵を取り、炎の剣でこれを打て〉
Emblema VIII : "Accipe ovum & igneo percute gladio"

マイアー『逃げるアタランテ』、寓意画XXVII(鍵なくして哲学者の薔薇園に・・・〉 1618
寓意画XXVII(鍵なくして哲学者の薔薇園に入らんとする者は、足なくして歩かんとする人のごとし〉
Emblema XXVII : "Qui Rosarium intrare conatur Philosophicum absque clave, assimilatur homini amblare volenti absq[ue] pedibus"

ミヒャエル・マイアー(1566/68-1622)
『逃げるアタランテ』
1618年


Michael Maier, Atalanta fugiens
1618

Cf., スタニスラス・クロソウスキー・デ・ロラ、磯田富夫・松本夏樹訳、『錬金術図像大全』、平凡社、1993、p.82 / pp.89、pl.37、p.113、no.37 / p.98、pl.56、p.117

ヨハンネス・ファブリキウス、大瀧啓祐訳、『錬金術の世界』、青土社、1995、p.474/図343、p.476

M.マイアー、大橋喜之訳、『逃げるアタランタ 近世寓意錬金術変奏譜』、八坂書房、2021、pp.88-95:「エンブレム Ⅷ 卵を取り、火の剣で打て」、pp.244-251:「エンブレム XVII 賢者の薔薇園に鍵も持たずに入ろうとする者は、脚なしに歩みを進めようとする者に等しい」

池上英洋、『錬金術の歴史 秘めたるわざの思想と図像』(創元世界史ライブラリー)、創元社、2023、p.197
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